
最終更新日:2025.06.17
未経験からIT業界へ転職するには?失敗しない5つの法則

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 未経験からIT業界に転職するにはどうすればいい?
- 未経験からIT業界に転職するための方法は?
- 未経験からIT業界に転職する際に気を付けることは?
IT業界への転職を考えている方に向けて転職を成功させるために注意すべきポイントとよくある落とし穴をまとめました。
未経験からIT業界に転職するのは、はっきり言ってかなりセンスの良い選択だと思います。
しかし、IT業界は成長産業&人手不足の状態で、ブラック企業の割合が3割とも言われています。
逆に言えば、この3割を避けて優良企業に入ることができれば、キャリア的に非常に有利な立場に立てるのです。
この記事を通してIT業界の転職における「判断軸」と「危機察知能力」を磨いていただければ幸いです。
記事の要約
本記事では、未経験からIT業界へ転職する人を対象に押さえておいて欲しいポイントから危険な落とし穴や面接対策で重要なことまで網羅的に解説します。

1.未経験からIT業界の転職するための基礎知識
IT業界へ転職するにあたって押さえておいて欲しいのが、業界の特性、IT人材のタイプ、IT企業のビジネスモデルです。
正直、ここは面接でも詳しく聞かれますし、ただ漠然と将来性がありそうと思ったぐらいの状態だとなかなか優良企業の内定が取れません。
- IT業界は5つの分類に分けられる
- IT人材は4つのタイプに分けられる
- IT企業は4つの種類に分けられる
1-1.IT業界は5つの分類に分けられる
IT業界は、日本で最も売上を上げている業界であり、大きく5つの領域に分類できます。

業界名 | 主な内容・特徴 |
---|---|
Web・インターネット業界 | WebサイトやSNSなどの開発・運用を担う。変化が速く、新技術が次々と登場する活気ある分野。 |
ソフトウェア業界 | 企業の業務システムやアプリケーションを開発。企業活動の根幹を支える重要な役割を持つ。 |
ハードウェア業界 | パソコンやサーバーなどの物理機器を扱う。すべてのITサービスの土台となる基盤領域。 |
情報処理サービス(SIer)業界 | 顧客の課題解決に向けて、システムの企画・開発・導入を提供。大規模開発が多く、安定性が魅力。 |
通信業界 | 企業や社会の通信網を整備・維持。5Gなどインフラ分野の進化が進み、重要性が高まっている。 |
あなたがIT業界で働きたいと思うとき、どの領域に最も心惹かれるでしょうか?
まずはこの5つの分類を意識することで、漠然としていたIT業界の輪郭が、少しずつはっきりと見えてくるはずです。
1-2.IT人材は4つのタイプに分けられる
IT業界で活躍する人材は、専門性によって主に4つのタイプに分類されます。

職種名 | 主な内容・特徴 |
---|---|
エンジニア・技術職 | システムの設計・開発・運用を担当。SE、プログラマー、インフラエンジニアなどが該当。IT業界の中核を担う。 |
コンサルタント・営業職 | 技術的知識を活かし、顧客の課題に対する提案を行う。技術とビジネスをつなぐ重要な橋渡し役。 |
クリエイティブ職 | Webサイトのデザインやコンテンツ制作を担当。ユーザーに響くデザインや企画でサービスの魅力を向上。 |
マネジメント職 | プロジェクトの進捗・品質・予算を管理。チームをまとめ、プロジェクト成功に導くリーダー的存在。 |
未経験からの転職では、まずエンジニアを目指す方が多いですが、これまでの経験や興味によっては、他の職種も十分に可能性があります。
自分がどのタイプに最も近いのか、あるいはどのタイプになりたいのかを考えることが、職種選びの重要なヒントになります。
1-3.IT企業は4つの種類に分けられる
あなたが働くことになるIT企業も、成り立ちや顧客によって4つの種類に分けられます。

