
最終更新日:2025.07.04
未経験ITエンジニアの書類選考が落ちる理由は?通過率はどのぐらい?

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 未経験だと書類選考に落ちるものなの?
- ITエンジニアの書類選考はなぜ通らない?
- ITエンジニアの書類選考の通過率はどのぐらい?
ITエンジニアになろうと求人に応募しても、なかなか書類選考が通らない状況が続いていたら危険です。
最悪、誰でも内定をもらえる企業に入ってしまい、エンジニアとは関係ない業務をやらされることも…。
そんな最悪の状況を避けるためにも、優良企業であっても書類選考が通るようになる必要があります。
当社の利用者の中には、書類選考が4社中4社通った方、4社中3社通った方が何人もいます。
今回は、ITエンジニアになるための最初の関門、書類選考が通るようになるための方法を解説していきます。
記事の要約
本記事では、「未経験からITエンジニアになりたい方」を対象に、書類選考に落ちる理由と、書類選考が通るようになる方法、選考対策によって内定を獲得できた事例について紹介していきます。

1.未経験ITエンジニアの書類選考が落ちる理由6選

なぜ未経験からのITエンジニア転職では、書類選考で落ちることが多いのでしょうか?
その理由を知ることが、対策を立てるための第一歩です。やみくもに求人に応募を続けても、同じ失敗を繰り返すだけです。
ここでは、未経験の方が書類選考で落ちてしまう、代表的な6つの理由を解説します。
- 採用要件を知らず応募数だけ多い
- 年齢や学歴が採用要件を満たしていない
- 短期離職や転職回数が多くて即アウト
- 志望動機や自己PRから覚悟が見えない
- エージェントで大量応募だと通過率20%
- ITエンジニアの中に難関職種がある
こちらをクリック ▶ 【エンジニア転職のプロに無料相談】
1-1.採用要件を知らず応募数だけ多い
書類選考で落ちる最もよくある理由は、企業の採用要件を知らず、ただ応募数だけを増やしていることです。
「未経験歓迎」と書かれていても、企業が本当に求めている人材のレベルは、求人ごとにまったく異なります。
例えば、A社は「ITの学習経験は問わないが、コミュニケーション能力の高い方」を、B社は「コミュニケーション能力より、独学でWebサイトを作った経験のある方」を求めているかもしれません。
こうした「本当の採用要件」を知らずに、自分の経歴と合わない企業に応募し続けても、結果は変わりません。
「数打てば当たる」という考え方は、未経験からの転職では通用しないのです。

1-2.年齢や学歴が採用要件を満たしていない
応募した企業の採用要件と、ご自身の年齢や学歴が合っておらず、書類選考が落ちるケースもあります。
これも、一人で転職活動をしていると、気づきにくいポイントです。
例えば、20代前半までを主な採用ターゲットとしている企業に、30代の方が応募しても、書類選考を通過するのは困難です。また、一部の大手SIerなどでは、今でも学歴を重視する文化が残っている場合があります。
こうした「見えない壁」が存在する企業に応募し続けていては、あなたの貴重な時間が無駄になります。
自分の年齢や学歴でも、内定の可能性がない求人に応募するのは、勝算のない戦いに挑むようなものです。
1-3.短期離職や転職回数が多くて即アウト
短期離職や転職回数が多いと、書類選考が通らない可能性があります。
企業が短期離職や転職回数を気にするのは、「採用しても、またすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱くからです。
採用には多くのコストがかかるため、企業は長く働いてくれる方を、当然ながら優先します。
この懸念を払拭できないまま求人に応募しても、採用担当者はあなたの職歴を見た瞬間に、「この人は定着しないかもしれない」という先入観を持ってしまいます。
特に、短期離職が20代で2回以上、30代で3回以上ある場合は、書類選考の通過が難しくなます。

1-4.志望動機や自己PRから覚悟が見えない
志望動機や自己PRの内容が薄く、エンジニアになりたいという「覚悟」が伝わってこないことも、不合格の理由のひとつです。
未経験の方の採用では、企業はスキルではなく、その方の意欲やポテンシャルを見ています。
例えば、「IT業界は将来性があるから」「プログラミングに興味があるから」といった、誰にでも言えるような動機では、採用担当者の心には響きません。
「なぜ、数ある仕事の中から、エンジニアという仕事を選んだのか」「エンジニアになって、何を成し遂げたいのか」そうした、あなた自身の言葉で語られる、熱意のある志望動機が必要です。
「この人なら、入社後も主体的に学び、成長してくれそうだ」そう感じさせないと、書類選考を突破することはできません。
1-5.エージェントで大量応募だと通過率10%
転職エージェントを利用していても、「書類選考で落ち続ける」という方がいます。その場合は、書類選考を通す力のない転職エージェントだからです。
一部の転職エージェントは、個人の経歴や希望を無視して、ただ機械的に、何十社もの企業へ応募を促すことがあります。
いわゆる「大量応募」です。この方法では、一社一社への対策がおろそかになり、志望動機も薄くなるため、結果として通過率は著しく低くなります。
こうした大量応募の場合の書類選考通過率は10%以下になると、その転職エージェントの担当者自身が言っています。
もし利用している転職エージェントが、あなたの希望と関係なく、ただ応募数だけを増やしているなら注意が必要です。

