最終更新日：2025.09.03
クラウドエンジニアは「やめとけ」ではなくむしろおすすめ！理由や転職のポイントまで解説
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら！
- クラウドエンジニアはやめとくべき？
- クラウドエンジニアはやめとけといわれる理由は？
- クラウドエンジニアをやめとくべき人は？
クラウドエンジニアについて調べていると、「やめとけ」という意見を目にします。
確かに、未経験の方がいきなりクラウドエンジニアを目指すのは簡単ではありません。ネットワーク、サーバー、セキュリティなど、幅広い知識が必要となるためです。
しかし、その難易度に見合う高い将来性と市場価値があり、今最も注目されている職種の一つです。
記事の要約
本記事では、クラウドエンジニアに興味がある方に向けて、クラウドエンジニアの実態や、なぜ「やめとけ」といわれるのかについて解説します。
1.【結論】クラウドエンジニアはおすすめ
結論から言えば、クラウドエンジニアはおすすめの職業です。その理由を解説します。
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1-1.安定性が高く高年収を実現可能
クラウドエンジニアは、高い収入を得ることができる安定した職業です。
近年、DXの加速に伴い、クラウド上でITインフラを構築・運用したいという需要が急増しています。実際、私たちが普段使っているスマホアプリや電子サービスもクラウド技術を利用して運用されています。
クラウドの導入企業は年々増加しており、クラウドを構築・運用できる人材の需要が高いです。しかも現在はクラウドエンジニアが足りていないので、どの会社も採用を積極的に進めています。
収入面では、経験を積むことで年収1000万円以上も狙える職種です。クラウド環境の構築や運用には高度な専門性が必要なので、スキルに応じた報酬が期待できます。
以上のことから、クラウドエンジニアは安定性と高収入が魅力で、おすすめの職種といえます。
1-2.リモートワークのしやすさ
クラウドエンジニアの魅力として、リモートワークのしやすさが挙げられます。クラウドの構築・運用は、インターネット経由でアクセス・管理するため、場所を問わず業務が可能です。
リモートワークによって通勤時間の削減によってプライベートな時間を増やせるので、ワークライフバランスを重視したい方におすすめの職種です。
2.クラウドエンジニアはやめとけといわれる理由3選
なぜクラウドエンジニアはやめとけといわれるのか、3つの理由を解説します。
- 前提としてインフラ未経験には難しい
- 未経験で入れる案件が少なくキャリアアップがきつい
- クラウドエンジニアを騙ったウソの求人がある
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2-1.前提としてインフラ未経験には難しい
前提として、インフラエンジニア未経験の方、ましてやIT業界未経験の方にとって、クラウドエンジニアへの転職は難しい職種です。
クラウドエンジニアの業務は、ネットワークやサーバー、データベース、セキュリティなどのスキルが必要です。ネットワークやサーバーセキュリティに関する知識、クラウドの実装方法など、初心者が理解するには時間がかかります。
これらの知識を身に付けるには、インフラエンジニアの実務経験が3年程度必要です。そのため、IT業界未経験の方がいきなりクラウドエンジニアを目指すのは難しいといえます。
2-2.未経験で入れる案件が少なくキャリアアップがきつい
クラウドは企業にとって重要なインフラであり、障害が事業に与える影響も大きいため、多くの企業が即戦力となる経験者を必要としています。
そのため、未経験者向けの求人は非常に限られています。たとえクラウドの基礎知識や資格を持っていても、実務経験がないと採用に至らないケースが多いのが現状です。
クラウドエンジニアの業務は難易度が高く、未経験の方が配属されても十分な教育体制が整っていない企業もあります。
せっかく転職してもスキルアップの機会が得られず、キャリアが思うように進まないというリスクも存在します。このリスクが、未経験から始めるのが難しく、「やめとけ」といわれる理由のひとつです。
2-3.クラウドエンジニアを騙ったウソの求人がある
市場には、クラウドエンジニアと称しながら、実際は違う仕事の求人があります。人手不足を背景に、魅力的な職種で人を集めようとする企業があるからです。