企業形態名 | 主な内容・特徴 |
---|---|
自社開発企業 | 自社の製品・サービスを企画から開発、運用まで一貫して担当。やりがいと裁量が大きいのが魅力。 |
受託開発企業(SIer) | 顧客から依頼を受けてシステムを開発。多様な業界・案件に携われ、幅広い経験を積める。 |
SES(システムエンジニアリングサービス)企業 | エンジニアを他社へ常駐派遣。現場ごとに異なる環境でスキルアップが可能だが、環境変化が多い点もある。 |
社内SE | 一般企業の社内IT担当。自社の業務改善やシステム運用を担い、裏方として全社を支える存在。 |
どの種類の企業を選ぶかによって、働き方やキャリアパスは大きく異なります。
「未経験歓迎」という言葉だけで選ぶのではなく、その企業がどの種類に属するのかを理解し、自分の理想とする働き方と合致するかを見極めることが、入社後のミスマッチを防ぐ上で極めて重要です。
2.法則①:IT業界の転職を成功させる5つのステップ
IT業界は基本的にスキルベースの仕事になるため、重要になるのが「職能(職業における能力やスキル)」です。
IT業界で活躍するためにはどのようなスキルを身に付けるかが重要になるので、転職活動にもやるべきステップが存在します。
- 目指す職種を決定する
- 職種の仕事内容の理解を深める
- 活かせるスキルの棚卸しをする
- IT資格の取得(勉強)をする
- 企業単位で面接対策を実施する
2-1.目指す職種を決定する
転職活動の第一歩であり、最も重要なのが「目指す職種を決定する」ことです。
IT業界には多種多様な職種が存在し、それぞれに求められるスキルも、仕事のやりがいも全く異なります。
例えば、コツコツとコードを書き上げることに喜びを感じる人もいれば、人と話し、課題を解決することに情熱を燃やす人もいます。あるいは、将来性がない職業に付いてしまうこともよく起こるのです。
自分の適性や興味を無視して、「未経験でもなれそうだから」という理由だけで職種を選んでしまうと、入社後に「こんなはずではなかった」と後悔する最大の原因となります。
まずはIT業界にどんな職種があるのかを広く知り、それぞれの仕事内容を深く理解することから始めるといいです。
自分の過去の経験や性格、将来のキャリアプランと照らし合わせ、心から「この仕事がしたい」と思える職種を見つけ出すことが転職の軸の決定になります。
転職の軸がしっかりと定まれば、その後の学習や面接対策も、すべてが一貫性のあるものになります。
もし、こだわりがない場合は、最もキャリアの拡張性の高いエンジニア職がおすすめです。
\IT職種がよくわからない…/
2-2.職種の仕事内容の理解を深める
目指す職種が決まったら、「仕事内容の解像度」をとことん高めていきます。
「プログラマーはプログラムを書く仕事」といった表面的な理解では、採用担当者の心には響きません。
採用担当者が知りたいのは、あなたがその仕事の「楽しさ」だけでなく、「厳しさ」や「泥臭い部分」まで理解した上で、覚悟を持って志望しているかという点です。
例えば、Webエンジニアであれば、華やかな新機能開発だけでなく、地味なバグ修正やテスト、ドキュメント作成といった業務が大半を占めることもあります。
具体的な一日のスケジュール、使用するツール、チーム内での役割、キャリアパスなどを、現役エンジニアのブログを読んだり、イベントに参加したりして徹底的に調べてください。
職種理解の深さが、後に行うスキルの棚卸しや志望動機作成の質を大きく左右し、他の候補者との明確な差別化につながるのです。
仕事内容を理解していないとキャリアも構築できずに詰みます。
\どうやってキャリアを作れば…/
2-3.活かせるスキルの棚卸しをする
IT業界は未経験だとしても、あなたがこれまでの人生で培ってきた経験やスキルが、全くのゼロということはありえません。
ここで重要になるのが「活かせるスキルの棚卸し」です。