1-6.ITエンジニアの中に難関職種がある
「ITエンジニア」と一口に言っても、その中には、未経験からの転職が非常に難しい難関職種が存在します。
そうした職種ばかりに応募しているために、書類選考で落ち続けている可能性もあります。
例えば、AIエンジニアやデータサイエンティストといった、大学院レベルの研究経験が問われる職種です。また、Web系の人気自社開発企業なども、応募が殺到するため、未経験の方がいきなり内定を獲得するのは簡単ではありません。
一方で、インフラエンジニアやテストエンジニアといった職種は、未経験向けの求人が多く、比較的転職しやすいです。
まずは、自身の現在地を理解し、未経験からでも転職可能な職種を選ぶことが内定への近道です。
もう自分で書類選考をするのが面倒な方は、ユニゾンキャリアの転職支援サービスの利用をおすすめします。
ユニゾンキャリアであれば、書類選考の通過率が劇的に上がる履歴書や職務経歴書の添削を行っています。
\ご相談から内定まで完全無料/
2.書類選考の通過率が50%以下ならプロに頼る!

これまでに応募した企業の書類選考の通過率が50%を下回っているなら、転職支援サービスの利用をおすすめします。
10社に応募して5社以上から面接の案内が来ないなら、このまま一人で活動を続けても、良い結果は得られません。
なぜなら、その低い通過率は、あなたの経歴やスキルと、応募している企業との間に、大きなミスマッチが生じていることを示しているからです。あるいは、職務経歴書などで、あなたの魅力を十分に伝えきれていないのです。
この状況を打開するには、第三者の視点を取り入れる必要があります。
ITエンジニアの転職を専門とするプロに頼ることで、書類選考の通過率を劇的に改善し、内定を獲得できるようになります。
ユニゾンキャリアであれば、企業の人事から採用要件を聞いているので、書類選考が通るアドバイスが可能です。
もし未経験であっても優良企業からの内定を獲得したいのなら、ユニゾンキャリアを使ってみませんか?
3.選考対策によって内定獲得できた事例3選
しっかりと選考対策を行うと、書類選考が通って内定を獲得できます。
どのような選考対策があったのか、未経験からITエンジニアに転職した3名のインタビューをもとに解説していきます。
選考に苦戦している方は、ぜひ参考にしてください。
こちらをクリック ▶ 【エンジニア転職のプロに無料相談】
3-1.書類選考も面接も100%通過した與那嶺さん

正社員の経験がない與那嶺さんは、ユニゾンキャリアを利用し、求人に応募して4社すべてから内定をもらいました。
キャリアアドバイザーの的確なアドバイスによって、企業からの評価も高く、即日に内定が出るほどでした。
キャリアアドバイザーから企業ごとに合わせた履歴書と職務経歴書の添削によって、書類選考が100%通過しています。
面接対策も同時に行ったことで、書類選考だけではなく、面接も100%受かり、内定をいただいています。
3-2.短期離職2回でも書類選考が通った土橋さん

短期離職を2回も続けてしまった土橋さんは、履歴書が通るかも不安でしたが、しっかりと書類選考が通っています。
この方はどうしても経歴にハンデがあったため、CCNAという資格を取得してから求人に応募しました。
その結果、5社の面接を受け、最終的に2社から内定。資格ひとつで書類選考が通り、5社の面接を受けられています。
しかも研修制度が充実している企業のため、ITエンジニアになるのに最高の企業に転職できています。
3-3.高卒フリーターでも書類選考が通った伊與田さん

高卒でフリーターだった伊與田さんは、4社に応募して2社から内定、50%以上の確率で書類選考が通っています。
伊與田さんの経歴であっても内定をいただけそうな優良企業4社に絞り、求人の紹介を行った結果です。
的確なアドバイスによって、選考がとんとん拍子に進み、3週間で内定を獲得して転職活動を終えました。
このようにユニゾンキャリアでは、書類選考と面接どちらも対策を行うため、経歴にハンデがあっても内定を獲得できます。
なぜなら、企業の人事から採用要件を聞いているため、選考が通る書類や面接対策を熟知しています。
しかも今までの転職支援の実績をもとに、より精度の高いアドバイスを個別に行うことで、選考の通過率が高いです。
もし転職活動がうまく進んでいないのなら、ユニゾンキャリアに相談してみませんか?
\ご相談から内定まで完全無料/
4.書類選考を通せない転職エージェントはやめとけ

