
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
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- データベースエンジニアの将来性は?
- データベースエンジニアの仕事はなくならない?
- データベースエンジニアへの転職はアリ?
データを扱う業務に携わり、専門性の高いデータベースエンジニアを目指したいという方からお問い合わせをいただくことがあります。
ビックデータ活用などで注目され、データベースエンジニアは将来性がある魅力的な職業ですが、誰でも生き残れるわけではありません。
例えば、データベース管理者としてキャリアを積むだけでは、5年後まで生き残るデータベースエンジニアになるのは難しいです。
本記事では「データベースエンジニアをキャリアの選択肢に考えている方」を対象に、将来性がある理由や目指し方について解説します。
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1.データベースエンジニアは将来性が高い職業
データベースエンジニアは将来性が高く、高年収を目指せる職業です。
求人ボックスによると、ITエンジニアの平均年収は461万円ですが、データベースエンジニアは598万円とエンジニアの中でも高年収です。
データベースエンジニアは専門性が高く、データベースのプロとして設計や構築、運用にまで携わります。
少数精鋭で働く現場も多いため高いスキルが必要ですが、需要があり、将来性は高いといえます。
データベースに興味があり、積極的にSQLを学ぶ姿勢がある方は、高年収で活躍できるデータベースエンジニアになれる可能性が高いです。

2.データベースエンジニアに将来性がある理由4選
データベースエンジニアに将来性がある理由は4つです。データベースエンジニアの仕事内容を理解できると、将来性のある理由が分かります。
2-1.システム開発にデータベースは必須
システム開発にデータベースは必須のため、関連する仕事はなくなりません。
システムが処理を動かすにあたって、情報を格納したり参照したりするためのデータベースは必須です。
特に、顧客管理システムや販売管理システムなどの大量のデータを扱う業務システムでは、データを効率良く保存・検索する必要があります。
私はJava開発の案件に参画していましたが、データベース言語のSQLを使っていました。
Java開発の案件では、処理の中で、データベースにデータを出し入れしたり、SQLを実行したりするケースを頻繁に目にしました。
今後は、クラウドなどオンプレミスとは異なるシステム開発が発展しますが、データを扱うデータベースエンジニアの需要はなくなりません。
2-2.ビッグデータ需要が急拡大
ビッグデータの需要の拡大にともない、データを扱う職業のデータベースエンジニアの存在は重要度が増します。
2024年の世界のビッグデータのテクノロジーの市場規模は、3,972億7,000万米ドル(約59兆3,005億円)です。
2032年までに、1兆1,943億5,000万米ドル(約178兆2,902億円)に成長すると予測されています。
データベースエンジニアは、ビッグデータの管理や処理、活用に不可欠な存在になります。
例えば、ビッグデータを保存するためのデータベースの設計や運用をしたり、大量のデータを効率良く保存し、アクセスしやすい構造を作ったりするのが仕事のひとつです。
ビッグデータは膨大なデータ量のため、インデックスの最適化やクエリのチューニングを行い、大量データの検索や処理を高速化する必要があります。
参照:テクノロジー
※執筆時為替レート:1米ドル=149.278円
2-3.セカンドキャリアは高年収
データベースエンジニアの先のキャリアも高年収で将来性があります。
データベースエンジニアは、高度な専門知識と実務経験をもつため、セカンドキャリアでも高年収を得やすい職業です。
セカンドキャリアは、PMやITコンサルタント、データサイエンティストなどが代表例です。
求人ボックスによると、平均年収が644万円と645万円で、いずれも年収が高い傾向にあります。
データベースエンジニアは需要が高いため、金融業界やAI・ビッグデータ関連などの転職市場で評価されます。
データの設計や管理に関する幅広い知識をもつため、リーダーやマネジメント職へのキャリアアップもしやすい職業です。