一見、ITとは無関係に思える経験でも、見方を変えれば強力なアピールポイントになり得ます。
例えば、営業職で培ったコミュニケーション能力や課題発見力は、顧客の要求をヒアリングするエンジニアやコンサルタントの業務に直結します。接客業で身につけた丁寧な対応力も高く評価されます。
実際、IT業界ならコミュニケーション能力はあればあるだけ有利です。
大切なのは、これまでの経験を単なる事実として並べるのではなく、応募する職種の業務内容と結びつけ、「どのように貢献できるか」という視点で言語化することです。

2-4.IT資格の取得(勉強)をする
未経験の方にとって、IT資格は客観的なスキルの証明であり、学習意欲を示す強力な武器になります。
ただ、やみくもに資格を取得すれば良いというわけではありません。重要なのは、目指す職種との関連性が高い資格を選び、計画的に学習を進めることです。
例えば、インフラエンジニアを目指すなら「CCNA」、Webエンジニアを目指すなら「基本情報技術者試験」などが、キャリアの入り口として評価されやすいです。
資格取得の過程で得られる体系的な知識は、実務の土台となり、あなたの自信にもつながります。
ただ、企業側は資格そのものよりも、「なぜその資格を取得しようと思ったのか」「学習過程で何を学び、どんな工夫をしたのか」という背景にあるストーリーを重視します。
もちろん、知識を問われる質問もありますが…。
資格はあくまで、あなたの熱意とポテンシャルを伝えるための一つの手段。その意味を理解し、戦略的に取り組むことが成功への近道です。
実際に資格取得を計画的に行っている人はキャリアアップも早いため、学習は早めに進めるのが良いです。
2-5.企業単位で面接対策を実施する
転職活動の最終関門であるIT業界の面接は、場当たり的な対策では突破することは難しいうえに、スキルを磨く環境を軽視して良いはずがありません。
企業が求める人物像は、事業内容や企業文化、開発体制によって千差万別だからです。
「なぜ、数あるIT企業の中でうちの会社なのですか?」この問いに、心の底から納得感のある答えを用意するためには、一社一社、徹底的にリサーチし、企業単位で面接対策を行う必要があります。
その企業のサービスを実際に使い込んで改善点を提案する、社長のインタビュー記事を読んで理念に共感した点を具体的に語るなど、あなただけの志望動機を作り上げることが大切です。
また、その企業がどのような技術を重視しているかを調べ、自分の学習内容と結びつけてアピールすることも不可欠です。
この「ひと手間」を惜しまない姿勢こそが、採用担当者に「この人は本気だ」と感じさせ、内定を大きく引き寄せる最後の鍵となるのです。
3.法則②:IT業界の転職で年齢を起きる5つのこと
未経験からIT業界への転職において、「年齢」は無視できない要素です。
あなたが今、どの年齢にいるかによって、転職市場における立ち位置や、求められる戦略は大きく変わってきます。
「まだ若いから大丈夫」と油断しているとあっという間に年齢制限に引っ掛かります。
- IT業界の転職で第二新卒は有利である
- IT業界の転職で20代後半はギリギリ
- IT業界の転職で30代前半は差別化必須
- IT業界の転職は35歳を過ぎると超厳しい
- IT業界の転職は40代になるとほぼ不可能
3-1.IT業界の転職で第二新卒は有利である
もし、あなたが社会人経験3年未満の第二新卒であれば、未経験からのIT転職において最も有利なポジションにいると言えます。
企業側は、特定の企業文化に染まりきっていない柔軟性や、若さゆえの吸収力、今後の成長ポテンシャルに大きな期待を寄せています。
基本的なビジネスマナーが身についている点も、新卒採用とは異なる強みです。
この時期は、未経験者向けのポテンシャル採用枠が最も多く、様々な職種に挑戦できるチャンスが広がっています。
ただし、「若いから」という理由だけで採用されるわけではありません。
