
最終更新日:2025.06.24
女性システムエンジニアって実際どう?割合は少ないかやよくある悩みまで解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- システムエンジニアに向いている女性の特徴は?
- 女性システムエンジニアのよくある悩みは?
- 男性が多い職場だけど、女性でもやっていけるの?
「システムエンジニアって、女性だと大変なんじゃないの?」と考える方もいるのではないでしょうか?
たしかに、女性のシステムエンジニアの割合は少なく、苦労する点があるのは事実です。しかし、長く働きつづけるためのコツを理解していれば、自分に合うキャリアを築けます。
システムエンジニアは、働き方の自由度が高く、女性ならではのキャリアの悩みも解決できるのです。
記事の要約
本記事では「女性のシステムエンジニアの現状を知りたい方」を対象に、長く働くためのコツや、悩みと解決策などについて解説します。

1. システムエンジニアは女性に向いている職業
コミュニケーション能力が高く気配りができる方は、システムエンジニアに向いています。
システムエンジニアは、プログラミングをするだけではなく、クライアントとの要件のすり合わせや、チームメンバーの管理なども任されるためです。
チームワークを重視しながら、以下のような業務をこなさなければなりません。
- システム開発の全工程
- プロジェクト全体の管理
- チームのマネジメント
- クライアント折衝
相手の意図をくみ取る力や、人に伝える力が強みになる場面が多く、コミュニケーション能力の高い方は活躍できます。
このようにシステムエンジニアは業務の性質上、コミュニケーション能力や気配りが活かされる場面が多い職業なのです。
つまり、「コミュ力には自信がある!」というあなたは、すでにシステムエンジニアとしての最高の武器を手にしているといえます。
コミュニケーション能力という武器を存分に振るえる企業探しには、ぜひユニゾンキャリアをご活用ください。当社は、あなたの強みを最優先で評価してくれる未経験歓迎の求人を厳選してご紹介します。
2. 女性システムエンジニアが長く働きつづけるためのコツ
女性のシステムエンジニアが、長く働きつづけるための3つのコツを解説します。コツが分かれば、安心して働きつづけられます。
- 相談しやすい職場環境の見極め
- ライフイベントを見据えたキャリアプラン
- AIに奪われないスキルを習得
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2-1. 相談しやすい職場環境の見極め
小さなことでも話しやすい風土がある職場は、長く働きやすいです。
企業を選ぶときは、評価や教育制度などのキャリアに関する内容だけでなく、以下の点にも目を向けてみてください。
- 社員の雰囲気
- 男女比
- 育休取得の実績
社員の雰囲気を確認するためには、企業の公式サイトのほかに、SNSや口コミサイトなどで、実際に働いている方の声を確認するのがおすすめです。
女性比率や育休取得の実績が高い企業は「同性が多いから相談しやすい」と判断できます。相談しやすい環境であれば、不安や疑問が生じても一人で抱え込まずに済みます。
長く働きやすい職場を選ぶには、社員の雰囲気など「相談のしやすさ」につながる企業風土まで見極めることが大切です。
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2-2. ライフイベントを見据えたキャリアプラン
出産や育児、介護などのライフイベントを想定し、キャリアプランを立てることが重要です。
ライフイベントを見据えたキャリアプランを立てるには、以下のような働き方ができる企業を選んでください。
- フルリモート勤務
- 時短勤務
- フレックス制度
女性の場合は、次の2つの視点からキャリア設計を考えることが大切です。
- 柔軟に働ける環境があるか
- 長期的なキャリア形成ができるか
システムエンジニアは専門性が高く、一度スキルを身に付ければ、転職や再就職をしやすいのが強みです。
若手のうちから、ライフイベントを見越したキャリアプランを立てておくと、将来の選択肢が増やせます。結果的に、結婚や出産、介護などに直面したときに、焦らずに済みます。
\キャリアプラン、どう立てれば…/
2-3. AIに奪われないスキルを習得
AIの技術進化が著しい現代では、AIに奪われないスキルを習得するのも重要です。AIがさらに進化しても、以下のような人間ならではのスキルの需要は変わりません。
- コミュニケーション能力
- 課題を整理して解決する能力
- 状況を把握して判断する能力
単純作業はAIで代替可能ですが、細かく状況を判断し最適な手段を考えることは、人間にしかできないためです。
例えば、友達との旅行の計画をするときに「体験したい内容や予算を整理して、旅行先やプランを提案する」というような経験は、システムエンジニアに必要なスキルに近いです。
人間ならではのスキルは、クライアントや同僚と仕事をする中で身に付きます。
システムエンジニアとしての技術力と、実務経験で得た対人スキルを組み合わせることで、AIが進化しても価値の高い人材になれます。

