

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら
- エンジニアの志望動機の書き方を教えて
- エンジニア未経験者が書く志望動機の例文が見たい!
- 志望動機を書くときに押さえておくべきポイントは?
志望動機は選考の際に必ず問われる重要な項目です。しかし、「内容はこれで大丈夫かな…?」という漠然とした不安を抱えながら志望動機を書く方も少なくありません。
エンジニア転職を目指す未経験の方も同様で、中には「今まで全く違う業界で働いてきたから、そもそも何を書けばいいか分からない!」と途方に暮れる人もいます。
記事の要約
本記事ではそんなエンジニア未経験者の方に向けて、エンジニアの志望動機の書き方や、職種別の文例を紹介します。
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1.エンジニア未経験の志望動機5つの重要点
採用担当者はエンジニア未経験者の志望動機を評価する際、下記の5つのポイントをチェックします。そのため、全てのポイントを押さえた志望動機の作成を心がけることが重要です。
- エンジニアを目指す目的の明確化
- 目指す職種に対する仕事内容の理解
- 応募企業が求める人物像の推定
- 過去の経験とエンジニアの適性
- 採用企業側が得られるメリットの提示
1-1.エンジニアを目指す目的の明確化
エンジニア未経験者が志望理由を述べる際は、「エンジニアになって何を成し遂げたいか」を明確に示すことが重要です。
仕事において強い目的意識を持っている人は、「入社後も熱意と意欲をもって業務に取り組むだろう」と期待され、好印象を持たれます。
「ITインフラを支える一員になり、様々な企業の業務効率化に貢献したいです」「機能性・操作性に優れたアプリを開発し、生活を便利にしたいです」など、エンジニアとして達成したい目的を簡潔に書いてください。
また、掲げた目的を持つに至ったきっかけも併せて書くと説得力が増します。
あなたならではの具体的なものであれば、前職での経験や日常でのエピソードなど何でもかまいません。

1-2.目指す職種に対する仕事内容の理解
志望動機の内容は求人応募者の職種に対する理解度が如実に表れます。
業務内容についての理解が浅いと、「エンジニアとしての適性や意欲が低い」とみなされ、採用を見送られるので要注意です。
志望動機では、エンジニアになるために努力していることや、エンジニアになった後の展望に触れます。
職種について正しく理解していることをアピールするために、仕事内容や必要なスキルは徹底的に調べ、キャリアパスまで書くようにしてください。
また、専門用語の使い方にも注意が必要です。意味を誤解していたり、使い方が適切でなかったりすると、職種理解が足りていないと捉えられ、マイナス評価に繋がる恐れがあります。
1-3.応募企業が求める人物像の推定
企業が求める人材像に自分が当てはまることをアピールするのも志望動機の役割です。
自分と企業とのマッチング度が高いことが伝えられれば、選考通過の可能性が大幅に上がります。
企業が求める人材の把握には、企業研究が必要不可欠です。企業の公式サイトに掲載されている企業理念や事業内容から、必要とされるスキルや特性を推定してください。
スキルや特性を自分が身に付けていることを志望動機で示します。過去のエピソードを交えながら話すのが説得力を上げるコツです。
企業のニーズを汲み取った自己PRを行うことで、「企業研究を入念に行った」「私は企業との相性が良い」という2つのメッセージを採用担当者に送ることができ、入社意欲の高さを強く示すことができます。

1-4.過去の経験とエンジニアの適性
エンジニアとしての実績やプログラミング経験がなくても、エンジニアとしての適性があることを志望動機で示すことは可能です。
エンジニアに求められる素質は論理的思考力・忍耐力・知的好奇心などです。これらの素質があることを示す材料として、前職やプライベートでの経験を活用できます。
「市場調査から消費者の特性を把握し、ニーズに合った自社製品の販売を強化した結果、売り上げが大幅に伸びた」「英語を毎日30分勉強するのを5年前から習慣としており、TOEICで900点を超える好成績を出した」など、具体的な経験を取り上げながら、自分の強みについて説明してください。
「エンジニアに向いている人材だ」と採用担当に思わせることで、エンジニア未経験者にも内定獲得の道が開けます。
1-5.採用企業側が得られるメリットの提示
採用担当者は選考の際、「この人を採用することで会社にどのようなメリットがあるのか?」という視点から求人応募者を評価します。