書類選考で落ち続ける転職エージェントを使っていても、時間を無駄にするばかりか、転職のチャンスも失います。
きちんと選考対策を行えば内定をもらえた優良企業のはずが、無策で求人に応募した結果、簡単に選考から落ちるからです。
しかも書類を完璧に整えて再応募したとしても、最初に応募してから1年間は書類を見られずに落とされる恐れがあります。
このような事態を避けるためにも、求人に無差別に応募するのではなく、1社ずつ確認して応募することが大切です。
実際に、書類選考を通せない転職エージェントには、以下のような共通点があります。
- 企業の採用要件を理解していない
- 誰にでも同じ書類添削をする
- あなたの希望を無視して大量応募
- IT業界や技術への知識が乏しい
こうした担当者に任せていると、あなたの貴重な時間と、ITエンジニアになるという意欲が奪われていきます。
転職エージェントの選び方は、会社を選ぶのと同じくらい重要です。
少しでも違和感を覚えたら、ためらわずに転職エージェントを変更してください。
5.未経験ITエンジニアのための書類選考の対策5選
書類選考の通過率を上げるためには、どのような対策をすれば良いのでしょうか?
ここでは、未経験の方が、企業の採用担当者に「この人に会ってみたい」と思わせるための5つの対策を解説します。
- 職務経歴書の充実
- 資格取得の予定を記載
- 難関企業の求人を避ける
- 誤字脱字の確認などを徹底
- 資格取得で経歴のハンデを払拭
こちらをクリック ▶ 【エンジニア転職のプロに無料相談】
5-1.職務経歴書の充実
書類選考を通過するためには、職務経歴書であなたのポテンシャルを伝えることが必要です。
なぜなら、企業は未経験の方を技術力ではなく、ポテンシャルや、エンジニアになる覚悟を見ているからです。
職務経歴書は、その2つをアピールするための資料となります。職務経歴書では、以下の2点を意識して記述してください。
- 前職での課題解決経験をアピール
- ITの学習意欲を具体的に示す
例えば、「営業として、顧客の課題を分析し、売上を120%に向上させた」といった課題解決能力や、「現在、CCNAの取得を目指して学習中」といった熱意を記述します。
職務経歴書は単なる経歴の羅列ではなく、アピールを盛り込むことで、採用担当者の目に留まるものに変わります。

5-2.資格取得の予定を記載
現時点で資格を持っていなくても、問題ありません。大切なのは、「これから学ぶ」という学習意欲を示すことです。
履歴書や職務経歴書に、「現在、インフラエンジニアへの転職を目指し、CCNAの資格取得に向けて勉強中です。〇月頃の取得を目標としています」といった一文を加えてください。
この一文があるだけで、採用担当者が抱く印象は、まったく変わります。
「この人は、本気でエンジニアになる気だ」「努力ができる人だ」と、あなたのポテンシャルを高く評価してくれるのです。口先だけでなく、具体的な目標を示すことで言葉に信頼性が生まれます。
資格取得の予定日を示すのは、今すぐにでも実践できる効果的な選考対策のひとつです。
5-3.難関企業の求人を避ける
誰もが知る有名企業や人気の自社開発企業は、当然ながら、応募が殺到し、競争率も高くなります。
こうした難関企業は、経験豊富なエンジニアや、高いポテンシャルを持つ若手も、数多く応募してきます。
その中で、未経験のあなたが内定を勝ち取るのは、簡単ではありません。まずは、競争率が比較的緩やかで、未経験者を育てる文化のある企業に狙いを定めることをおすすめします。
例えば、多くのSES企業は、未経験者の採用に積極的です。
1社目で実務経験を積んだうえで、数年後に、改めて難関企業に挑戦する。そうした、段階的なキャリアアップを考えることも重要です。
5-4.誤字脱字の確認などを徹底
応募書類の誤字脱字は不採用になってもおかしくないミスです。
たったひとつの漢字の間違いや日本語の誤用が、評価を大きく下げます。
なぜなら、採用担当者は、「この人は、仕事でも同じように、注意散漫なミスをするのではないか」と感じるからです。特に、システムの品質を守るITエンジニアという仕事において、細部への注意力は、不可欠な素養です。
応募書類を提出する前には、声に出して読んで誤字脱字がないかを確認してください。
こうした「当たり前のことを当たり前にできる」といった、その丁寧な仕事ぶりが評価を高めます。

