最終更新日：2025.09.18
サーバーエンジニアのやりがい・魅力5選！大変さと危険な職場の対処法も解説
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら！
- サーバーエンジニアが仕事にやりがいを感じるのはどんなとき？
- サーバーエンジニアの仕事の魅力を教えて！
- サーバーエンジニアの仕事って大変じゃないの？
サーバーエンジニアは世の中のITサービスやシステムを支える職種です。
近年は転職先として人気が高まっているため、「サーバーエンジニアの仕事の魅力は何なんだろう？」「やりがいのある仕事なのかな？」と気になっている方も多いかと思います。
また、「仕事の魅力だけでなく、大変な部分も知っておきたい」と考える方もいるはずです。
記事の要約
本記事ではサーバーエンジニアへの転職を考えている方に向けて、サーバーエンジニアの仕事の魅力ややりがい、大変さについて解説します。
1.サーバーエンジニアのやりがい・魅力5選
サーバーエンジニアとして働く魅力や、やりがいを感じる瞬間を紹介します。
- 自分が設定したサーバーが稼働
- 大規模なITサービスを支える自負
- 年収UPで成長を実感
- 後輩の技術指導で後輩に感謝される
- 前の現場のスキルが炸裂
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1-1.自分が設定したサーバーが稼働
サーバーエンジニアがやりがいを感じるのは、自身が設定したサーバーが正常に稼働したときです。
サーバーはネットワーク上でデータを提供する装置です。Webサイトの閲覧・メール・ネットショッピングといったあらゆるサービスでサーバーが活用されています。
サーバーを扱うには、専門知識が欠かせません。また、サーバーはわずかな設定ミスでも作動しなくなるため、正常に稼働させるには高度なスキルが必要になります。
初心者はサーバー設定がスムーズにできず、時間がかかることが多いです。そのため、設定がうまくいき、サーバーが問題なく稼働すると、達成感を感じることができます。
1-2.大規模なITサービスを支える自負
大規模なITサービスのサーバーを扱うようになると、重い責任を負う一方で、やりがいや自信を感じることができます。
サーバーに障害が発生すると、ITサービスは正常に機能しなくなります。
特に、多くの利用者を抱えるITサービスが停止すると、社会全体に影響が及ぶため、運用業務はより一層注意を払って遂行しなければなりません。
1つ1つの作業にプレッシャーを感じることになりますが、「社会に欠かせないサービスの根幹を支えているんだ」という自負が生まれるのも事実です。
実際、多くのサーバーエンジニアが自身の仕事に誇りを持ち、高いモチベーションを維持しながら働いています。
1-3.年収UPで成長を実感
サーバーエンジニアは技術職で、自身の実力が年収に直結します。
実力を第三者に示すのに有効なのが資格取得です。IT関連の資格の中には、実務で活かせる知識を得られるものが数多く存在します。
これらを取得すると、手当が支給されたり、上位の工程を担当する機会が増えたりして、年収を上げることができます。
このように、年収アップの方法が明確で、高い学習意欲を持ち続けられるのがサーバーエンジニアの魅力です。
また、昇給することで成長が実感でき、さらにモチベーションが向上するという好循環に繋がります。
1-4.後輩の技術指導で後輩に感謝される
サーバーエンジニアは後輩への技術指導の際に、成長ややりがいを感じることができます。
後輩への指導を任されるのは、知識やスキルが十分に身に付き、一通りの業務を遂行できるようになったタイミングです。
実際に指導したとき、「今教えている内容は自己研鑽に励んできたからこそ伝えられるんだ」と、自身の努力と成果を実感できます。
さらに、指導した後輩が一人前になり、また次の世代に指導しているのを見たときに、「自身の指導が次世代の人材育成に役立った」と感じられることも、大きな魅力です。
一人前のサーバーエンジニアになるには相応の努力が必要ですが、後輩に指導できるレベルまでスキルアップすると、自信を持って仕事に取り組むことができます。
1-5.前の現場のスキルが炸裂
サーバーエンジニアのキャリアは、下流工程から上流工程へと進んでいく構造になっています。
各工程は密接に関連しているため、培ったスキルや経験はキャリアアップしても活かし続けることができます。
つまり、現場での経験は将来に繋がるということです。目の前の業務に価値が感じられ、前向きに取り組むことができるのは、サーバーエンジニアの仕事の魅力だといえます。
また、上位の工程にステップアップし、できることが増えるたびに、自身の成長や社会への貢献を実感することができます。
サーバーエンジニアの経験はすべてが将来のキャリアに繋がる貴重な財産です。
5年後、10年後に理想の姿になるために「今、積むべき経験」に悩む方は、気軽にユニゾンキャリアまでご相談ください。
2.こんなサーバーエンジニアは仕事がきつくなる！
キャリアプランが明確でないサーバーエンジニアは、仕事にやりがいを感じにくく、「続けるのが難しい」と考えがちです。
サーバーエンジニアがキャリア序盤で担当することの多い主な下流工程業務は、下記の通りです。
サーバーエンジニアがキャリア序盤で担当することの多い下流工程業務
- 突発的なトラブル
