
最終更新日:2025.07.01
エンジニア2年目の年収相場はいくら?転職で年収を上げる方法を解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- エンジニア2年目だと年収は低いの?
- エンジニア2年目でも転職すると年収上がる?
- 今から年収を上げる方法を教えて!
エンジニアとして働きはじめて1年以上が経ち、やっと仕事も一人でこなせるように…。
経験もスキルも身に付いたんだから、もっと評価されて年収が上がってもいいですよね!
ただ、超優秀なエリートを除き、残念なことに年収相場から逃れられません。
逆にいえば、年収相場の範囲内であれば、年収アップは可能だということです。
記事の要約
本記事では、「エンジニア2年目の方」を対象に、年収の相場と年収の上げ方について解説していきます。

1.エンジニア2年目の年収相場

まず、エンジニア2年目の年収相場をお伝えするので、ご自身の年収と比較し、あなたが適正な評価を受けているかを確認してください。
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1-1.2年目は年収330~380万円が相場
エンジニア2年目の年収は、330~380万円が相場です。月収に換算すると、おおよそ27万円~31万円程度となります。
1年間の実務経験を積み、基本的な業務をこなせるとしての評価が、この年収に反映されています。
もしあなたの年収がこの範囲内であれば、ひとまず市場相場からは外れていません。
重要なのは、この年収に満足するのではなく、3年目、4年目に向けて、さらに年収を上げていくことが大切です。

1-2.2年目で年収400万円以上は可能性あり
エンジニア2年目で、年収400万円以上を得ることも可能です。
そのためには、1年目から様々なスキルを習得し、企業から「手放したくない人材」だと評価される必要があります。
例えば、以下のようなケースでは、年収400万円を超えます。
- 資格を取得し実務に活かす
- 業務改善などを提案し成果を出す
- 成長著しいベンチャーで活躍
- 大手SIerに所属
- 基本設計以上を担当する社内SE
もしあなたの年収がすでに400万円を超えているなら、あなたは良い会社に所属し、そこで高い評価を得ている証拠です。
自信を持って、さらなるスキルアップに励んでください。

2.年収相場より低いなら転職で年収アップ
あなたの年収が相場より下回っている場合、転職によって年収が上がる可能性が高いです。
なぜなら、2年目のエンジニアに相場以下の給与しか支払わない企業は、その先の昇給も期待できないからです。
会社の給与テーブルや評価制度そのものに、問題があると考えられます。そうした会社に長く留まっても、あなたの評価が適正に行われることはなく、時間だけが過ぎていくことになります。
「まだ2年しか経験がないのに、転職なんてできるのだろうか?」と、不安に思う気持ちも分かります。
しかし、エンジニアとしての経験が2年目に突入しているのなら、転職市場における市場価値が高いです。
そのため、今よりも良い条件の会社へ移ることは十分に可能なのです。
せっかく転職するのなら、できるだけ年収を上げてみませんか?
実は、エンジニアが転職すると、年収が100万円上がることは珍しくありません。ユニゾンキャリアであれば、あなたのスキルと経験を欲している企業の求人を紹介することができます。
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3.エンジニア2年目から年収を上げる方法

ンジニア2年目から年収を上げるためには、どのような行動を取れば良いのでしょうか?
ここでは、年収を上げるための5つの方法を解説します。
- インフラ職は監視・運用から抜け出す
- テスト担当ならJavaSilverを取得
- 実装担当なら詳細設計を目指す
- 先輩のサポートなしで働ける
- 上流工程の担当で市場価値が上がる
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3-1.インフラ職は監視・運用から抜け出す
インフラエンジニアが年収を上げるには、監視・運用から、一刻も早く保守・構築の経験を積む必要があります。
なぜなら、監視・運用の業務だけでは専門性が身に付きにくく、年収が頭打ちになりやすいからです。
まずは、今の会社で上司に構築業務への意欲を明確に伝え、機会を得られるか確認します。
もし今の会社で保守・構築の経験を積むのが難しい場合は、保守・構築の経験を積める会社への転職が必要です。
3-2.テスト担当ならJavaSilverを取得
主な業務がシステムのテストや検証であれば、プログラミング系の資格を取得することをおすすめします。
テスト業務だけでは市場価値が低いですが、資格がそのハンデキャップを埋めてくれます。
特に、多くのシステム開発で使われるJavaの知識が身に付く「Java Silver」または「Java Gold」を取得すると、テスト業務だけではなく、保守業務や実装業務を携わらせてもらえるようになります。
このような資格を取得してアピールし、開発チームへの異動を希望するのが、社内でのステップアップの方法です。
もちろん、資格とテスト経験を武器に、開発エンジニアとして転職することも、年収を上げるための選択肢です。
3-3.実装担当なら詳細設計を目指す
プログラマーとして実装を主に担当しているなら、次は詳細設計に携わることを目指してください。
ただ作るだけでなく、「どう作るか」を考える設計の経験が、あなたの年収を引き上げてくれます。
設計書を書けるエンジニアは、書けないエンジニアよりも、市場価値が高いのです。まずは、今の会社で先輩の書いた設計書を読み込み、設計の意図を学ぶことから始めます。
そのうえで、小規模な機能の設計を任せてもらえないか、上司に相談してください。
もしそれが叶わない場合は、詳細設計に挑戦できる企業へ、自身の実装経験をアピールして転職することをおすすめします。