したがって、志望動機を述べる際は、自分の強みが企業にもたらすメリットを提示してください。企業の課題解決や目標達成を第一に考える姿勢は高評価に繋がりやすいです。
「知的好奇心を活かし、入社後は最新のフロントエンド技術を学びつつ、ユーザーのニーズを最大限に反映したアプリを開発したいです。そして将来は御社の製品の利用者数の増加に貢献します。」といったように、自分の強み・入社後のアクション・企業への貢献の仕方をセットで伝えてください。
入社後のイメージを具体的に話すことで、入社意欲の高さや即戦力としての魅力も同時にアピールできます。
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2.【テンプレ】エンジニアの志望動機の書き方
志望動機は論理的な文章構成にすることを意識してください。自分の考えに説得力を持たせつつ順序立てて話すことで、面接官に好印象を与えることができます。
下記のフレームワークを活用すると、適切な構成の志望動機を簡単に作成することが可能です。
- 御社を志望する理由
- 自身の強みと提供できる価値
- 過去の体験から導けるエンジニアの適性
- 現在の取り組みと入社後の展望
フレームワークをもとに志望動機の例文を作成すると下のようになります。
▼フレームワークを利用した例文
①御社の「情報をもっと便利に、人々をもっと幸せに」というミッションに深く共感し、良質なニュースアプリの開発を通じてその達成に貢献したいと考え、入社を志望します。
②私の強みは知的好奇心を活かして物事をより良くする力を持っていることです。
③前職では営業職として高度かつ専門的な機能を備えた医療機器を販売していました。
私は製品について細部まで理解するために、マニュアルの熟読・開発チームとのミーティング・競合製品との比較を徹底的に行いました。
その知識をもとに営業資料を改訂した結果、顧客に製品の魅力が伝わり、売上を前年比20%増加させることに成功しています。
開発エンジニアとしてアプリを開発する際には、新しい技術を取り入れること・開発過程で発生した問題の原因を突き止め解決すること・今までにないアイデアを出すことが求められると認識しています。
私は持ち前の知的好奇心を最大限に発揮し、これらの課題を最善の形でクリアしていく所存です。
④私は現在、Java Silverの資格取得に向けて勉強に励んでいます。開発に関する基礎的なスキルと知識を備えた状態で御社に入社し、現場で即戦力として活躍したいです。
例文はそのままコピーせず、自分の考えや体験を自分の言葉で表現してください。
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。
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3.開発エンジニアの仕事内容と適性
エンジニア未経験でも目指せる開発エンジニアの職種(システムエンジニア・プログラマー・アプリケーションエンジニア・Webエンジニア)について表形式で簡単に解説します。
各職種の仕事内容と求められる適性を把握したうえで志望動機の内容を考えると効率的です。
職種 | 仕事内容 | 適性 ※()内は適性が役立つ場面の例です。 |
---|---|---|
システムエンジニア | クライアントの要求や課題を聞き取り、システムの設計や開発チームへの指示を行う。 システム開発における上流工程を担当するエンジニアをシステムエンジニアと呼ぶことが多い。 | ・論理的思考力(システムの設計) ・コミュニケーション能力(クライアントへのヒアリング) ・マネジメント能力(開発現場での指示や品質管理) |
プログラマー | システムエンジニアが作成した設計書に基づいてプログラムを作成する。下流工程を担当するエンジニアをプログラマーと呼ぶことが多い。 | ・論理的思考力(プログラムの構築) ・問題解決能力(バグやエラーへの対応) ・継続力(長時間の作業) |
アプリケーションエンジニア | スマホアプリや業務用アプリの開発を行う。設計・開発・運用・保守の全ての工程に関わる。 | ・論理的思考力(アプリの設計) ・知的好奇心(最新技術のキャッチアップ) ・マネジメント能力(プロジェクトの管理) |
Webエンジニア | WebサイトやWebアプリケーションの開発を行う。担当者をフロントエンド(ユーザーが閲覧・操作できる部分)とバックエンド(サーバー側の処理)に分けることが多い。 | ・論理的思考力(Webサイト・Webアプリケーションの設計) ・知的好奇心(最新技術のキャッチアップ) ・コミュニケーション能力(チーム間の連携) |
このように「自分が目指す職種に何が求められているのか?」をまず考えるようにしてください。