「なぜ前職を短期間で辞め、IT業界を目指すのか?」理由を前向きな言葉で、論理的に説明できることが不可欠です。
有利な時期だからこそ、油断せずに自分のキャリアと真剣に向き合う姿勢が問われているということを心に留めておいてください。
3-2.IT業界の転職で20代後半はギリギリ
20代後半、特に27歳を過ぎると、未経験からのIT転職の難易度は少しずつ上がり始めます。
第二新卒のような「若さ」だけを武器にすることが難しくなるタイミングです。
ポテンシャルに加えて、これまでの社会人経験で培ったスキルをどうIT業界で活かせるかを、より具体的に示すことが必要です。
企業側も「この年齢なら、これくらいのビジネススキルは持っているだろう」という期待値であなたを見ています。
そのため、論理的思考力や課題解決能力、コミュニケーション能力といったポータブルスキルを、具体的なエピソードを交えてアピールすることが必要です。
学習意欲はもちろんのこと、キャリアに対する明確なビジョンも問われます。
「ギリギリ」という言葉に焦る必要はありませんが、残された時間は決して多くないという自覚を持ち、早く行動を開始することが、成功の確率を高める上で極めて重要です。
3-3.IT業界の転職で30代前半は差別化必須
30代前半で未経験からIT業界を目指す場合、残念ながら20代と同じ土俵で戦おうとすると確実に落とされます。
企業が30代の未経験者を採用するには、相応の理由と覚悟が必要で、他の候補者との「明確な差別化」が絶対条件となります。
前職で培った専門性やマネジメント経験などを、IT資格やプログラミングスキルなどのIT知識とどう掛け合わせ、事業に貢献できるかを示すことです。
例えば、金融業界での営業経験があるなら、FinTech企業の開発プロジェクトでドメイン知識を活かせます。小売業界で店長経験があれば、顧客の課題を深く理解した上で、業務改善システムを提案できるかもしれません。
ただITスキルを学ぶだけでなく、自身のキャリアを棚卸しし、自分の言葉として伝えることができないと、30代未経験の転職成功はかなり厳しいです。
3-4.IT業界の転職は35歳を過ぎると超厳しい
「35歳転職限界説」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
残念ながら、未経験からのIT転職において、説は単なる噂ではなく、厳しい現実として存在します。
35歳を過ぎると、未経験者向けの求人は激減し、書類選考を通過することすら困難になるケースがほとんどです。
企業側は、年下の先輩社員との人間関係や、新しい技術への順応性、給与水準といった複数の懸念を抱きます。
これを覆すには、並大抵ではない努力と、極めて高いレベルでの前職経験とのシナジーが求められます。
例えば、特定の業界でトップクラスの実績を持ち、その知見を活かせるIT企業へコンサルタントとして転職する、といった極めて戦略的なキャリアチェンジでなければ、成功の道は非常に険しいと言わざるを得ません。
甘い期待は捨て、自身の市場価値を冷静に分析し、覚悟を持って臨む必要があります。
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3-5.IT業界の転職は40代になるとほぼ不可能
40代で全くの未経験からIT業界、特にエンジニア職を目指すのは、現実的に「ほぼ不可能」に近いと言わざるを得ません。
これは能力の問題ではなく、採用市場の構造的な問題です。
企業は、長期的な視点で人材を育成し、投資を回収しようと考えます。
40代の未経験者にゼロから教育を施し、活躍してもらうまでの時間とコストを考えると、採用のリスクが非常に高いと判断せざるを得ないのです。
もちろん、不可能ではありませんが、前職で役員クラスのマネジメント経験があり、IT企業の経営幹部候補として迎えられるなど、ごく一部の例外的なケースは存在します。
しかし、もはや一般的な転職活動の範疇を超えています。