3. こんな女性ならシステムエンジニアはやめとけ
システムエンジニアに向いていない方の特徴は、以下のとおりです。
- 分からないことを人に聞けない
- 前例がないと動けない
- ひとりで静かに働きたい
- 学ぶ意欲がない
システムエンジニアはチームで進める仕事が多く、分からないことは早めに共有し相談することが大切です。
また、システムエンジニアには、技術力だけでなく未知の課題に対して主体的に考え、周囲を巻き込みながら解決に導く姿勢が常に必要とされます。
「相談しづらいから」「自分でなんとかしたいから」とひとりで抱え込むと、ミスが広がったり、周囲からの信頼を損ねたりするリスクがあります。
また、IT業界は技術の進化のスピードが速く、学びつづける姿勢が欠かせません。向いていない特徴に当てはまる方は、働きはじめても長く続けるのが難しくなります。

4. 女性がシステムエンジニアを目指すメリット4選
女性がシステムエンジニアを目指すメリットは、以下の4つです。
- ほかの職業より年収が高い
- 転職や再就職がしやすい
- 将来的にはフルリモートも
- フリーランスで働き方が自由
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4-1. ほかの職業より年収が高い
システムエンジニアの平均年収は約560万円で、看護師や事務など、ほかの職種よりも高年収を目指せます。※参考:e-Stat 政府統計の窓口
スキルや経験によって年収が上がりやすいのも、システムエンジニアの特徴のひとつです。また、年功序列ではなく、実力で評価する企業が多く、性別による収入格差も少ないです。
スキルを身に付けたら評価されるため、キャリアアップを目指したい方には、モチベーションになります。システムエンジニアは「安定した収入を得て、自立したい」と考える女性に適した職種です。
4-2. 転職や再就職がしやすい
IT業界は人手不足が続いており、スキルを習得しておけば、ブランクがあっても転職や再就職がしやすいです。出産や育児などで一度離職しても、実務経験があれば評価されるため、キャリアを諦める必要がありません。
また、ITスキルは、様々な業界でも活かせるため、異業種への転職にも役立ちます。
例えば、新卒では憧れていた美容業界に入れなくても、IT業界でスキルを身に付ければ、化粧品会社の社内SEなどのポジションでの異業種転職が可能です。
パートナーの転勤や育児、親の介護などで、同じ職場で働きつづけられないリスクを気にする方には、安心材料になります。転職や再就職がしやすく、長期的なキャリアを構築できるのが、システムエンジニアのメリットです。

4-3. 将来的にはフルリモートも
システムエンジニアは、パソコンひとつで仕事ができる業務が多いため、フルリモートで働くという選択肢があります。
育児中や地方在住などで、勤務時間や勤務地などに制限がある方でも、自宅でフルタイム勤務ができるチャンスに恵まれます。
育児中の方であれば、子どもが急に熱を出しても、自宅で仕事をしながら看病ができて安心です。また、フルリモートには以下のようなメリットがあります。
- 家庭との両立がしやすい
- 通勤によるストレスや負担が少ない
- 自分のペースで働ける環境を作りやすい
ただし、転職後すぐにフルリモートが実現するわけではありません。フルリモートで働くには、企業に「ひとりでも対応できるスキルや経験がある」と評価される必要があります。

4-4. フリーランスで働き方が自由
システムエンジニアとして実務経験を積んだあとは、フリーランスとして独立も可能です。フリーランスになれば、時間や場所に縛られない柔軟な働き方ができます。
以下のように、自分で仕事を選べるのが特徴です。
- 収入の調整がしやすい
- 案件の内容を選べる
- 働く時間や業務量をコントロールしやすい
自分で仕事を獲得するため、収入額の調整や、案件内容の選定ができ、働き方や仕事内容の選択肢が広がります。そのため「扶養内で働きたい」「海外からフルリモートで働きたい」などのライフスタイルに合わせて働けるのです。
プライベートの比重を高めたい方や、企業に縛られたくない方にも相性が良い働き方です。システムエンジニアとして独立すれば、ライフスタイルに合わせた自由な働き方が実現します。

5. 女性がシステムエンジニアを目指すデメリット2選
女性がシステムエンジニアを目指すデメリットは、以下の2つです。デメリットが不安な方は、企業選びが重要です。
- ロールモデルが少ない
- 昇進がしづらい企業がある
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5-1. ロールモデルが少ない
女性のシステムエンジニアの割合は低いため、ロールモデルにできる方が周囲に少ない職場もあります。
一般社団法人情報サービス産業協会の、2023年版の「情報サービス産業 基本統計調査」によると、ITエンジニアの男女比率は、77.4:22.6と、女性の割合は低いです。
キャリアについて相談できる同性が少ないと、将来の働き方をイメージすることが難しくなります。例えば、以下のような不安を感じることがあります。
- 出産後も続けられるのか
- 育児中に在宅勤務はできるのか
- 管理職として働くことは可能か
社内にこだわらず、SNSやコミュニティを活用して、社外でロールモデルを探す方法もあります。
女性が少ないと、ライフステージの変化にともなうキャリアについて、相談しづらいリスクが生じます。しかし、社外でも繋がりを作れば相談相手がいないという悩みを解消できるのです。