開発エンジニアとインフラエンジニアでは、じつは求める人材が違ったり、システムエンジニアとプログラマーでいえば、コミュニケーション能力が重視されたり、技術力が重視されたり、と同じ職種でも違います。
自分は、○○な性格だから○○エンジニアを選択したというのがわかれば、自己分析のレベルと職種分析のレベルが採用担当者に伝わります。
事前にどのくらい準備しているかで、採用担当者は未経験の方の転職意欲やビジネススキルを図っているため、ここはしっかりとやっておくに越したことはありません。

4.インフラエンジニアの仕事内容と適性
エンジニア未経験でも目指せるインフラエンジニアの職種(ネットワークエンジニア・サーバーエンジニア・データベースエンジニア・セキュリティエンジニア)について表形式で簡単に解説します。
各職種の仕事内容と求められる適性を把握したうえで志望動機の内容を考えると効率的です。
職種 | 仕事内容 | 適性 ※()内は適性が役立つ場面の例です。 |
---|---|---|
ネットワークエンジニア | ネットワークシステムの設計・構築・運用・保守を担当する。具体的な仕事内容はネットワーク機器の設定やネットワークの監視など。 | ・論理的思考力(ネットワークシステムの設計) ・問題解決能力(トラブルシューティング) ・知的好奇心(技術のインプット) |
サーバーエンジニア | サーバーを設計・構築・運用・保守する。サーバーはアプリやシステムを円滑に稼働させるための土台となる部分。 | ・問題解決能力(システム障害への対処) ・正確性(サーバーの設定・運用) ・知的好奇心(技術のインプット) |
データベースエンジニア | データベースの設計・構築・運用・最適化を担当する。データベースの容量を決めたり、データを整理整頓したりするのが仕事。 | ・論理的思考力(データベースの設計) ・正確性(データ管理) ・コミュニケーション能力(チームやクライアントとの連携) |
セキュリティエンジニア | システムのセキュリティ対策の立案と実装を行う。システムの脆弱性を発見したり、ファイアウォールの導入を行ったりするのが主な業務。 | ・問題解決能力(サイバー攻撃への対処) ・注意力(脆弱性の発見) ・知的好奇心(新しい攻撃手法やセキュリティ対策の学習) |
インフラエンジニアの場合は、職種の適正というより将来的に何を目指しているのか?を注視して確認してください。
まずは、インフラエンジニアとして様々な案件に携わります。その中で、資格を取得したり、自分の強みを見つけたりして、細かい職種に分かれていくと考えるとよいです。
未経験から入る場合は、基本的にネットワークかサーバーの案件(正しくはネットワーク8割、サーバー2割のような状態)に入ることになります。
その中で、自分は将来的に「~なキャリアに就きたい」と話せると面接官は「こいつ。わかっているな。」という反応をもらえます。

5.【職種別】ITエンジニア志望動機の例文9選
エンジニア未経験者でも目指せる9職種の志望動機の例文を紹介します。フレームワークの使い方やエピソードの選び方などを参考にしつつ、オリジナルの志望動機を作成してください。
5-1.【例文】システムエンジニア(SE)の志望動機
システムエンジニアの志望動機では、コミュニケーション能力やマネジメント能力といった管理側の能力が求められることが多いです。
そのため、システムエンジニアの志望動機はリーダー経験などのコミュニケーション能力を押すと良いです。
私は課題解決を目的にシステムを設計・開発できる仕事に魅力を感じ、御社のシステムエンジニアを志望します。前職の営業職では顧客管理システムの改善に関わり、業務の効率化に貢献した経験があります。この経験からユーザー視点での説明能力や問題解決能力が自身の強みだと感じました。現在、基本情報技術者試験の勉強を進めており、入社後はシステム開発に積極的に携わり、御社のプロジェクトに貢献したいと考えています。
コミュニケーション能力といってもたくさんの種類があるため、ここではコミュニケーション能力を説明能力としています。
これはお客様にシステムエンジニアとして働いたときに、操作方法の説明やマニュアルの説明などで役に立つスキルです。面接官もちょっと話聞いてみるかと思ってくれそうです。
5-2.【例文】プログラマー(PG)の志望動機
プログラマーは完全に技術屋の職種です。テストからコーディングまで行うため、精密な作業や忍耐力をアピールすると効果的です。
御社の技術力の高さと充実した教育環境に惹かれ、プログラマーとして成長したいと考え志望しました。自身の強みは、独学で学習を継続する粘り強さです。学生時代にはサークル活動でWebサイト制作を担当し、試行錯誤しながらサイトを完成させました。この経験から、課題を粘り強く解決していく姿勢がプログラマーとして向いていると考えました。現在、PythonやJavaScriptを学習中で、入社後は早期に開発業務に貢献できるよう努めます。