もし、本気で目指すのであれば、なぜ40代のあなたを採用しなければならないのか、企業が抱える懸念をすべて払拭し、有り余るほどのメリットを提示できる、相当に練り上げられた戦略と実績が不可欠です。
4.法則③:IT業界の転職で注意すべき5つ危険行為
未経験からのIT転職には、成功への道のりがある一方で、気づかぬうちに足を踏み入れてしまう「落とし穴」が無数に存在します。
危険行為の中にはあなたの貴重な時間と労力を奪うだけでなく、キャリアを崩壊させてしまう力さえ持っています。
- いきなり職務経歴書を作り始める
- 研修充実・未経験歓迎の求人に応募
- 業務内容があいまいな企業に応募
- 気になった企業に片っ端から応募
- 面接で研修を訴求する企業に入社
4-1.いきなり職務経歴書を作り始める
転職を決意したとき、多くの人がまずパソコンに向かい、職務経歴書を作り始めます。
しかし、これは典型的な失敗パターンへの入り口です。
なぜなら、自分自身のキャリアの棚卸しや、目指すべき職種の理解ができていない段階で書かれた職務経歴書は、単なる過去の業務の羅列にしかならないからです。
採用担当者の心に響くのは、あなたの経験が、応募する企業や職種で「どのように活かせるか」という未来への可能性です。
そのためには、自己分析と業界・企業研究を徹底的に行い、アピールすべき自分の強みと、企業のニーズを結びつける作業が不可欠です。
この土台作りを飛ばして、いきなり書類作成に取り掛かるのは、設計図なしに家を建てるのと変わりません。
一見、前に進んでいるように見えても、結局は脆く、意味のないものになります。
\効果的な書類ってどう書くの?/
4-2.研修充実・未経験歓迎の求人に応募
「研修充実」「未経験歓迎」これらの言葉は、未経験の方にとって非常に魅力的に映るのではないでしょうか?
しかし、この言葉の裏に潜むリスクを理解せず、安易に応募するのは極めて危険です。もちろん、中には本当に手厚い研修で未経験の方を育てようという優良企業も存在します。
しかし、残念ながら、誰でもできるような単純作業や、劣悪な労働環境のSES企業が、人を集めるための謳い文句として使っているケースも少なくないのです。
充実した研修とは名ばかりで、実態は自習や簡単なOJTのみ。気づいたときには、市場価値の低いスキルしか身につかず、キャリアアップの道が閉ざされてしまう。
そんな悲劇を避けるためには、言葉の響きの良さだけで判断せず、企業のビジネスモデルや具体的な研修内容、社員のキャリアパスなどを、徹底的に調べる姿勢が不可欠です。
4-3.業務内容があいまいな企業に応募
求人票に書かれている業務内容が「システム開発全般」「ITサポート業務」など、具体的でなく、あいまいな表現にとどまっている企業には、特に注意が必要です。
これは応募者に対して誠実でない企業である可能性を示しています。
本当に人材を大切に育てようと考えている企業であれば、入社後にどのような仕事をし、どのようなスキルが身につくのかを、できる限り具体的に伝えようとするはずです。
業務内容があいまいな場合、入社してみたら全く希望と異なる業務だった、様々なプロジェクトに使いまわしにされた、といったトラブルに発展しかねません。
また、企業自身が自社のエンジニアのキャリアパスを明確に描けていないことの表れでもあります。
あなたの貴重なキャリアの第一歩を、そんな不確実な場所に委ねるべきではありません。
具体的な業務内容をしっかりと明記している企業を選ぶことが、自分を守るための最低限の防衛策です。
\優良企業に入りたい…/
4-5.気になった企業に片っ端から応募
「とにかく数を打てば当たるだろう」と考え、少しでも気になった企業に片っ端から応募するのも、避けるべき危険行為の一つです。
この方法は、一見効率的に見えますが、実際には多くのデメリットを伴います。
まず、一社一社に対する企業研究や志望動機の準備が浅くなるため、選考の通過率が著しく低下します。
