
最終更新日:2025.06.25
ITエンジニアに向いている人の性格・特徴!文系でも失敗しない転職のポイント

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- エンジニアにはどんな人が向いているの?
- エンジニアになりたいけど自分は向いているか不安
- エンジニアの仕事はハードルが高い?
エンジニアに興味はあるけれど「エンジニアの仕事は難しそうですが、私でも大丈夫ですか?」といったようなお問い合わせです。
おそらくですが、エンジニアって理系色が強いと感じているのではないでしょうか?
ですが、安心してください。
ITエンジニアの約半分が文系出身の方です。その理由としては、プロジェクトを進行するうえで「コミュニケーション能力」が非常に重要視されるからです。
記事の要約
本記事では「未経験だけれどエンジニアになりたいと考えている方」に向けて、エンジニアに向いている人の特徴やITエンジニアとして働くメリット・デメリットなどを解説します。

1.エンジニアに向いている人の特徴

ITエンジニアといっても「開発エンジニア」と「インフラエンジニア」では、業務内容に違いがあるため、向いている人の特徴も異なる部分があります。
- 開発エンジニアに向いている人
- インフラエンジニアに向いている人
- 開発とインフラの適性における共通要素
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1-1.開発エンジニアに向いている人
開発エンジニアに向いている人の特徴は、下記の通りです。
- 体力に自信がある
- コミュニケーション能力が高い
- ノリや勢いを大事にしている
開発エンジニアは、ソフトウエアやアプリといったシステムの開発・設計などを行います。
開発は短いスケジュールで作業を完了しなければならないことも多く、開発期限の間際やトラブル発生時には、業務が集中する可能性があります。そのような場合でも忙しさに耐えられる「体力」が必要です。
また、黙々と開発をしていれば良いわけではなく、クライアントやプロジェクトメンバーと接する機会も多くあります。
クライアントのニーズに合ったシステムを開発するには、要望のヒアリングや積極的な提案ができる「コミュニケーション能力」が求められます。
高品質のシステムを作り上げるには、プロジェクトメンバーと上手く連携して、プロジェクトを進行しなければなりません。
内に情熱を秘めるタイプよりも、情熱を表に出し周囲を巻き込めるタイプのほうが、開発エンジニアには多いという特徴があります。

1-2.インフラエンジニアに向いている人
インフラエンジニアに向いている人の特徴は、下記の通りです。
- 堅実な性格
- 責任感が人一倍強い
- 知的好奇心が強く勉強好き
インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーといったITインフラの設計・構築・運用を担い、システム全体の基盤を支える「縁の下の力持ち」です。
この役割には、まず何よりも堅実さが求められます。ITインフラはわずかなミスがシステム全体の停止に直結するため、手順に沿って慎重かつ正確に作業を進める必要があります。
また、万が一トラブルが発生した際には、昼夜を問わず迅速な復旧が求められるため、「ユーザーのためにシステムを安定稼働させる」という強い責任感も不可欠です。
さらに、サーバーやネットワークの技術は日進月歩で進化します。第一線で活躍し続けるためには、常に最新の知識を吸収しようとする旺盛な知的好奇心と学習意欲が重要な資質となります。
このように、冷静さと内に秘めた情熱を併せ持ち、ひたむきに仕事へ向き合える人がインフラエンジニアに適しています。
1-3.開発とインフラの適性における共通要素
どのような人が向いているかについては、下記のように開発エンジニアとインフラエンジニアに共通する要素もあります。
- 論理的思考力
- 問題解決能力
- タスク管理能力
開発エンジニアとインフラエンジニアは担当領域が異なりますが、活躍するためには共通の重要な適性が求められます。
まず、顧客の要望を最適なシステム仕様へと落とし込む設計段階では、物事を筋道立てて考える「論理的思考力」が全ての土台となります。プロジェクトには必ず納期が存在するため、全体の進捗を管理し、地道で細かい作業を確実に遂行する「タスク管理能力」も欠かせません。
さらに、システムにトラブルはつきものです。その原因を正確に突き止め、迅速に解決へ導く高度な「問題解決能力」は、エンジニアとしての信頼を左右する重要なスキルです。
これらの能力は特定の分野に偏るものではなく、ITエンジニアとして価値を提供し続けるための共通の基盤です。
2.エンジニアを選ぶメリットとデメリット