2-4.DX推進にデータベースが必須
DX化が進む現代において、データベースエンジニアは欠かせない職業のひとつです。
データを活用してビジネスモデルや業務プロセスを変革するには、企業内外の膨大なデータを統合・分析し、価値の高い情報を引き出す必要があります。
DXの一環としてシステム拡張の容易さや運用コストの削減などの観点から、多くの企業がデータベースをクラウドに移行しています。
クラウドに移行すると、複数のユーザー間でのデータ共有が可能になるため、データの一貫性や整合性が欠かせません。
そのため、効率良く適切にデータベースを管理できるデータベースエンジニアが必要なのです。
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。
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3.データベースエンジニアがなくなるといわれる理由
データベースエンジニアがなくなるといわれる理由は2つです。
3-1.データベース管理システムの進化で需要減少
データベース管理システムが進化しているため、これまでの知識やスキルだけでは戦えなくなります。
DXの推進やクラウド化により、データベース管理システムが進化しており、作業の多くが自動化されつつあるのが現状です。
結果的に手動で行う一部の業務が不要になり、データベースエンジニアの需要が減少するといわれています。
例えば、 データのバックアップや障害復旧作業にかかるコストが削減されたり、ソフトウェアのアップデートやパッチ適用が自動化されたりしています。
従来型のデータベースエンジニアの仕事は減少傾向にある一方、高度なデータ設計や分析、クラウドの最適化に強いエンジニアの需要は高まっているのです。
3-2.ほかエンジニア職種が仕事を奪っている
ほかのエンジニア職種が仕事を奪っているため、データベース専任のデータベースエンジニアの将来性は危ぶまれています。
具体的には、インフラエンジニアやクラウドエンジニア、開発エンジニアがデータベースエンジニアの業務を奪っているのです。
例えば、クラウド全体の設計や管理を行うクラウドエンジニアは、データベースの管理もできます。
システム開発にデータベースは不可欠のため、データベースを開発できるエンジニアは多いのです。
そのため、ほかのエンジニアとの差別化ができなければ、データベースエンジニアとして活躍できる範囲が狭まると予想されます。

4.将来性のあるデータベースエンジニアの目指し方
将来性のあるデータベースエンジニアを目指すには、5つのステップがあります。
4-1.システム開発全般の経験を積む
データベース周りだけでなく、システム開発全般の知識やスキルを身に付け、上流工程への足がかりとします。
システム開発の現場経験を積めば、SQLなどのデータベース周辺の知識を学べます。
最初に実装やテストなどの下流工程の経験を積むと、設計や構築などの上流工程を担当した際に、理解が深まります。
実際に私は、下流工程からエンジニアとしてのキャリアをスタートしました。
上流工程を担当した際に、分かりやすい設計書の特徴やテスト環境などを具体的にイメージできたので、経験して良かったと思っています。
PMやチームリーダーの下で働くと、システム開発の進め方やコツなどが分かるため、今後のキャリアに役立ちます。
4-2.データベース関連の資格を取得
データベース関連の資格を取得すれば、スキルの客観的な証明が可能です。
例えば、ORACLE MASTERやMySQL認定資格などの資格があります。
データベースエンジニアには実務経験が最も重要ですが、プロジェクト用にカスタマイズされたシステムもあるため、データベースのすべてを学べるわけではありません。
実務経験は一部の現場でのみ活かせる知識の習得にとどまるため、体系的にデータベースを学べる資格の勉強が重要です。
データベースの学びへの積極的な姿勢は、上司や同僚からの評価にも繋がります。

4-3.SQL実務経験1年以上を積む
データベースエンジニアとして転職するには、実務経験1年以上が必要です。
SQLを実務で使う経験を積むことで、データベースの知識があるだけではなく、実際に開発や運用ができる人材だと証明する必要があります。
実務経験が豊富な人材だと判断されれば、難易度が高いデータベースの案件に携わるチャンスが手に入ります。
転職する際に、プロジェクトの規模や内容、身に付けたスキルなどをアピールできるように、様々な経験を積むのが大切です。
実務経験を積めば、データベースだけでなく、プログラミング言語やほかのエンジニアとのコミュニケーションのとり方なども習得可能です。
4-4.SIerとSESなら大規模な開発経験が重要
SIerとSESへの転職を目指す方は、大規模な開発経験を積み実力をアピールすることが重要です。
大規模な開発では、最新技術やスケールの大きいデータ基盤の知見が得られます。
官公庁や金融、ECなどの大規模な開発に携われると、データベースの設計・運用・最適化のスキルアップが可能です。
例えば、扱うデータ量が多く、負荷が高い環境でのデータベース設計や、バックアップ・災害対策の検討などは、大規模な開発ならではの経験です。
大規模な開発の経験は、将来性が高く高年収な職業へのキャリアアップに向けたアピール要素となります。
4-5.自社開発ならデータ分析スキルを習得
自社開発への転職を目指す方は、データ分析スキルでビジネスに直結する仕事を担うと、市場価値を高められます。
自社開発では、データの蓄積・活用に関する裁量権が大きく、ビジネスの意思決定に直接的に貢献可能です。
他部署と連携し、必要なデータをヒアリングし設計したり、収集したデータを活かしてビジネスに関する提案をしたりと仕事の幅が広がります。
近年は、単なるデータベース管理者ではなく、データを活用できるエンジニアの需要が高まっています。
データ分析スキルをもつデータベースエンジニアは、データアナリストやデータサイエンティストなどへとキャリアを広げやすくなり、市場価値の向上が実現するのです。