求人では「クラウドエンジニア」と謳っていても、実際はヘルプデスクや監視作業が中心だったり、コールセンターや家電量販店などに派遣したりする企業があります。
このような求人に応募してしまうとスキルアップができず、時間を無駄にします。
特に未経験の方は、求人の真偽を見極めることが難しく、騙されて入社してしまうケースもありがちです。このような状況から、「クラウドエンジニアはやめとけ」という意見が出てくることもあるのです。
3.未経験からクラウドエンジニアの目指し方
未経験からクラウドエンジニアになる流れは、以下のとおりです。
- 未経験の方はインフラエンジニアに転職
- インフラエンジニアとして経験を積む
- クラウド関連の資格を取得
- クラウドエンジニアにキャリアチェンジ
まずは、未経験でも挑戦しやすいインフラエンジニアとしてキャリアをスタートさせることをおすすめします。インフラエンジニアとしての基礎を固めることで、クラウド技術への理解も深まるからです。
特に重要なのは、物理的なサーバーを用いてインフラを構築・運用するオンプレミスでの経験です。
オンプレミスのスキルとクラウドのスキルが備わっていないと、業務で用いられる技術の理解度が足りず、苦戦する可能性があります。次に、以下のクラウド資格を取得するのがおすすめです。
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- Microsoft Azure Administrator
ここまでステップアップしてきたら、社内でクラウド案件に関われる機会を狙うか、クラウドエンジニアとして転職するかを選びます。
このように段階を踏んで着実にスキルアップすることで、未経験の方でもクラウドエンジニアへの転向は十分に実現可能です。
ユニゾンキャリアではエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。
IT業界に精通した転職キャリアアドバイザーが、あなたの状況に合わせてクラウドエンジニアになる方法をお伝えします。「完全無料」でサポートしますので、まずはお気軽にご相談ください。
4.クラウドエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴
クラウドエンジニアに向いている人・向いていない人の特徴を解説します。
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4-1.クラウドエンジニアに向いている人
クラウドエンジニアに向いている人には、いくつかの共通点があります。
まず、技術の進化に対する好奇心を持ち、常に新しい知識を吸収する意欲・継続力がある人です。クラウド技術は日々進化しており、継続的な学習が必要だからです。
また、論理的思考力が高く、複雑な問題を整理して解決できる人も向いています。クラウドシステムは多くの要素が絡み合っているため、課題の本質を見極めて適切な解決策を導き出す能力が重要です。
さらに、コミュニケーション力を活かしてチームで協力できる人も、クラウドエンジニアとして活躍できる可能性が高めです。
4-2.クラウドエンジニアに向いていない人
一方で、クラウドエンジニアに向いていない人もいます。
技術の変化に対する適応が苦手な人や、新しいことを率先して学習することに抵抗がある人は、クラウドエンジニアに向いていません。
クラウド技術は常に進化しており、恒常的な学習が欠かせないためです。
また、複数の作業を同時に進めることが苦手な人や、納期に対するプレッシャーに弱い人も注意が必要です。
クラウドエンジニアは複数のプロジェクトを並行して担当することも多く、ときにはトラブル対応で急な残業が発生することもあります。
自分のペースを保ちながら仕事を進めたい人には、厳しい環境だといえます。
5.インフラエンジニアからクラウドエンジニアへの転職方法
インフラエンジニアからクラウドエンジニアへの転職方法を紹介します。
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5-1.クラウド関連資格を取得
クラウドエンジニアへの転職を考える際、AWS認定やAzure認定などのクラウド関連資格の取得は必要です。多くの企業が採用条件として、これらの資格保有を明記しているためです。
資格取得は、クラウド技術に関する知識があることを客観的に証明できます。特に取得しておきたい資格は、「AWS」や「Microsoft Azure」、「Google Cloud」の認定資格です。
