

IT 業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- システムエンジニアに資格がいらないって本当?
- システムエンジニアに資格がいらない理由は?
- システムエンジニアにおすすめの資格はある?
一般的に資格の取得は転職やキャリアアップに役立ちますが、システムエンジニアの転職やキャリアアップにも資格は役立つのでしょうか?
システムエンジニアは、システム開発の要件定義や設計などを主に担当する仕事であり、交渉力や調整力など経験で培われるスキルが重視されます。
そのため、「転職やキャリアアップのために資格を取得しても意味がないのでは?」と考える方もいると思います。
もし、気になる資格があっても、取る意味がはっきりしないままでは取る気が起きませんよね。
記事の要約
本記事では、システムエンジニアに関する資格の取得を目指をしている方に向けて、資格取得の必要性とメリット、おすすめの資格について解説します。
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1.システムエンジニアに資格はいらない
システムエンジニアになるのに資格は必須ではありませんが、選考が通りやすくなり、内定獲得の決定打になります。
1-1.公的な認可が必要な職業ではない
システムエンジニアは、医師や弁護士のように公的な資格を取らなくてもなれる職業です。
システムエンジニアにとって資格は客観的な評価を上げるものであり、社内の評価面談や転職活動で役立ちます。
極端な話、システムエンジニアは営業職と同じです。実力が物をいう仕事であり、資格は必須ではありません。
しかし、実務経験を積んで、マネジメントスキルや専門分野のスキルを磨かないと、需要が減ってしまう難しい職業です。

1-2.資格はあくまで学習の材料である
システムエンジニアにとって、資格は学習を進めるための良い目標となります。
IT業界未経験からシステムエンジニアを目指す方からすると、何から勉強すれば良いか分からず悩んでしまいますよね。
そこで役立つのが資格の取得です。
資格の勉強を通じて、エンジニアに必要な基礎知識とスキルが身に付きます。
例えば、英語を話せるようになるためには、事前に英単語を知らないと英語で話せるようになりませんよね。
実務に入る前に、まずは基礎知識を押さえるのが重要です。
システムエンジニアにとって資格は必要ないというのも事実ですが、学んだスキルを実務で使えるようになるまでの小目標として捉えてください。
学んだスキルを活かせる企業を身に付けたい方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
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2.システムエンジニア転職における資格のメリット
システムエンジニアに転職する際、資格を取得することで以下の3つのメリットがあります。
- 未経験からの転職で有利になる
- 客観的な知識の証明が可能である
- 資格取得で年収アップが期待できる
2-1.未経験からの転職で有利になる
未経験からの転職では、知識や学習意欲、ポテンシャルなどを選考で判断されます。
採用担当者は、応募者の将来性を踏まえて、採用・不採用の判断をしているのです。
未経験の方は実務経験がないので、資格の取得を通じて、知識や学習意欲に溢れる人材であることを証明できます。
例えば、同じ野菜が2つ置いてあったとします。1つは普通の野菜、もう1つは無農薬ラベルが貼られていたら、あなたはどちらが体に良いと思いますか?
無農薬ラベルの貼られた野菜のほうが体に良いと判断しますよね。
資格を持つことで、知識やスキルがあるというラベルの役割を果たし、転職を有利に進められます。
ただ、未経験の方は資格を取得しなくてもシステムエンジニアに転職できる可能性があります。
もし、「資格はないけど、すぐに転職したい!」といエンジニア志望の方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
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2-2.客観的なレベルの証明が可能である
システムエンジニアのスキルを証明する資格は、未経験の方向けのITパスポートから、高度なスキルの証明となるネットワークスペシャリスト試験など多岐にわたります。
取得する難易度に応じてエンジニアの実力が分かるので、資格は転職活動において判断材料のひとつです。
難易度の高い資格を持っているほうが、高い能力を持つと評価されます。
分かりやすく例えるなら、学力や能力を示すひとつの指標である学力偏差値と同じですね。
学力偏差値と同じように客観的なレベルが分かるため、同じ経験年数のエンジニア同士でも競争優位性が保てるのが資格のメリットです。