どのような職業を選ぶ場合でも、メリット・デメリットが存在するものです。ITエンジニアという職業を選択するメリット・デメリットを紹介します。
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2-1.エンジニアを選択するメリット
ITエンジニアを選択するメリットは、下記の通りです。
- 需要が見込まれているため安定している
- スキルが身に付けば安定して仕事がある
- 非管理職でも高い年収が見込める
- 働き方の自由度が比較的高い
- フリーランスとして独立しやすい
経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」では、IT人材の不足は年々増加すると予測されています。
この調査結果によると、IT人材の需要と供給のギャップから2030年時点で約80万人のIT人材不足が発生する可能性があると試算されているのです。
そのため今後もITエンジニアは、スキルがあれば仕事に困ることはないと考えられます。また、ITエンジニアは平均給与の高い職業です。
経済産業省の「IT人材に関する各国比較調査結果報告書」によると、ITエンジニアの平均年収は544万円です。国税庁によると、日本の平均年収は461万円のため、ITエンジニアのほうが80万円以上平均年収が高いということになります。
ITエンジニアは、パソコンがあればどこでも仕事ができるという場合も多く、スキルがあればフリーランスという働き方も選択が可能です。働き方の自由度がほかの職業に比べて高いといえます。
2-2.エンジニアを選択するデメリット
ITエンジニアを選択することには、下記のようなデメリットも存在します。
- IT業界の情報量は多く常に勉強が必要
- デスクワークで肩こりや腰痛になりやすい
- スキルが付くまでは下積み作業になる
IT業界は技術の進歩が早い業界です。もし、新たな知識を学ぶのを辞めてしまえば、業界においていかれます。
そのため、日々業界のトレンドを学ぶ必要があるのです。
ITエンジニアは、経験を積み上流工程にステップアップすれば応用力やスキルを発揮できますが、それまでは単調な下積み作業も必要になります。
ITエンジニアは、スキルが重視される職種のため、スキルを磨き上げるためには我慢と努力が必要です。
しかし、専門知識やスキルがあれば高収入も見込めるホワイトカラーな仕事であるといえます。
3.転職や就職は何を取捨選択するかが重要!

転職や就活においては、何を取捨選択できるかが重要です。今働いている方は、そのまま働き続ければ今の給与を維持することはできるかもしれません。
しかし、新しい仕事にチャレンジしステップアップする可能性を失ってしまうことになります。
当然、未経験から新しい仕事にチャレンジすれば、最初は給与は下がり、下積みの時期が必要になります。
もし、あなたが会社の経営者だとしたら、新人に大きなプロジェクトを任せるのはリスクが高いと考えるのではないでしょうか?
信用を得るためには必ず下積みを行い、実績を示す必要があります。裏を返せば、スキルを身に付け信用が得られれば、裁量も給与も上がることが期待できます。
「先の見えない企業に依存した安定を維持するのか」「個人に紐づく安定した高収入を得る将来を選択するのか」はあなたに委ねられています。
転職や就活では、上記のような取捨選択が必要です。
この前提のもと、自身の現状から何を改善したいのかを考え、何を取捨選択するのか決めることが大切です。その仕事に向いているかという観点よりも、何を取捨選択するかという観点で見たほうが転職は上手く行きやすかったりもします。
このことを「転職の軸」といい、まず自身の将来を実現するための転職の軸を決めることが大切です。
弊社ユニゾンキャリアでは、転職・就活者にIT業界専門の支援サービスを行っています。
「転職の軸が決まらない」「ITエンジニアになりたいけれど不安」といったご相談から、キャリアプランの策定まで専任のアドバイザーが丁寧に並走してサポートします。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。
4.エンジニアに向いていない人の特徴

ITエンジニアに向いていない人の特徴は、下記の通りです。
- すぐに結果を求めてしまう
- できない理由を模索しない
- 短絡的に物事を関連付けてしまう
- 感情的に解決を図ろうとする
- 将来のために学習やスキルに対する自己投資をしない
ITエンジニアは、はじめは下積み期間が必要なため、すぐに結果を求める人には向いていません。
下積みからステップアップするためのスキルを身に付けるには、できない理由を「自身で考え模索」して改善する必要があります。
「忍耐力」がなく、自身で試行錯誤を重ねられない人はITエンジニアには向いていません。
「短絡的」に物事を考えてしまい、疑問や課題にひとつひとつ向き合って解決できない人は、ITエンジニアとしてスキルアップすることが難しくなります。
加えて、問題が発生した際に「感情的」になってしまい、冷静な判断ができない人は、ITエンジニアには不向きといえます。
ITエンジニアとして活躍しつづけるためには、学習したりスキルを身に付けるといった努力が不可欠です。
ITエンジニアはスキルが物をいう世界です。そのため、粘り強くコツコツ努力できることが重要になります。
5.当社に寄せられるエンジニアの適職質問