結果として、不採用通知が続くことで自信を失い、モチベーションが削がれてしまうケースが後を立たないのです。
転職疲れという言葉は良く言ったもので、まさにこの状態を指しています。
採用担当者にも「誰でもいいから応募している」という熱意のなさが伝わってしまいます。
本当に価値のある転職活動とは、量ではなく質です。
キャリアプランと向き合い、この会社で働きたいと思える企業を厳選し、一社一社に魂を込めて準備をすることが、入社後の満足度にも繋がります。
\入ってから失敗したくない…/
4-4.面接で研修を訴求する企業に入社
面接の場で、企業側が自社の魅力として「手厚い研修制度」を過度にアピールしてくる場合も、一度立ち止まって考えるべきサインです。もちろん、研修制度が整っていること自体は良いことです。
しかし、手厚い研修しかアピールすることがない、というのは問題です。
本来、企業が語るべき魅力とは、事業の将来性や仕事のやりがい、独自の技術力、社員が成長できる文化など、もっと本質的なものであるはずです。
研修制度ばかりを強調するのは、裏を返せば、それ以外の魅力に乏しいことの証明と言っても差し支えありません。
実際に、こういった企業は思っていた業務と異なるような仕事をさせる会社も多いです。
また、「あなたを育ててあげます」という姿勢は、社員を対等なパートナーではなく、受け身の存在として見ている可能性も示唆します。
あなたが求めるべきは、単なる研修ではなく、仕事を通じて成長できる環境のはず…。
その視点を忘れずに、企業の言葉の裏にある本質を見抜くようにしてください。
4-5.1社の内定のみで会社を決める
長い転職活動の末に、ようやく手にした初めての内定。その喜びから、「ここで決めてしまおう」と焦ってしまう気持ちは痛いほどわかります。
しかし、1社の内定のみで即決するのは、非常にリスクの高い選択です。
比較対象がなければ、その企業が提示する条件(給与、待遇、業務内容)が、本当に自分にとって最適なのかを客観的に判断するのが難しいです。
もしかしたら、もっと良い条件であなたを評価してくれる企業が他にあるかもしれません。
実際に当社にお問い合わせいただく中にもこのようなケースは非常に多いです。
理想は、複数の内定を獲得した上で、それぞれの企業を冷静に比較検討し、最も納得できる一社を選ぶことです。
複数の内定を持つことは、企業との条件交渉においても有利に働き、あなたに精神的な余裕を生んでくれます。
最後まで諦めずに転職活動を続け、選択肢を複数確保する努力をすることが、後悔のないキャリア選択に繋がるのです。
5.法則④:転職エージェントの5つの闇を理解する
転職支援サービスを行っている当社が語る話ではないかもしれませんが、転職エージェントには企業側の都合があったりします。
私も使ったことがあるので、いちユーザーとしてこれは嫌だったなというのを語っていきます。もちろん、プロ目線の厳しい指摘も織り交ぜて。
- 大量応募は求人サイトと変わらない
- 対面面談はあなたを囲い込む罠
- 知名度とクオリティは一致しない
- AIマッチングはただの条件検索
- 面接対策を依頼してもやってくれない
5-1.大量応募は求人サイトと変わらない
エージェントに登録すると、「まずは可能性を広げるために、応募可能な求人にはすべて応募しましょう」と、大量の求人への応募を勧められることがあります。
一見、親身なアドバイスに聞こえるかもしれませんが、これはエージェント側の都合であるケースが大半です。
実際に、私がエンジニアに未経験から転職しようとした時には、営業職などの提案がありました。しかし、エンジニアになって2回目の転職では、エンジニア以外の求人は出してこなかったのです。
転職エージェントは、求職者に内定を承諾してもらい、企業から成功報酬を得ることで利益を上げています。
そのため、確率論として、とにかく多くの選考を受けさせようとするのです。
しかし、これでは自分で求人サイトを見ながら片っ端から応募するのと、本質的には何ら変わりません。