Webサイトの制作だけでは、スキルの証明にはなりませんが、いつやったのか?がわかれば、状況が伝わりやすくなります。
また、さらに自分で学習を進めていて、いまの状態に満足していないことを表現できているので、ちょっと面接に呼んでみようかと思ってくれそうです。
5-3.【例文】アプリケーションエンジニアの志望動機
アプリケーションエンジニアは業務の範囲が広いですが、「Webアプリ」「スマホアプリ」「業務アプリ」のどのアプリケーションを作る企業かでアピールポイントが変わっていきます。
生活を便利にするアプリケーション開発に携わりたいと考え、御社を志望いたしました。私の強みは発想力とユーザー目線で物事を考えることです。前職で販売促進企画を担当した際、お客様の要望に応えるためのサービスを企画しました。この経験を通じて、ユーザーが本当に求めるものを提供することが重要だと実感しました。現在はJavaやKotlinを自主的に学習しており、入社後はアプリ開発を通じて御社のサービス価値向上に貢献したいです。
会社のビジョンへの共感型で作成しています。応募する企業がユーザーを押し出している企業であれば、企画の経験などがかなり生きやすいです。
また、こちらも勉強を進めていることからちょっと育ててば行けそうかな?と採用担当者が思い面接に呼んでくれるはずです。ポートフォリオなどをセットで提出できると説得力がさらに増します。

5-4.【例文】Webエンジニアの志望動機
Webエンジニアではスクラム開発といって、走りながら開発させる手法を取る企業が多くなっています。そのため、都度発生する問題を解決する能力などが重要視されます。
Webを通じて多くの人に価値を提供したいと感じ、御社のWebエンジニア職を志望しています。私の強みは問題に直面した際の迅速な対応力と、柔軟に改善策を導き出す課題解決能力です。前職では自社Webサイトの更新業務を通じてHTMLやCSSに触れ、突発的なトラブルを迅速に解決した経験があります。この体験から、細かい修正をすぐに対応できる柔軟性が強みです。現在はReactやVue.jsなど最新技術を積極的に学習しており、入社後は迅速な問題解決を通じてチームに貢献できるエンジニアを目指します。
Webエンジニアとしてのビジョンと企業とのビジョンを合わせるマッチング型の志望動機です。Webエンジニアの業務の速さに対して、柔軟性で対応すると返答ができています。

5-5.【例文】ネットワークエンジニアの志望動機
ネットワークエンジニアは、社会インフラとして大きな役割を果たす仕事で、トラブルなどが発生すると大きな損失を生む可能性があります。
そのため、トラブルシューティングなどの問題解決能力をアピールすると良いです。
企業の基盤となるネットワークの構築・保守に携わりたいと考え、御社を志望しました。私の強みは責任感と課題解決力であり、前職の店舗管理業務でネットワークトラブルに対応した際、状況を確認して迅速に事態を収拾しました。この経験を通じて、ネットワークに興味を持ち、ネットワークエンジニアを目指して勉強しています。現在はCCNAの取得を目指して学習を進めており、入社後は安定したインフラ環境の維持・構築に貢献したいと考えています。
状況解決の能力と自身で勉強まで進めていることから情報収集能力が高いのではないかと推測できる志望動機です。
面接では、実際に何をしたの?と聞かれると思うので、ここを対策しておけば説得力を補完できます。
5-6.【例文】サーバーエンジニアの志望動機
サーバーエンジニアは、設計や構築や管理を行う仕事です。そのため、ミスをなく仕事をしたり、トラブルから復旧する能力が求められます。
安定したサービス提供に不可欠なサーバー構築・運用に関心を持ち、御社を志望いたしました。私は慎重さと着実な業務遂行能力を強みとしており、前職の事務職では大量のデータ管理やシステムに関連したデータ入力・管理業務を担当していました。この経験から、正確さと継続性を求められるサーバー運用業務がぴったりだと感じました。現在はLinuxの学習を深めており、入社後はインフラの安定運用に積極的に貢献できるようにしてまいります。
事務職の正確さはサーバーの運用に相性が良いです。また、業務内容もエクセルを使っているだろうと予想できるため、PCスキルもアピールすることができます。
5-7.【例文】データベースエンジニアの志望動機
データベースエンジニアは、データの収集や取り出しなどの設計や運用を行う仕事です。どのような情報が欲しいのかなどをヒアリングするケースが多く、コミュニケーション能力が求められます。