参考:情報サービス産業協会
5-2. 昇進がしづらい企業がある
古い企業文化が残る企業では「フルタイム勤務で働けないから」「業務量が少ないから」などが理由で、評価が得にくい場合があります。
男性と同じスキルがあっても、責任のあるポジションに抜擢されにくいケースもあります。もし、「ライフイベントで離脱するかもしれない」などと勝手に評価されると、昇進の機会を失いかねません。
しかし、近年では女性の活躍が推進されており、性別に関係なく、実力で評価する企業も増えています。
スキルや経験を正当に評価してもらうためには、転職する際の企業選びが重要です。
とはいえ、あなたひとりで入社前から「この企業はスキルや経験を正当に評価してもらえるだろうか?」と見極めるのは至難の業です。
そのため、「今の評価に満足できていない」「もっと昇進したい」という方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。当社には企業のリアルな情報を知り尽くしたITアドバイザーが在籍しており、あなたのキャリアアップを徹底サポートします。
6. 女性システムエンジニアならではの悩みと解決策
女性のシステムエンジニアならではの3つの悩みと、解決策を解説します。悩みを解決できれば、安心してシステムエンジニアを目指せるはずです。
- 女性が少ないのはなぜですか?
- 結婚後も働くことはできますか?
- 家庭とは両立されていますか?
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6-1. 女性が少ないのはなぜですか?
「理系は男性のもの」「IT業界は女性には難しそう」などの固定観念が、女性の選択肢を狭めてきました。
システムエンジニアは、長時間労働が必要なケースがあり「女性が目指すライフスタイルに合わない」と判断されていることも考えられます。
しかし、近年では、文系出身や未経験からシステムエンジニアに転職した女性も増えています。
国や企業が進める「女性活躍推進」も追い風になっており、チャンスの時代が到来しているともいえます。現状、女性のシステムエンジニアは少ないですが、今後は増えると予想されます。
6-2. 結婚後も働くことはできますか?
システムエンジニアは、結婚後も無理なく働けます。特にIT企業では、以下のような柔軟な働き方が広がっています。
- フレックスタイム制
- 在宅勤務制度
- フルリモートワーク
パートナーの転勤や引っ越しがあっても、柔軟に働けるため、仕事を継続できます。
しかし、納期やトラブル対応などで、突発的な残業が発生する職場もあるため、長期的に働ける企業を選ぶことが重要です。

6-3. 家庭とは両立されていますか?
女性のシステムエンジニアは、仕事と家庭を両立しています。
例えば、企業によっては「子どもを保育園に送ったあと、日中は在宅で仕事、夕方のお迎え後に再び作業時間を確保」などの働き方が可能です。
企業によっては柔軟な働き方ができるため、以下のような条件の企業を選ぶことが大切です。
- 時短勤務が可能か
- 残業が少ないか
- 在宅勤務が認められているか
フリーランスという選択肢も含めれば、さらに自分に合うワークスタイルが築けます。

7. システムエンジニアの転職はユニゾンキャリア
「女性のシステムエンジニアとして活躍したい」と思った方は、ぜひ当社にお問い合わせください。
7-1. ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
ライフイベントを理由に仕事を断念するなんて悔しいですよね。リモートワークや時短勤務で、家庭と両立できるシステムエンジニアになるのが理想だと思います。
そのためには、システムエンジニアとして評価されるスキルを身に付けることが必要です。
必要なスキルを身に付け、ワークライフバランスを重視する企業で働けば、家庭との両立も実現可能です。女性だからといって、諦める必要はありません。
当社は、IT・Web業界に特化した転職支援サービスです。
当社の転職アドバイザーは採用担当から採用要件を聞いているので、企業ごとに必要なスキルや評価される資格を知っています。
また、社員の雰囲気や有給取得率など企業のリアルな情報も把握しており、女性が活躍しやすい企業を厳選して紹介します。
おかげさまでお客様からご支持いただき、Googleの口コミ件数400件を突破、総合評価★4.8を獲得!
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7-2. システムエンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけは何ですか?
手に職をつけたいと思ったのがきっかけです。
新卒でホテルの営業をしていたんですが、基本給が変わらずインセンティブ中心の給料体系だったので、給与が安定しなかったんです…。
将来を考えた時に、専門性を身に付けて長く働きたいと思うようになりました。
「手に職がつく仕事に何があるのか」を考えていた時に、IT業界の働き方を知ってエンジニアに転職しようと思いました。
転職活動を決意された時は何から始めましたか?
転職エージェントを探すことから始めました。
正直、IT業界についてあまり知らなかったので、ひとりで転職活動をするのは難しそうだなと思っていて…。
「ここなら未経験の私でも転職できそうだな」と思える転職エージェントを探してたんです。
調べたら、エンジニアに特化した転職エージェントが良さそうだったので、話を聞くことにしました。
転職活動で不安だったことは何ですか?
未経験からエンジニアとして受け入れてくれる企業があるのか不安でした。
正直「未経験」という言葉の定義がわからなかったんです…!
どの求人も「未経験歓迎」とあっても、企業が求めている「未経験」はIT知識がある人で、プログラミング経験が少しある人なんじゃないかと思うと、自信が持てなくて…。
自分が未経験として、内定がもらえるかどうか分からなくて不安でした。
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