いちユーザーとして、本来エージェントに期待すべきは、あなたのキャリアプランや適性を深く理解した上で、厳選された求人を提案してくれることのはずです。
思考停止で大量応募を促してくるエージェントは、あなたのキャリアに真剣に向き合っていない可能性が高いと判断すべきです。
\信頼できるサービスを使いたい…/
5-2.対面面談はあなたを囲い込む罠
「一度、詳しいお話を伺いたいので、オフィスまでお越しいただけませんか?」対面での面談を強く勧められた場合も、注意が必要です。
もちろん、直接会って話すことで、より深いコミュニケーションが取れるというメリットはあります。
しかし、その裏には、あなたを自社の顧客として「囲い込みたい」というエージェント側の意図が隠れていることがあります。
一度オフィスに足を運ばせ、時間をかけて面談を行うことで、心理的に「ここまでしてもらったのだから、このエージェントで決めよう」という気持ちにさせようとするのです。
これは「サンクコスト効果」と呼ばれる心理学を巧みに利用した手法です。
実際は、1回ですべての条件を聞いて済ませたいという裏側の思いも存在します。転職活動をしていたら希望も変わるので本来そんな単純ではないのです。
本当にあなたのことを考えてくれるエージェントであれば、あなたの都合を優先し、電話やオンラインでの面談にも柔軟に対応してくれます。
対面に固執するエージェントは、慎重に判断することをおすすめします。
\しっかり要望聞いて欲しい…/
5-3.知名度とクオリティは一致しない
テレビCMやネット広告でよく目にする、知名度の高い総合型の転職エージェント。
安心感から、つい登録してしまいがちですが、「知名度」と「サポートのクオリティ」が必ずしも一致しないという事実は、肝に銘じておく必要があります。
知名度の高い総合型の転職エージェントは、多くの求職者を抱えているため、一人ひとりにかけられる時間が限られてしまいがちです。
キャリアアドバイザーの質にもばらつきがあり、経験の浅い担当者に当たってしまう可能性も否めません。
場合によっては、IT業界の知識が乏しいアドバイザーが、マニュアル通りの対応しかしてくれない、ということも起こり得ます。
むしろ、業界特化型の小規模なエージェントの方が、専門性が高く、手厚いサポートを受けられるケースも多いのです。これはIT業界のみならず、他業界も一緒です。
事実、サポートを徹底しないと選んでもらいにくいからでもあります…。笑
なので、ブランドイメージだけで選ばず、エージェントが持つ専門性や、担当者個人の質をしっかりと見極めることが重要です。
\詳しい人にサポートして欲しい…/
5-4.AIマッチングはただの条件検索
最近、「AIがあなたに最適な求人をマッチング」といった謳い文句をよく見かけます。
最新技術で効率的な転職ができそうに聞こえますが、その実態を冷静に見極める必要があります。
現在のAIマッチングの多くは、あなたの経歴や希望条件と、求人票のキーワードを照合しているに過ぎません。
それは、求人サイトの「条件検索」を自動にしたものと大差ないのです。
AIには、求人票の裏にある企業の文化や、チームの雰囲気、あなたの潜在的な可能性や人柄といった、行間を読むことはできません。
本当に良いマッチングとは、数値化できない要素まで考慮されて、初めて実現するものです。
AIはあくまで補助的なツールと捉え、最終的にはプロのアドバイザーが、あなたのキャリアと深く向き合ってくれるエージェントを選ぶべきです。
\求人選びで失敗したくない…/
5-5.面接対策を依頼してもやってくれない
転職活動の山場である面接を前に、不安に駆られて「面接対策をお願いします」と勇気を出してエージェントに相談したとします。
「大丈夫ですよ!面接は習うより慣れろです。何社か受けていくうちに、だんだんコツが掴めますから」と、一見ポジティブな言葉で返された経験はないでしょうか?