3-4.先輩のサポートなしで働ける
年収を上げるために必要な条件のひとつに、「先輩のサポートなしで、一人で業務を完遂できること」が挙げられます。
いつまでも先輩に質問ばかりしたり、自分の担当業務を一人で終わらせられなかったりすると、会社はあなたを「一人前」とは見なしません。
まずは、与えられた役割の中で、責任を持って、自律的に仕事を進められるようになりましょう。分からないことがあれば、すぐに聞くのではなく、まず自分で調べる癖をつけます。
質問する際も、何が分からないのか、自分はどうしたいのかを整理してから聞くようにします。
この自律性が、あなたの評価の土台となります。

3-5.上流工程の担当で市場価値が上がる
エンジニアが年収を上げるのなら、「上流工程」の経験を積むことから逃れられません。
下流工程である運用やテスト、実装に比べて高いスキルと責任が問われる分、エンジニアの単価も高く設定されています。
今の会社で上流工程に挑戦したいなら、設計の打ち合わせなどに同席させてもらうのが方法もあります。
仕事の流れを学び、自身の担当業務がプロジェクト全体のどの部分にあたるのか、常に意識することが大切です。
もちろん、上流工程の経験を積める企業に転職することも年収を上げるための有力な選択肢です。
4.スキルアップできない企業から転職を!
もし今の会社で年収が上がる見込みがないのなら、一刻も早く転職を考えるべきです。
なぜなら、会社がエンジニアのスキルアップを支援する気がない、「成長できない会社」である可能性が高いからです。
「構築案件に挑戦したい」と伝えても、何年も監視・運用のまま。「設計を学びたい」と申し出ても、実装の仕事しか与えられない。このような会社に、あなたの貴重な時間をこれ以上費やす必要はありません。
エンジニア2年目という時期は、今後のキャリアの方向性を決める、重要な時期です。
この大切な時期に成長させてくれない会社で過ごすのはリスクです。
あなたの成長意欲に応え、スキルアップできる機会を提供してくれる会社は、世の中にたくさんあります。
ただ、求人票や面接で調子のいいことばかり伝えてくるのに、実態はまったく違うといった会社もたくさん存在します。
ユニゾンキャリアであれば、企業に人事やエンジニアにヒアリングを行い、会社の実態を聞き出しているのです。
その結果、ユニゾンキャリアであれば、年収が上がるだけではなく、よりスキルアップできる会社を紹介できます。
5.エンジニア2年目が本当に転職すべきとき

今の会社を辞めるべきか、もう少し様子を見るべきか、その判断は難しいものです。
しかし、エンジニアとしてのあなたの未来を危険にさらす、明確なサインが存在します。
ここでは、エンジニア2年目の方が「本当に転職すべきだ」と判断できる、5つのサインを解説します。
もしひとつでも当てはまるなら、あなたの市場価値が下がる前に、すぐに転職することをおすすめします。
- 営業力がなく希望の案件がない
- 昇給スピードが緩やか過ぎる
- 炎上案件が頻発でメンタル破壊
- 残業が異常に多くて激務
- 3年目の先輩の年収が低いと知った
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5-1.営業力がなく希望の案件がない
会社の営業力が弱く、あなたの希望するスキルアップに繋がる案件がない場合、転職を考えるべきサインです。
特にSES企業に所属する場合、会社の営業力は、あなたのキャリアそのものです。
営業担当があなたのキャリアプランに無関心で、ただ決まりやすいだけの、スキルの身に付かない案件ばかりを紹介してくるようなら、その会社に未来はありません。
あなたは、会社の営業力不足の犠牲になる必要はないのです。
あなたの希望に真剣に耳を傾け、スキルアップに繋がる案件を獲得するために奔走してくれる。そんな、営業力の強い会社を選ぶべきです。

