

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- クラウドエンジニアってどんな仕事?
- クラウドエンジニアの仕事内容を詳しく教えて!
- クラウドエンジニアとインフラエンジニアの違いは?
ITエンジニアにとって、クラウド技術は欠かせないスキルのひとつです。
オンプレミスだけでITインフラを構築することのほうが珍しいので、クラウド技術を持っているエンジニアの市場価値は高まります。
そんなクラウドに特化してエンジニアは、実際にどのような仕事を行っているのでしょうか。
本記事では「クラウドエンジニアへの転職を考えている方」を対象に、仕事内容と必要なスキルについて解説します。
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1.【概要】クラウドエンジニアの仕事内容

クラウドエンジニアの仕事内容は、「上流工程」と「下流工程」の2つに分けられます。
各工程の仕事内容を解説します。
1-1.クラウドエンジニアの上流工程
クラウドエンジニアの「上流工程」は、ビジネス要件にもとづいてクラウド環境の全体像を策定し、作成した設計書をもとに構築・導入する仕事です。
もっと噛み砕いて表現すると、上流工程の仕事内容は家を建てるときの流れと似ています。
設計図をつくるときは家族の要望を聞いてから土地や予算、間取りを決め、すり合わせができたら工事に入ります。
この流れをクラウドエンジニアの仕事内容に落とし込むと、以下のとおりです。
- 企画・要件定義
- 基本設計・詳細設計
- クラウド環境の構築
- セキュリティガバナンスやバックアップ戦略の立案
- IaC(Infrastructure as Code)による自動化戦略の検討
上流工程は、クラウド環境の「設計図」を描く重要なプロセスです。
作業漏れやミスは後工程に大きく影響し、やり直しを招く恐れがあるため、慎重さと高度な知識・スキルが欠かせません。
特に、企画や要件定義はプロジェクトの根幹であり、経験豊富なプロジェクト責任者が担当することが一般的です。
1-2.クラウドエンジニアの下流工程
クラウドエンジニアの「下流工程」ではクラウド環境の監視・運用・保守を行い、システムの安定稼働を支えます。
下流工程を分かりやすく表現すると、自宅のメンテナンスです。
例えば、トイレの水漏れが起きたら、水道修理のプロに直してもらって、生活に支障をきたさないように対応します。
このようなトラブル対応をイメージしてもらえると、下流工程の仕事内容が分かりやすくなります。
主な業務は以下のとおりです。
- クラウド環境の監視・運用
- パフォーマンス最適化
- ログ解析
- 障害・トラブル対応
- セキュリティアップデート
- IaCツールを活用した運用効率化
クラウド環境は24時間365日安定して稼働するよう、継続的な管理が必要です。
担当者はクラウドサービスプロバイダーやSaaS型の監視ツールを活用して、クラウド上で動作するシステムやリソースの状態を確認します。
障害やトラブルが発生した場合は迅速に対応し、クラウド環境の安定性を確保します。
2.クラウドエンジニアとインフラエンジニアの違い
クラウドエンジニアとインフラエンジニアはどちらもITインフラを担当しますが、専門分野や必要なスキル、働き方に違いがあります。
インフラエンジニアはオンプレミス環境でサーバーやネットワーク、データベースなど幅広い領域を扱うのが特徴です。
クラウドエンジニアは「AWS」や「Azure」、「GCP」といったクラウドプラットフォームに特化し、クラウド環境の設計・構築を行います。
ITインフラの知識に加え、クラウド特有の技術や高度なシステム設計力、プログラミングスキルなど幅広い能力が必要です。

働き方に関して、インフラエンジニアは物理的な設備管理を行うため現場作業が中心です。クラウドエンジニアはリモートワークが可能で、柔軟な働き方ができます。
クラウドエンジニアはITインフラの基礎知識を土台に、より専門的で創造的なスキルが必要な上位職種です。
IT未経験者はインフラエンジニアからスタートすることで、クラウドエンジニアへのステップアップがスムーズになり、キャリアアップや年収アップを目指せます。
3.クラウドエンジニア特有の仕事内容の種類
クラウドエンジニア特有の仕事内容を8つの種類別に解説します。