情報資産を守るセキュリティ対策に貢献したいと考え、御社を志望いたします。私の強みはリスクへの高い意識と分析力です。前職では経理業務を通じて機密情報を扱い、情報漏洩を防ぐために慎重な情報管理を行っていました。この経験を通じて、企業のセキュリティ対策の重要性を強く認識しました。現在は情報セキュリティマネジメント試験に向けて学習中で、入社後は御社の情報セキュリティ強化に全力で取り組んでまいります。
データベースエンジニアは実際にどのようにデータを活用していくのかまで考える必要があるため、細かい数字を扱う仕事をしていた経験は非常にアピールになります。

5-8.【例文】セキュリティエンジニアの志望動機
セキュリティエンジニアは包括的な知識の中から最適な防衛策を講じる仕事です。そのため、学習範囲も広く、勉強が重要になります。
情報資産を守るセキュリティ対策に携わりたいと考え、御社を志望いたしました。前職では経理業務の一環として、社内の重要情報を扱う際の管理や慎重な確認作業に日々取り組んでいました。情報を取り扱う責任の重さを実感したことをきっかけです。現在はネットワークの基礎からセキュリティに至るまで幅広く理解を深めるため、CCNAの取得に向けて学習を進めています。入社後は実務を通じて知識と経験を積み、企業の安全を支えるエンジニアとして成長していきたいと考えています。
セキュリティエンジニアを目指したいという中でCCNAというネットワークの資格から入っているため、情報収集能力が高いと判断することができる志望動機です。
5-9.【例文】QAエンジニアの志望動機
QAエンジニアはシステムの品質を保つために、テストの設計から実施まで行う仕事です。正確性やトラブルの発見などの能力が求められます。
品質保証の観点から製品やサービスの信頼性向上に携わりたいと考え、御社のQAエンジニア職を志望しました。前職では製造現場のアシスタント業務を通じて、細かな確認作業の大切さや、不具合が起きた際の影響の大きさを実感しました。元々慎重な性格で、丁寧な作業やチェックが得意なため、QAの業務に強い関心を持つようになりました。現在はソフトウェアテストの基礎や品質管理の考え方を学び始めており、入社後は一つひとつの検証作業を通じて、確かな品質を支える存在を目指していきたいです。
QAエンジニアを目指す理由が明確になっていることと自分の強みがマッチしてることをアピールできています。
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6.エンジニアの志望動機のアピールポイント
冒頭で述べた、視点は採用側がどのように求職者を見ているかでした。実際に例文を読んでくれたあなたならわかると思いますが、減点要素を減らしたらプラス要素を作らなくてはいけません。
採用担当者目線でプラスになりやすいアピールポイントをまとめています。
- 現在の学習状況を意欲と合わせてPR
- 論理的思考力を裏付けるストーリーをPR
- コミュニケーションスキルの再現性をPR
- 継続力と忍耐力がわかるエピソードでPR
6-1.現在の学習状況を意欲と合わせてPR
エンジニア未経験者であっても、現場での業務に向けた学習を行っていることをアピールすれば、エンジニアの適性があると評価される可能性が高いです。
自主的に学習する姿勢は、エンジニアにとって欠かせない素質だからです。
例)私は現在エンジニアとして即戦力になるべくJavaを学習しています。オブジェクト指向プログラミングの基礎を身につける過程で、実際に簡単なアプリケーションを開発しました。また、2か月以内にJavaSilverも取得する予定です。
志望動機でアピールする場合は、上記の例文のようにプログラミング言語の学習状況・到達度合い・今後の学習計画など数字を交えて説明してください。
現在のスキルレベルと意欲の高さを採用担当者に正確に伝えることができます。
「未経験者のハンデを打ち消したい」「エンジニア転職の本気度を示したい」という人は、学習状況をできる限り詳しく説明することをおすすめします。
6-2.論理的思考力を裏付けるストーリーをPR
論理的思考力はエンジニアのどの職種においても必要不可欠な能力です。思考力を発揮して問題を解決したエピソードがあれば、積極的に志望動機で取り上げてください。
エピソードを取り上げる際のポイントは、以下の4点をストーリー形式で分かりやすく説明することです。
- 問題が生じた
- 問題の原因を分析・特定した
- 原因に対して効果的な対策を講じた
- 対策によって成果が出たという
問題の発生から解決までのプロセスを論理的に伝えることも、思考力の高さのアピールに繋がります。

6-3.コミュニケーションスキルの再現性をPR