5-2.昇給スピードが緩やか過ぎる
2年間働いたにも関わらず、給与がほとんど上がっていない場合や、昇給額がごくわずかである場合、その会社に見切りをつけるべきです。
これは、会社の評価制度が正しく機能していないか、あるいは、そもそも社員に利益を還元する意思がないことの証拠です。
ITエンジニアは、経験を積むごとに市場価値が上がっていくのが当たり前。その市場価値の向上を、給与に反映しない会社は、社員を大切にしていません。
あなたの頑張りや成長が、報われない場所で努力を続ける必要はありません。
成果を評価し、給与という分かりやすい形で応えてくれる会社に転職するべきです。
5-3.炎上案件が頻発でメンタル破壊
プロジェクトが炎上し、心身ともに疲弊しきっているなら、それはあなたの能力の問題ではなく、会社の体制の問題です。
プロジェクトが頻繁に炎上するのは、会社のマネジメント能力や、技術力が低いことが原因です。
無理なスケジュールで安請け合いしたり、スキルに見合わないメンバーをアサインしたり、そうした会社の無責任さが、現場のエンジニアにすべてのしわ寄せとなって降りかかります。
このような会社に長くいると、あなたは疲弊し、ITの仕事そのものが嫌いになるかもしれません。
あなたの心と体を守ることが、何よりも大切です。健全なプロジェクト管理が行われている、まともな会社は世の中にたくさんあるので、抜け出せなくなる前に転職をおすすめします。
5-4.残業が異常に多くて激務
月の平均残業時間が60時間を超えるなら、その会社からは転職するべきです。
一部には「若いうちの苦労は買ってでもせよ」といった、古い考え方が残っている会社もあります。
それは、あなたの健康と未来を犠牲にする、危険な考え方です。激務の中で、あなたは新しい技術を学ぶ時間も、自身のキャリアを考える余裕も失います。
優良企業は、社員のワークライフバランスを重視します。プライベートの時間が充実してこそ、仕事で高いパフォーマンスを発揮できることを知っているからです。
あなたの人生を豊かにするための仕事で、心身を壊しては本末転倒です。

5-5.3年目の先輩の年収が低いと知った
エンジニア3年目の先輩の年収が自分と変わらないなら、それはその会社に未来がないことを示すサインです。
先輩の姿は、1年後のあなたの姿です。その会社に同じように3年間勤めても、年収は先輩と同じレベルにしかなりません。
会社の給与テーブルや評価制度が変わらない限り、その現実は覆らないのです。
もし、先輩の年収を知って、そこに自分の理想の未来がないと感じたなら、すぐに行動を起こすべきです。
その会社で過ごすこれからの1年間は、あなたの年収アップには繋がりません。より高い目標を狙える会社へ、今すぐ移る準備を始めてください。
6.エンジニア2年目からの転職はユニゾンキャリア
エンジニアとして2年間経験を積んだのに、年収が上がらず、スキルアップもできない。
そんな会社に居続けると、時間を無駄にするだけではなく、エンジニアとしての自信や成長意欲も削がれますよね。
そんなときは、ITエンジニア転職のプロ「ユニゾンキャリア」にご相談ください。
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6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。
「自分の市場価値は、もっと高いはずだ」と感じながらも、まだ転職に踏み切れないでいる方も少なくありません。
あなたの経験とスキルを評価してくれる会社を探し、年収アップを実現するのがユニゾンキャリアです。
ユニゾンキャリアでは、以下のような転職支援を行っております。
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけを教えてください!
勉強して資格を取れば自分の市場価値を上げられる、というように明確な基準がある業界だったので、IT業界で働こうと思ったんです。
なので、未経験からエンジニアになった時点で終わるつもりは最初から無かったんです。
1年間でCCNAというネットワークの資格と、LPICというサーバの資格を取得するという目標を立てて、実際に取得できたのでキャリアアップのためにもう一度転職しよう、と思って転職活動を始めました。
転職活動を始められた際のご経歴を教えてください!
大学に入学後、中途退学してからはガソリンスタンドでアルバイトをずっと続けていました。
その後そのまま正社員になり働いていたのですが、 20代後半は転職黄金期っていう文字を見て、何も考えずにIT業界へ飛び込みエンジニアに転職したんです。
それから1年3ヶ月の間、インフラエンジニアとして監視・運用業務に従事し、ネットワークの資格CCNAとサーバの資格LPICを取得した段階で今回の転職活動を始めました。
選考を進めるうえで役に立った業務経験やスキルはありますか?
ネットワークの資格CCNAとサーバの資格LPICを取得したことはやっぱり評価されましたね。不器用ながら勉強した証なので。
資格を勉強したときの知識も割と残っていて、そのおかげで自分が携わっていた案件の説明もスラスラできました。
あと、小規模ではあるんですがリーダー経験があるので、そこも評価されました。ただ、マネジメント経験が大きく評価された訳ではなくて、業務理解度が高いからリーダーに任命された、ということを話したらそれが評価に繋がったみたいです。
自分の携わっている案件や業務の内容を理解していることが、なによりも重要視されるんだなと思いました。キャリアアドバイザーの酒井さんにも業務のアウトプットは重要だと言われて、実際にその通りでした。
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