- 極寒のサーバールーム内での作業
- 夜勤や休日出勤
このような業務が発生し、体力面・精神面で負担がかかります。しかし、上流工程にステップアップすると、負担は大幅に軽減し、柔軟な働き方や高収入の実現が可能になります。
上流工程に携わるには、単に実務をこなすだけでは不十分です。ステップアップのために必要な資格や経験を逆算し、それらの獲得に向けて努力する必要があります。
つまり、サーバーエンジニアとしてのキャリアを長く続けるには、キャリアプランの明確化が欠かせないというわけです。
目標に向けて努力し、着実にスキルアップしていけない人は、下流工程で夜勤勤務や休日出勤などを続けることになり、働く環境を変えられないままキャリアを挫折するケースがほとんどです。
サーバーエンジニアの業務は、上流工程にいくと大幅に軽減されるので、継続的に勉強しキャリアアップすることが重要です。
3.サーバーエンジニアの大変な仕事の対処法
サーバーエンジニアの仕事の大変さを軽減するための対処法について解説します。
- 急なトラブル対応の対処法
- 極寒サーバールーム対策
- 夜勤が辛いときの対処法
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3-1.急なトラブル対応の対処法
トラブルを予測することは不可能ですが、事前に対処法を準備しておくことで、対応時の焦りや不安を軽減できます。
トラブル対応は基本的にマニュアルに従って行いますが、マニュアルに記載されていないトラブルも多々発生します。
現場の先輩にマニュアルにないトラブルの事例や対処法をあらかじめ聞いておいたり、独自のマニュアルを作成して対応方法について整理したりすると、不安をある程度解消できます。
また、自身が一度担当したトラブル対応については、解決に至るまでにどのぐらいの時間がかかったか記録することも重要です。
トラブル対応は緊急を要することが多く、クライアントから急かされる場合があります。その際、所要時間を把握できていれば、相手に冷静かつ正確に情報を伝えることが可能です。
上記の対策を取ることで、「トラブルが起きたらどうしよう」という不安を、「トラブルが起きても大丈夫」という自信に変えることができます。
3-2.極寒サーバールーム対策
サーバールームは、サーバーの発熱による故障や障害を防ぐため、室温が低く設定されています。
そのため、室内で作業を行う際は、防寒対策をしておかないと体調を崩す恐れがあります。主な防寒対策は以下のとおりです。
| 防寒着 | ヒートテックや羽毛コートを着用する |
| 小物 | カイロを持っておく |
| 飲食 | 温かい食べ物・飲み物を準備する |
| 運動 | 作業中は手足や関節を意識して動かす |
冬は防寒着を予め着用した状態でサーバールームに入れますが、夏は荷物として持ち運ばなければなりません。そのため、防寒着は軽量でコンパクトなものを選ぶのがおすすめです。
サーバールーム内で1日中作業することも想定し、万全の準備を行ってください。
3-3.夜勤が辛いときの対処法
夜勤が辛いときの対処法は、夜勤に慣れるか、夜勤から早く抜け出すかの2択です。
夜勤に慣れるには、生活を昼型から夜型にする必要があります。しかし、生活リズムを大幅に変えることは容易ではありません。
夜勤を抜け出したいのであれば、上流工程へのステップアップを目指してください。
LPIC-3やLinuCレベル3を取得し、保守までの経験を積むことで、上流工程に携わる道が開けます。
社内でのキャリアアップが難しい場合は、上流工程にアサインされる企業に転職するのが有効です。キャリアアップ転職においても資格取得は重要になります。
上流工程は夜勤がなくなるだけでなく、年収アップやリモートワークが叶う可能性も高まります。労働環境を全体的に改善したいのであれば、スキルアップに励み、キャリアを向上させてください。
ユニゾンキャリアではITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。「転職でキャリアアップを実現したい」という方は、ぜひお問い合わせください。
ご相談から内定後のサポートまで「完全無料」で利用できます。
4.こんな職場はやりがい搾取だ！
IT企業の中にはやりがい搾取を行っている企業もあるため、注意が必要です。
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4-1.スキルが身に付かない案件ばかり
スキルが身に付かない業務ばかりを任せる企業には入社しないよう注意してください。
「監視・運用業務」は、ほぼ全ての業務をマニュアルに則って進めます。この工程に留まっていると、いつまで経ってもスキルを身に付けることができません。
また、監視・運用業務に3年以上従事していると、向上心や学習意欲が低いとみなされ、キャリアアップ転職も難しくなります。
市場価値の高いサーバーエンジニアになるには、スキルアップして保守以上の工程に関わる必要があります。そのため、保守業務も担当できる企業に入社することが重要です。
監視・運用業務しか任されない企業に入社してしまった場合は、3年以内にキャリアアップのための転職をおすすめします。
4-2.キャリアパス・給料形態が不明確
キャリアパスや給与形態が不明確な企業への入社は避けるようにしてください。