これらの資格を取得していると、クラウドの設計・運用に関する知識を習得していることを証明できるので、転職市場での評価が高いです。
5-2.自分の担当業務を棚卸ししておく
クラウドエンジニアへの転職を成功させるためには、これまでのインフラエンジニアとしての担当業務を棚卸しすることが大切です。
担当業務の棚卸しによって自分のスキルを可視化できるので、企業が必要とするスキルを持っているのか確認できます。
もしスキルが不足しているのであれば、実務経験をさらに積んでください。どんなスキルが足りないか確認できたはずなので、あとは転職に必要な経験を積むだけです。
十分なスキルを持っていることが分ければ、書類選考に通る可能性があるので、転職活動を始めるのに必要な条件がそろったといえます。
担当業務の棚卸しは定期的に行うことによって、どんな実務経験を積む必要があるのか、もし実務経験を積めないのなら資格取得で補えないのか把握できます。
6.クラウドエンジニアへの転職はユニゾンキャリア
クラウドエンジニアは「やめとけ」といわれることもありますが、その理由は転職難易度の高さにあります。もし、クラウドエンジニアになれるだけのスキルや経験があれば、高年収が期待できるおすすめの職種です。
「インフラ領域の経験を積んで、クラウドエンジニアに挑戦したい」「未経験だけどクラウドエンジニアになりたい」と考えている方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。
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6-1.クラウドエンジニアの転職成功事例①
成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけを教えてください！
インフラエンジニアとして、上流の仕事にキャリアアップしたいという思いがあったからです。
実際、キャリアアップのために、業務の空き時間などを使って資格の勉強を進めていました。
ただ、上流工程に携われる現場の空きがなかなか出なかったこともあり、キャリアアップ出来ない状況が続いていて…
このまま足踏みし続けるのも違うかな、と思ったので転職に踏み切ることにしました！
転職活動を進めていくなかで、不安だったことは何かありますか？
エンジニア経験者としての転職だったので、専門的な内容についての質問にしっかり答えられるかが一番不安でした。
実際、転職に向けてインフラ関連の資格をいくつか取得しましたが、詳しい内容について聞かれたら…と考えると、正直自信がなかったんです。
転職活動の結果はいかがでしたか？
ユニゾンキャリアさんを通じて3社に応募して、2社から内定をいただきました。面接を受けはじめてから2～3週間ほどで内定に至れたため、かなりスムーズに進められたと思います。
入社を決めたのは、社員全員がインフラエンジニアとして働いている会社です！
「ここなら自分のキャリアアップに最適だな」って感じました。
結果として、年収も80万円ほどアップすることになり、本当に満足しています。
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6-2.クラウドエンジニアの転職成功事例②
成功者インタビューより
ー転職活動を始める前はどんなお仕事をされていましたか？
高校卒業後、整備士の仕事をしておりました。その後、飲食店でホールスタッフを務めた後に、ITエンジニアになりました。今まで、ITエンジニアになるということは自分の選択肢になかったので、まったくの未経験からのスタートなんです。
ー転職活動時に不安だったことはありますか？
IT業界は完全未経験で、PCすら全く触ったことがなかったので、不安しかなかったです。開発とかインフラも何が何だか分からない状態で、そもそも何が分からないのかも分からない状態でした。そんな状態だったので、どんな企業を選べばいいのか判断もつかず…ユニゾンさんに教えてもらってはじめて、IT業界のことを知りました。あのまま何も知らずに転職活動を続けていたら、ITエンジニアになれていなかったかもしれません…。
ーぶっちゃけ、年収は上がりましたか？
だいぶ上がりましたね、100万近く上がってます。もともと稼げる職業に就きたかったのでとても嬉しいです。
ユニゾンキャリアでは、転職相談から内定後のサポートまで「完全無料」で提供しています。
転職に関する悩みをお持ちの方は、電話や対面、メール、オンラインなど、お好きな方法でご相談ください。