5-5.資格取得で経歴のハンデを払拭
もし短期離職や転職回数が多い場合、資格取得がそのハンデを覆すための対策です。
短期離職や転職回数があることで企業が短期離職を懸念するのは、「継続性」や「忍耐力」に疑問符が付くからです。
その疑念に対し、資格の取得までに数百時間の学習が必要な資格を取得した事実は、何よりの反論となります。「私は、これだけの時間をかけて努力を継続できる人間です」という、無言の証明になるのです。
経歴は、過去のものであり、変えることはできません。
しかし、資格取得の努力で疑念を払拭することで、企業の見方は変わります。

6.【絶対NG】IT以外の業務をやる企業は避けよ
未経験からITエンジニアになろうと転職したとき、IT以外の業務をやらせる企業があることも覚えておいてください。
このような企業は、ITエンジニアに必要な経験が身に付くという建前のもと、家電量販店やコールセンターに派遣します。
IT以外の業務を続けながら、プログラミングスキルを磨いたり、資格取得をしたりすることになりますが、彼らの目的はあなたにITエンジニアになってもらうことではありません。
もしあなたがスキルを身に付けたとしても、ITエンジニアになることはできず、今の業務が続く可能性が高いです。
そのため、IT以外の業務をやる企業に入ってしまうと、経歴に傷がつき、年収が上がるのも遅くなります。
書類選考が通らないからといっても、手当たり次第に求人に応募するのだけはおすすめしません。
以下の記事に怪しい求人の特徴まとめているので、今後も転職活動を続けるのならご覧ください。
7.未経験からのITエンジニア転職はユニゾンキャリア
ITエンジニアになろうとしても、書類選考で落ち続けてしまうケースはよくあります。
不合格が続くと、自信を失い、ITエンジニアになる意欲も削がれますよね。
そんなときは、ITエンジニア転職のプロ「ユニゾンキャリア」にご相談ください。
こちらをクリック ▶ 【エンジニア転職のプロに無料相談】
7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、誠にありがとうございます。
書類選考に落ち続けると、「もうITエンジニアになれない…」「もう諦めるべきかも…」と、ネガティブな気持ちになるものです。
誰にも頼れない状況だと、書類選考が通る見込みがあるのかも分からず、いつ内定を獲得できるのかも分かりませんよね。
特に未経験からITエンジニアになるのなら、1日でも早く転職したほうが年収が上がるのも早くなります。
そのため、ユニゾンキャリアの転職支援サービスを使い、スムーズにITエンジニアになってみませんか?
ユニゾンキャリアを使うことで、以下のようなメリットがあります。
- ゼロから履歴書と職務経歴書の作成サポート
- 書類が通る履歴書と職務経歴書の添削
- 企業の採用要件にもとづく面接対策
このような転職支援によって、あなたが内定を獲得できるようにサポートを行っています。
この一人ひとりに寄り添う姿勢が評価され、Googleの口コミ件数は400件を突破、総合評価で★4.8を獲得しております。
口コミ評価
「まずは話だけ聞いてみたい」という情報収集の段階でも歓迎です。
すべてのサービスは「完全無料」でご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
\ご相談から内定まで完全無料/
7-2.未経験からのITエンジニア転職成功インタビュー

成功者インタビューより
エンジニアに転職しようと思ったきっかけはなんですか?
PCを使って動画を作ったりなど何かしらを創作する機会が多くて、もともとITにすごく興味があったんです!
転職を考え始めた時の年齢が27歳で、未経験からIT業界を目指すのであれば、今のうちに挑戦した方が数多くの選択肢の中から選べるんじゃないか、って思ったのでこのタイミングでエンジニアに転職することを決めました。
転職活動を始めた時のご経歴を教えてください!
芸能系の専門学校で声優と舞台役者の学科を卒業してから、派遣社員や契約社員として働いていました。
今まで4社経験がありますが、全てコールセンターで正社員経験もなかったので、1人で転職活動をしていた時は不安が多かったです…。
転職活動の結果はいかがでしたか?
実は、受けた企業全部から内定が出ました!しかも2週間以内に。
企業によっては面接を受けたその日に内定が出て、さすがに早すぎると不安になって担当キャリアアドバイザーの橋本さんに確認したら、即日内定が出るのは珍しいことですよと言われて…嬉しかったですね(笑)
選考を受けたのは4社で、全て内定をいただいたので、転職活動を始めて2週間で既にあとは選ぶだけ、という状況でした。
ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。
自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介しますので、ぜひ気軽にお問い合わせください。