- AWSを扱うクラウドエンジニアの場合
- Azureを扱うクラウドエンジニアの場合
- Google Cloudを扱うクラウドエンジニアの場合
- Salesforceを扱うクラウドエンジニアの場合
- DevOpsエンジニアの場合
- クラウドセキュリティエンジニアの場合
- クラウドアーキテクトの場合
- AIなど最新技術を扱う場合
3-1.AWSを扱うクラウドエンジニアの場合
「AWS」はAmazonが提供する世界シェアNo.1のクラウドプラットフォームで、EC2やS3、Route53など100種類以上のサービスがあります。
AWSを扱うクラウドエンジニアは様々なサービスを組み合わせ、企業の要望に応じたシステム基盤を設計・構築・運用する仕事です。
「CloudFormation」というIaCツールを使ったリソースの自動構築やサーバーレス技術を活用した運用効率化も行います。
AWSの多様なサービスを駆使し、コストと性能を両立させた柔軟でスケーラブルなクラウド環境を構築することで、企業の成長を支えています。
参照:総務省-クラウドサービス
3-2.Azureを扱うクラウドエンジニアの場合
「Azure」を扱うクラウドエンジニアは、Azureの特性を活かして企業ニーズに合わせた安定性の高いクラウド環境を提供します。
Azureの特徴は、オンプレミスやMicrosoft製品との親和性が高いことです。
例えば、Officeアプリケーションのクラウド版である「Microsoft365シリーズ」との連携に強く、業務アプリケーションのクラウド移行が容易です。
また、既存の社内システムと連携した、ハイブリッドクラウド環境を構築しやすくなっています。
Azureを扱うクラウドエンジニアはMicrosoft製品との連携を中心に、クラウド移行や構築、運用を牽引しています。
3-3.Google Cloudを扱うクラウドエンジニアの場合
「Google Cloud」を扱うクラウドエンジニアはGoogleのサービスを活用して、セキュリティと安定性に優れたクラウド環境の設計・構築・運用を行います。
Google Cloudは、データの分析・処理やAI・機械学習に強みがあります。
例えば、膨大なデータを超高速で解析するデータウェアハウスや機械学習モデルの効率的なトレーニング環境の構築が容易です。
クラウドエンジニアは、最先端技術を駆使して企業のデータ活用やAI導入を支援することで、ビジネス革新に貢献します。
3-4.Salesforceを扱うクラウドエンジニアの場合
「Salesforce」とは、営業支援(SFA)や顧客管理(CRM)など様々な機能を組み合わせて使えるクラウド型のビジネスアプリケーションです。
クラウドエンジニアは顧客のニーズをヒアリングし、必要とするシステムの要件定義と導入支援を行います。
Salesforce独自のプログラミング言語であるApexを使った機能のカスタマイズや既存システムとの連携も担当し、最適な業務環境を実現します。
システム導入後の運用サポートやトラブル対応も大事な業務です。
Salesforceに特化したクラウド環境構築により、企業の安定した営業活動を支えています。
3-5.DevOpsエンジニアの場合
「DevOpsエンジニア」はシステムの開発と運用の連携を取り持ち、開発ライフサイクルの自動化・高速化・全体最適を実現する職種です。
ITインフラやクラウドの知識・スキルに加え、システム開発と運用に関する知識、高いコミュニケーション力が必要とされます。
具体的には、以下の業務を行います。
- コンテナ技術を使った環境に依存しないシステム基盤の構築
- IaCツールを用いたITインフラ構築の自動化
- CI/CDパイプラインの構築・運用
- クラウド環境の監視と改善
DevOpsエンジニアは開発チームと運用チームの橋渡し役、もしくは統括的な立場でシステムの安定稼働と継続的な改善を担います。
3-6.クラウドセキュリティエンジニアの場合
「クラウドセキュリティエンジニア」は、クラウド環境におけるセキュリティの専門家です。多層的な防御体制の仕組みを構築し、安全なクラウド環境の実現に取り組みます。
主な業務は以下のとおりです。
- セキュリティを考慮したクラウド環境の設計・構築
- リスク評価と脆弱性診断
- セキュリティインシデント対応と再発防止策の策定