2-3.資格取得で年収アップが期待できる
資格を取得することで転職が有利になり、年収アップが期待できます。
該当分野での専門性を証明できるため、同じ経験値の人よりも給料を多く支払われる可能性が高くなるのです。
例えば、プロジェクトマネージャー試験を取得すると、マネージャーに必要なスキルがあると評価され、システムエンジニアからPMにキャリアアップしやすくなります。
このように、資格を取得すると客観的に能力を証明できるため、年収アップが期待できます。
資格はいらないといわれることもありますが、年収アップを考えている場合には資格を取得するのがおすすめです。

3.システムエンジニア転職で有利な資格ランキング
システムエンジニアの転職が有利になる資格ランキングを、未経験者・経験者ごとに紹介します。
3-1.未経験の方におすすめの資格ランキングTOP
順位 | おすすめな方・特徴 |
---|---|
1位 応用情報技術者試験 | 【おすすめな方】 どの会社でも通用するIT業界の知識を身に付けたい方 【特徴】 基本情報技術者試験より一歩進んだ内容で、ネットワークやデータベース、セキュリティ、マネジメントなど幅広く学べる。 |
2位 CCNA | 【おすすめな方】 ネットワーク系に進みたい方 【特徴】 Cisco社認定のネットワーク資格で、インフラSEを目指す方におすすめの資格。ネットワーク初心者向けに作られており、学習教材も豊富。 |
3位 Java Silver | 【おすすめな方】 プログラミングスキルを身に付けたい方 【特徴】 多くの企業で使われている言語「Java」の基礎知識が身に付く資格。システムエンジニアとして、最低限のプログラミング知識が学べる。 |
4位 基本情報技術者試験 | 【おすすめな方】 資格勉強が久しぶりの方/IT知識がゼロの方 【特徴】 IT業界全体の基礎を網羅しており、文系や未経験でも学びやすい内容。国家資格で信頼性も高く、就職時のアピールにも有効。 |
5位 情報セキュリティマネジメント試験 | 【おすすめな方】 セキュリティに興味がある方/管理職を目指す方 【特徴】 サイバー攻撃などの脅威が増す中で注目されている資格。管理職だけでなく、セキュリティに関心がある若手社員にもおすすめ。 |
1位の応用情報技術者試験を取得すると、採用担当者から高い評価を受けられますが、取得難易度がやや高めなのがネックです。
そこでおすすめなのが4位の基本情報技術者試験で、応用情報技術者試験の1ランク下の資格になります。
ITの基礎知識が中心なので取得しやすいのが特徴で、学んだ内容は応用情報技術者試験の学習にも活かせます。