エンジニアの仕事は一人で机に向かい黙々と作業を進めるイメージがありますが、実際はチームで動くことが多く、コミュニケーション能力が求められます。
そのため、チームワークや対人スキルを発揮したエピソードは、エンジニアの適性を示す材料として最適です。
エピソードを取り上げる際は、問題や課題に対してチームで解決に取り組んだ様子を、状況描写を交えて具体的に説明します。自身のチーム内での役割や成果も必ず明確にしてください。
仲間と協力して円滑に仕事を進められる能力をアピールできれば、エンジニア未経験であっても、採用担当者から現場での活躍を見込まれる可能性は十分にあります。
6-4.継続力と忍耐力がわかるエピソードでPR
エンジニアとして新しい技術を習得したり、問題解決に取り組んだりするには、強い忍耐力が必要です。困難な状況で粘り強く努力し、目標を達成した経験は、エンジニアの採用選考においてプラス評価に繋がります。
志望動機で継続力・忍耐力をアピールする際は、「はじめて直面した課題に悪戦苦闘しながらも、諦めずに完遂した」という内容のエピソードを取り上げてください。
エピソードの中で、体験した苦労から成功体験を記載するなどは効果的です。
何をアピールするかはあなた次第ですが、「この人はエンジニアとしても長く活躍し続け、事業に貢献してくれるだろう」と思ってもらえそうな内容にすることが重要です。
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7.エンジニアの転職はユニゾンキャリア
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7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事をここまで読んでいただきありがとうございました。
未経験から別職種に転職する場合は、やはり仕事の理解度で躓くケースが多いです。特に、近年では職種に特化した、専門職採用の割合が大きく増加しており、エンジニアもその例外ではありません。
エンジニアと一言で言っても、「開発職なのか」「インフラ職なのか」でも性質が大きく異なります。
営業職や事務職といった比較的、汎用性の高い職種では一般的な面接対策でことが足りますが、エンジニア職やマーケティング職といった専門職に関しては、業務理解が欠かせません。
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口コミ評価
おかげさまで、Googleの口コミ件数400以上、総合評価★4.8というお客から大変高く評価をいただけて嬉しい限りです。
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7-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
ー転職しようとしたきっかけはなんですか?
PCを使って動画を作ったりなど何かしらを創作する機会が多くて、もともとITにすごく興味があったんです!
転職を考えはじめたときの年齢が27歳で、未経験からIT業界を目指すのであれば、今のうちに挑戦した方が数多くの選択肢の中から選べるんじゃないか、って思ったのでこのタイミングでエンジニアに転職することを決めました。
ーなぜインフラエンジニアを選んだんですか?
インフラエンジニアはネットワークの基盤を支えるというところで、直接的に人の役に立てるお仕事だなと感じたからです。
私自身、人の役に立ちたいっていう思いがすごく強かったので、自分の仕事に対する思いとすごく合っているなと思って、インフラエンジニアになることを決めました。
ただ、最初は簡単な気持ちでとにかくIT業界にいきたいな〜という感じだったので、担当の転職アドバイザーの橋本さんと面談してはじめてインフラエンジニアという職種を知ったんです(笑)
ーユニゾンキャリアではどんなサポートをしてもらいましたか?
1番最初はIT業界とエンジニアの職種や働き方について詳しく教えていただき、そこで開発とインフラの違いについても詳しく教えてもらい、そのうえでインフラエンジニアを目指すことを決めました。
その後は、未経験から挑戦できる企業かつ、研修制度が整っている企業の求人のみを紹介していただきました。
あとは、履歴書と職務経歴書の添削と面接対策も行ってもらい、企業ごとにこういった言い回しが良いですよ、というようなポイントを教えてもらいました。
ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介します。
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