ITエンジニアへの転職・就職を考えている方から、当社に寄せられるITエンジニアに関するよくある質問にお答えします。
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5-1.女性はエンジニアになれますか?
女性も、ITエンジニアになることは可能です。むしろ、近年はITエンジニアの女性参画率は上昇しています。
情報サービス産業協会の調査によると、2022年時点でのITエンジニアの女性比率は23.2%です。
2021年は21.9%、2020年は21.1%だったため年々上昇していることがわかります。
また、ITエンジニアに転職する女性も増加しています。下記は、リクルートエージェントを利用した女性の転職者数の推移です。
女性のITエンジニアへの転職は、2009年と比較すると4倍以上に伸びており、全職種の平均よりも高い伸び率になっています。
ITエンジニアは男性ばかりというイメージがあるかもしれませんが、女性にも人気の職業になっているのです。
実際に、女性のお問い合わせは多くいただいており内定もたくさん出ているため、女性もITエンジニアになることは可能です。
5-2.文系でもエンジニアになれますか?
文系か理系かは、ITエンジニアになるのに関係ありません。
ITエンジニアというと理系というイメージが強く、文系の方はハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、文系でもITエンジニアとして活躍している人は多くいます。
むしろ、理系・文系の両側面を併せ待つ人が今後は社会なニーズがあると考えられてます。
東京大学は2027年秋に「文理融合型」の新しい教育課程を設立する方針を発表しました。
文理融合型では、文系と理系の両方を横断的に学び、多角的な知識や視野を養うことにより、デジタル化や環境問題などの課題に総合的に対応できる人材を育てる狙いがあります。
このことからも、今後は文系・理系どちらも跨いでいける人材が重用される可能性が高いことがわかります。
実際に弊社にも、文系で営業職や事務職という経歴の方からITエンジニアに転職したいという問い合わせを多くいただきます。
文系・理系に関わらず学習意欲があれば、ITエンジニアとして大成できます。
6.ITエンジニアを目指すならユニゾンキャリア
ITエンジニアを目指すならユニゾンキャリアをご利用ください。
IT特化で転職のサポートをしているので、事前にさまざまな質問が可能です。ぜひ、現在、お悩みの内容やご質問からご相談ください。
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6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ユニゾンキャリアはIT業界専門の転職支援サービスです。
アドバイザーは業界知識が豊富な元エンジニアなので、あなたの希望に合わせて理想のキャリアプランを提案可能です。
口コミ評価
転職の相談だけでなく、応募書類の添削や面接対策、内定後のサポートまで「完全無料」で承っております。
- 優良企業に入りたい
- 一緒にアピールポイントを探してほしい
- キャリアアップのためにできることを詳しく知りたい
上記の悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけを教えてください。
やっぱり給与面ですね。未経験からエンジニアになったので、最初のうちは給与が低いことは覚悟していたんですが…
とはいえ、自分の年齢を考えるとあまりにも低かったので、生活のこともありますし、モチベーションにも関わってくるので、一番のきっかけはそこですね。
ただ、何の考えや準備もなく「年収上げたいから転職しよう!」となったわけではなくて、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから、エンジニアのキャリアアップの流れと、年収の上げ方について詳しく説明を受けました。
それを踏まえて、まずはエンジニアとしてしっかりスキルと経験を積むことを優先して、もう大丈夫かな、というタイミングで転職活動をスタートした形です。
ー自分のスキルに不安を感じていたんですね…面接などへの不安はありましたか?
面接は特に問題なくできました。
というのも、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから「この会社はここが売りなんで、ここを準備しておきましょう」という風に細かく指示を頂いていたので、面接でどう答えればいいか分からない…という状況にはならなかったですね。
あと、履歴書や職務経歴書もそのまま佐瀬さんに丸投げしてしまって(笑)もちろん自分で作ってはいるんですが、最終チェックなどは全て佐瀬さんにお願いしていました。
なので、そのあたりの不安はほぼ無かったですが、全てをキャリアアドバイザーの佐瀬さんに任せっきりな転職活動だったなと思います…(笑)
ーキャリアアップ転職の結果はいかがでしたか?
選考は4社受けて、全ての企業から内定を頂きました。正直たまたまなんじゃないかなと思います(笑)
4社受けたのですが、すべて上流工程の案件がほとんどで、確実に年収の上がる企業ばかりだったので、内定が出た時は素直に嬉しかったですし、自分の市場価値って思ったより高いんだ…と感じました。
また、年収が100万円以上アップしたのは本当に嬉しかったですね。
ユニゾンキャリアのアドバイザーはあなたの希望を第一に考えます。
無理な転職を強いる、早期の転職を煽ることはいたしません。
転職のご相談から内定後のサポートまで、「完全無料」ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。