5.5年後も生き残るデータベースエンジニアの特徴
5年後も生き残るデータベースエンジニアの特徴は4つです。該当する方は、データベースエンジニアとして生き残れます。
5-1.データベース管理者から早く抜け出す
データベース管理者のみの経験では、キャリアアップが難しいため、抜け出す方法を考える必要があります。
データベース管理者の仕事は、主にデータベースのメンテナンスやセキュリティ、運用です。
システムを維持するために重要な仕事ですが、データベースを管理するだけではキャリアとしては不十分です。
キャリアを考えると、データベースの設計や構築などに携わる経験を積まなければなりません。
クラウドの普及やノーコード・自動化ツールの発展により、データベース管理だけでは活躍の幅が狭まり、仕事を失う恐れがあります。
SQLを扱えるだけではなく、データ分析のスキルや設計、最適化などもカバーできるような知識や経験が必要です。
5-2.上流工程とマネジメント経験を積む
AIやクラウドが発展しても、人間だからできる業務はなくなりません。
要件定義や設計などを担当する上流工程は、クライアントとのコミュニケーションが重要です。
例えば、要件定義でクライアントの細かい要望を聞きとったり、信頼関係を築いたりするのは、人間だからできることです。
マネジメントでは、プロジェクトの管理やメンバーの統率などを担当します。
数値的な管理は生成AIにできても、クライアントとの交渉やメンバーへの教育、精神的なサポートなどは人間にしかできません。
上流工程は、PMなどの上位のキャリアを目指すためにも欠かせない経験です。

5-3.オンプレサーバー構築・設計の経験
オンプレサーバーは今後もなくならないため、クラウドでも知識やスキルを活かせます。
オンプレサーバーは、クラウドとは対象的に、サーバーを自社内に構築して運用する仕組みです。
安全性の高さや柔軟なカスタマイズ性、社内システムとの連携のしやすさなどのメリットがあります。
官公庁や金融などのセキュリティ要件の厳しい業界では、今後も利用されます。
ほかにも、クラウドがダウンし業務が停止した場合に、物理サーバーやネットワークの基本を理解しているオンプレ経験のあるエンジニアは、活躍できるのです。
5-4.クラウド移行・構築・運用の経験
近年では、クラウド移行が主流のため、データベースエンジニアの需要が高まり、活躍の幅は広がっています。
企業のITインフラは、クラウド化が進んでおり、移行を経験したエンジニアは貴重な存在です。
クラウド移行の需要は高まっても、実際にクラウド環境を構築・運用できるエンジニアは少ないのが現実です。
例えば、オンプレしか経験がない方は、クラウドへの移行手順や運用ノウハウがありません。
アプリケーション開発の経験者でもクラウド基盤の知識がなければ、運用やトラブル対応ができないのです。
AWSやAzureなどを活用したクラウドアーキテクチャ設計、コスト最適化やセキュリティ強化の知識をもつ方は、今後の需要が高まります。
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あなたのIT業界の経歴からお教えください。
6.データベースエンジニアの転職はユニゾンキャリア
データベースエンジニアとして長期にわたり活躍したい方は、当社をご活用ください。
6-2.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
「データベースエンジニアは将来性があるとは思っていたけれど、なればOKというわけではない」というわけではありません。
もちろん、SQLの実務経験が1年以上あれば、データベースエンジニアへの転職は可能です。実際にそのような企業からの要望も多いです。
しかし、転職してからキャリアアップに繋がる仕事を担当できなければ、データベースエンジニアとして生き残るのは難しくなります。
データベースエンジニアを目指したいものの、不安があるという方は、まずは一度、当社にご相談ください。
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6-3.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけを教えてください!
前職で入っていた案件の終了が分かったタイミングで転職を決意しました…!次の案件に参画できないまま待期期間が発生すると「月給が6割に減額される」ことについて、このとき前職の営業からはじめて知らされたんです。こんな大事なこと、入社前に教えてくれない企業だと分かって、不信感を抱きました…。不信感のある企業で働き続けられないので、すぐ転職活動を始めたんです。
ーユニゾンキャリアではどのような求人を紹介してもらいましたか?
インフラの案件に強くて、案件が豊富な会社を中心に紹介してもらいました。前職が短い間に2回も待機期間があったので、そういった企業は避けたかったんですよね。実際に待機期間がほぼなく、将来的に上流工程にキャリアアップできるチャンスがある企業などを紹介してもらえたんです!佐瀬さんからは求人を読んだだけじゃ分からない企業の情報を教えてくれたので、本当に助かりました!
ー転職活動はどれくらいの期間されてましたか?
16日間ですね。めちゃめちゃ早かったです。自分でも驚いてます!笑12月の初旬に、前職から案件の契約終了の電話があったんですけど、その直後に佐瀬さんにご相談して、まさか年内に内定が出るなんて夢にも思わなかったです…!佐瀬さんにご連絡してから、面接の日程調整から内定の連絡までとんとん拍子で進み、ものすごくスピード感がありました。
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