3-2.経験者におすすめの資格ランキングTOP5
順位 | おすすめな方・特徴 |
---|---|
1位 システムアーキテクト試験 | 【おすすめな方】 要件定義や設計に関わる方 【特徴】 要件定義から設計までを担う中上級エンジニア向け資格。高度な設計力や論理的思考力が必要。 |
2位 プロジェクトマネージャ試験 | 【おすすめな方】 チームをまとめる立場の方/PMを目指す方 【特徴】 プロジェクトの計画・進行・予算管理など、マネジメントスキルを問う資格。PM経験はキャリアアップに直結するので、迷ったらこちらを取得。 |
3位 ITストラテジスト試験 | 【おすすめな方】 ITコンサルタントを目指す方 【特徴】 経営戦略に基づいたIT施策の立案ができる人材を目指すうえで最適。ITと経営の橋渡しができる高スキル人材の証明になる。 |
4位 ITサービスマネージャ試験 | 【おすすめな方】 運用・保守に関わる方 【特徴】 ITサービスの品質を高める運用マネジメントの知識が問われる。運用系のリーダーやマネージャーを目指す方におすすめ。 |
5位 システム監査技術者 | 【おすすめな方】 内部統制・監査に携わる方 【特徴】 システムの安全性・信頼性の監査スキルが求められ、企業のリスクマネジメントに関わる役職者におすすめ |
自分がこれから進みたいキャリアに合わせて、取得する資格を選ぶのが重要です。
PMを目指すならプロジェクトマネージャ試験、ITコンサルの道に進みたい方はITストラテジスト試験と、専門分野ごとに必要な資格が分かれます。
4.システムエンジニア業態別の資格おすすめ度
システムエンジニアの業態別に資格取得のおすすめ度を解説します。
- SES企業は資格取得でキャリアアップ!
- SIer企業は上流か下流かで判断しよう
- 自社開発企業ならプログラミング一択
4-1.SES企業は資格取得でキャリアアップ!
SES企業に勤める方は、資格を持つことでキャリアアップできます。
SESは顧客からの評価がキャリアに影響し、スキルや知識を持っていれば高評価が期待できます。
そのため、SESが資格を取得すれば、保有スキルや知識を可視化でき、キャリアアップを実現できるのです。
なお、担当業務によって必要な資格は異なります。
保守・運用工程などの下流工程であれば「ITサービスマネージャ試験」、要件定義など上流工程であれば「システムアーキテクト試験」などです。
キャリアアップを実現するため、SES企業にいるなら、資格を取得することをおすすめします。
4-2.SIer企業は上流か下流かで判断しよう
SIer企業では、下流工程と上流工程で資格の重要度が異なります。
下流工程では実務が重要視される一方、上流工程では専門性が重要視されます。
そのため、上流工程において資格の重要度が高いです。
上流工程に関する知識やスキルを証明できる資格で、専門性の高さを証明するのが大切です。
組織において、メンバーでいる間は成果物が評価されますが、PMなどの管理職は専門性や知識、スキルが重要視されるのと同じです。

4-3.自社開発企業ならプログラミング一択
自社開発を行う企業なら、プログラミングスキルを磨くのが最重要です。
会社によって差はありますが、資格よりもプログラミングスキルが必要となります。
自社開発企業で重要視されるのは、知識やスキルよりも成果を出せるかどうかです。
中小企業の営業職が、学歴よりも結果で評価されるのと同じですね。
そのため、自社開発企業で評価されるためには、資格取得よりもプログラミングスキルを向上させることをおすすめします。
このように、同じシステムエンジニアでも、業態ごとに資格の重要度は異なるため、企業ごとに評価軸も変わります。

5.システムエンジニアの転職はユニゾンキャリア
資格を取得してシステムエンジニアの転職に役立てようと思っている方は、ぜひ当社にご相談ください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
システムエンジニアの転職において、資格の取得はあなたの評価を上げる重要な役割を果たします。
キャリアパスに合わせて最適な資格を選び、勉強してみてください。
とはいっても、「自分に合ったキャリアパスって何?」と悩んでしまう方もいますよね。
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5-2.システムエンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
ITエンジニアに転職しようと思ったきっかけを教えてください!
ITに興味を持ち始めたのはだいたい1年前からなんですけど、転職のきっかけは大きく2つありますね。
1つ目は、前職の公務員の仕事でITシステムを使う機会が増えてきたことです。特に、紙ベースの作業からシステムへの移行を経験して、「ITってすごく便利だな、可能性があるな」って実感したんです。
2つ目は、働き方を変えたかったことですね。公務員の仕事は経済的には安定していましたが、時間的な自由がなくて…
部署によっては日をまたぐ勤務もあって、「ワークライフバランスをもっと良くしたいな」と常日頃から思っていました。
それで、「今このタイミングでエンジニアを目指して転職しちゃおう!」と決心したんです。未経験の職種に挑戦するなら、年齢的にも早い方が選択肢が広いだろうなって考えたこともありますね。
転職活動を始めた時の経歴を教えてください!
大学卒業後、最初に製薬会社に就職しましたが、先輩や会社の考え方と合わず3ヶ月で退職しました。その後、アルバイトとして旅客サービスでの調理・接客に3年ほど従事した後、公務員として3年ほど働いていました。
公務員退職後は、Javaという開発言語の関連資格である、Java Silverという資格の取得に向けて独学を行いながら、転職活動をスタートしました。
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