一般的なIT企業では、キャリアパスや給与形態が明確に定められています。スキルや実績に応じて昇進・昇給できるので、高いモチベーションを維持しながら働くことが可能です。
しかし、そうでない企業は経営状況や上長の判断によって社員のポジションや年収が決定されます。能力が正当に評価されにくいため、市場価値に見合わない待遇が続くことが多いです。
このような企業から優良企業に転職し、年収が100万円上がったというケースもあります。
不当な待遇を避けるためにも、自分の市場価値を適正に評価してもらえる企業を選ぶことが重要です。
5.エンジニアの転職はユニゾンキャリア
「エンジニア転職の進め方が分からない」と悩む方は多いです。そんなときは、ユニゾンキャリアの転職アドバイザーと二人三脚で転職活動を進めてください。
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5-1.サーバーエンジニアの転職成功事例①
成功者インタビューより
エンジニアになろうと思ったきっかけを教えてください。
手に職をつけたいと思ったからです！
もともとアメリカのディズニーランドで働こうとしていたんですが、コロナが広まった影響で渡航すらできなくなりました…
とはいえ、接客が好きだったので、飲食店やドラッグストアで働いていました。
仕事の中ではレジ打ちをすることもあったんですけど、そんな中でセルフレジがだんだんと増えていったんです。実際に私のレジ打ちの仕事も徐々に減っていって。
セルフレジによって人がいなくても接客できるようになり、ITの力はすごいなと思うようになりました。今思うと、それがエンジニアになろうとしたきっかけです。
ユニゾンキャリアを利用したきっかけは何ですか？
もともと転職サイトに登録して、転職活動を行っていました。そこから送られてくるメールの中で、ユニゾンキャリアさんの存在を知ったんです！
実は、転職エージェントというものに触れることがなかったので、そういったサービスがあることを初めて知りました。
ユニゾンキャリアさんはエンジニア専門の転職エージェントだったので、エンジニアに転職しようと思っていた私にピッタリだったんです。
最後に、ユニゾンキャリアを利用した感想をお聞かせください。
ユニゾンキャリアさんを利用していなかったら、絶対今の会社に辿り着けなかったと思うので、本当に感謝しています。
担当キャリアアドバイザーの石橋さんからの手厚いサポートのおかげで、第一志望の会社から内定をいただけました！
それだけ面接対策などが充実していて、頼りっきりになりました笑
また転職をするときも、石橋さんに頼りたいですね。本当にありがとうございました。
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5-2.サーバーエンジニアの転職成功事例②
成功者インタビューより
ー転職活動をしているときに不安だったことはありますか？
IT業界の知識がなかったので、選考がなかなか通らなくて不安でした…転職サイトでエンジニアの求人を検索したら、「未経験歓迎！」を掲げるものがたくさんあるんですよ。これなら「どこでも入れるんじゃないかな？」と思って応募したんですが、書類選考は通っても面接に落ち続けて…実際に面接を受けたときは、採用担当の人からの質問にうまく答えることができず、冷たい反応をされました。「場違いなことを言っちゃったのかな？」と疑心暗鬼となり、今のままで内定をもらえるのか分からなくなってしまいました。こんな風になるのなら、「未経験歓迎！って求人に書かないでよ笑」って思います！
ー今後の目標は何ですか？
当面の目標は、年収を上げることです。エンジニアは資格を取れば取るほど年収が上がって、自分の頑張りが目に見えて給料に反映されるので、まずは勉強を頑張ろうと思います。将来の目標は、3年後までに下流工程を一通りできるようになって、一人前のインフラエンジニアになることを目指しています。上司のフォローなしでも、1人で仕事を回せるようになりたいですね。将来的には、リモートワークを実現したいです。前職はリモートワークとは無縁の職場だったので笑上流工程だったらリモートでの働き方もできるとのことなので、早くスキルアップしたいと思っています！
ーユニゾンキャリアのサポートで特に良かった点は何ですか？
担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんから、転職で必要なIT業界の知識を教えてもらえたところが良かったです。そのおかげで、すぐ内定をいただけました。エンジニアの職種と仕事内容についての知識が深まったので、求人を見たとき具体的にどんな仕事をするのかイメージがつくようになったんです。佐瀬さんにエンジニアについての知識を教えてもらう前は、面接で聞かれた質問の意図さえ分からない状態でした笑あのまま自分1人で転職活動をしていたらと思うと、ぞっとします！佐瀬さんからエンジニアについて色々と教えてもらう中で、インフラエンジニアが今後もなくなりにくい職種であることを知れたのも良かったですね。コロナの頃のように働けなくなったり、仕事そのものが減ったりするのは嫌ですから…丁寧にIT業界の知識を教えていただき、本当に助かりました！
ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。
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