- クラウド環境のセキュリティ監視と分析
- セキュリティポリシーとベストプラクティスの策定
- 最新の脅威に対応したセキュリティ強化や継続的な改善
これらの業務を通じて、企業の情報資産をサイバー攻撃から守る重要な役割を果たします。
3-7.クラウドアーキテクトの場合
「クラウドアーキテクト」は企業のビジネス戦略にもとづいて、クラウド環境全体の設計を行う司令塔的存在です。
ビジネス要件と技術的な制約を考慮し、最適なクラウド基盤の設計指針を策定します。
主な仕事内容は以下のとおりです。
- クラウド環境全体の設計
- コスト・性能・可用性のバランス最適化
- セキュリティやガバナンスを考慮した設計方針の策定
- クラウドの導入計画策定
- 長期的な成長戦略の立案
コスト削減や生産性向上に向け、技術的な側面だけでなくビジネス全体を見据えたクラウドの有効活用を推進します。
クラウド導入の成功に欠かせない存在です。
3-8.AIなど最新技術を扱う場合
AIやビッグデータなどの最新技術を扱うクラウドエンジニアは、業務効率化や新たなサービス創出を担います。
具体的な仕事内容は以下のとおりです。
- AIプラットフォームを活用した機械学習モデル開発
- AIとビッグデータ解析による業務自動化や新たなサービスの開発
- サーバーレス技術やコンテナ技術を活用したスケーラブルなクラウド環境構築
これらの業務を通じて、データにもとづいた意思決定を支援し企業の競争力アップに貢献します。
最新技術とクラウド技術を組み合わせ、革新的なソリューションを生み出すクラウドエンジニアは、次世代の技術者として注目されている存在です。
4.クラウドエンジニアの仕事内容を理解し面接でアピール!
面接では、クラウドエンジニアの仕事内容や役割を質問されるケースがほとんどです。
IaaS・PaaS・SaaSの違いなどクラウド技術の基礎を理解することはもちろん、実際のサービスを例に挙げながら説明できる必要があります。
加えて、AWSやAzure、GCPといった代表的なクラウドプラットフォームの特徴と具体的な活用例は答えられるよう整理しておいてください。
クラウドエンジニアを目指す理由も、良く聞かれる質問に挙げられます。
クラウド技術に興味を持ったきっかけや需要の高まりを踏まえた選択理由、今後のキャリアプランを自分の言葉で説明できるようにすることが必要です。
インフラエンジニアからのキャリアチェンジを目指す場合は、その動機や培ったスキル・経験をクラウド分野でどう活かせるか伝えることで、熱意の高さを印象付けられます。
クラウド関連の実務経験がない場合は、AWS認定資格などクラウド系の資格取得が本気度の証明になります。
資格の学習過程で実際にクラウド環境の構築を経験しておくと、実践的なスキルもアピール可能です。
クラウド技術の理解と実践的な視点を持って面接に臨めば、企業から高評価が得られ内定獲得につながります。
5.クラウドエンジニアへの転職はユニゾンキャリア
クラウドエンジニアへの転職を目指すなら、ぜひ一度ユニゾンキャリアへご相談ください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。
クラウドエンジニアの仕事内容を知るうちに、挑戦してみたい気持ちが高まったのではないかと思います。
とはいえ、「何から手をつければ良いのか分からない…」と悩んでいませんか?
- IT未経験からクラウドエンジニアになるには?
- 独学でどこまで勉強したら転職できる?
- どの資格を取れば評価される?
悩んでいても時間が過ぎるだけで、挑戦できるチャンスはどんどん減っていきます。
気づいたときには、「年齢的に無理だろう…」と諦めざるを得ないことも。
「やってみたい!」と感じた今こそ、一歩踏み出す絶好の機会です。
ユニゾンキャリアはエンジニア専門の転職支援サービスで、一人ひとりに合わせて転職の道筋を提案します。
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

ユニゾンキャリア利用開始後3週間で、知識0の未経験からエンジニアへの転職を成功させました。
エンジニアとして活躍するためには、明確なキャリアプランと企業選びが重要です。
「キャリアプランってどう立てるの?」「どんな会社が良いの?」と悩んだら、お気軽にユニゾンキャリアへご相談ください。