しかし、この言葉こそがエージェントがあなたへのサポートを軽視している最も危険なサインです。
この「慣れ」という言葉の裏には、あなたのために時間をかけて対策する手間を省きたい、あるいは、そもそも企業ごとの的確な対策を行うノウハウがない、というエージェント側の都合が隠されています。
何の準備もなく面接という戦場に送り込まれ、不採用が続けば、慣れる前にあなたの自信と時間は尽きてしまいます。
貴重な応募機会を、無駄な「練習」のために消費させるというのは、あなたのキャリアを軽視した、極めて無責任な行為です。
本当に信頼できるパートナーは、「慣れ」という曖昧な言葉に逃げず、一社一社の面接を「勝ちにいく」ための具体的な対策を、あなたと一緒になって真剣に考えてくれます。
要望をしっかりと聞いてくれるアドバイザーのほうがよくないですか?
6.法則⑤:IT業界の選考で落とされる5つのポイント
履歴書・職務経歴書を作成して、いよいよ応募。ここからが本当の勝負です。
面接官は、あなたが提出した書類の裏側にある「人間性」や「ポテンシャル」を見極めようと、鋭い視線を向けています。
あなたは面接官の激しいセンサーをかいくぐことができますか?
- 職務経歴書は業務経験の具体性がカギ
- 学習内容がないと面接で突っ込まれる
- 学習内容はかなり詳しく聞かれる
- 楽しく会話するよりロジカルさを重視
- 回答が実は面接官の頭の中にある
6-1.職務経歴書は業務経験の具体性がカギ
職務経歴書に書かれたあなたの経験について、面接官は必ず深掘りしてきます。
その際に「営業として、売上目標を達成しました」といった抽象的な説明しかできないと、評価は一気に下がってしまいます。
面接官が知りたいのは、結果そのものよりも、結果に至るまでのプロセスです。
あなたが「どのような課題に直面し」「その原因をどう分析し」「どのような仮説を立てて行動し」「その結果、どのような学びを得たのか」という一連の流れを、具体的な数字やエピソードを交えて、論理的に説明することが求められます。
「具体性」こそが、あなたの思考力や再現性のある能力を証明する手段です。
過去の経験をストーリーとして語る準備ができていなければ、あなたの経歴は「中身のないもの」と見なされてしまう可能性が高いです。
\職務経歴書の書き方が…/
6-2.学習内容がないと面接で突っ込まれる
「IT業界に興味があります」「エンジニアになりたいです」その言葉に、何の裏付けもなければ、それは単なる願望に過ぎないと判断されます。
未経験の方にとって、学習という事実が、熱意と本気度を示す最も強力な証拠です。
面接で「具体的に、どのような学習を、どのくらいの期間、どのように進めてきましたか?」と問われた際に、何も答えられない、あるいは「本を数冊読みました」程度の答えしかできないのであれば、優良企業の選考を通過することは難しいです。
実際、採用担当者はあなたに投資して育てる価値があるかを見極めようとしています。
自ら時間とお金を投資し、能動的に学習を進めてきたという具体的な実績を示せなければ、「受け身な姿勢の人材」という烙印を押されても文句は言えません。
\勉強が全然できていない…/
6-3.学習内容はかなり詳しく聞かれる
プログラミングを学習したとアピールする場合、驚くほど詳しく、深く掘り下げられます。
単に「Progateやドットインストールで学びました」と答えるだけでは不十分です。
- なぜその言語を選んだのですか?
- 学習中に最も苦労したエラーは何ですか?
- それをどうやって解決しましたか?
- ポートフォリオについて、工夫した点や技術的なこだわりを説明してください
こうした質問に、自分の言葉で、詰まることなく答えられなければなりません。
あなたが単にチュートリアルをなぞっただけなのか、それとも技術の仕組みを本質的に理解しようと努めたのかを見極めるための質問です。
この深掘りに耐えられるだけの、学習経験がなければ、あなたのスキルは「メッキ」だと簡単に見抜かれてしまいます。
\質問を詳しく教えて欲しい…/
6-4.楽しく会話するよりロジカルさを重視
面接官と和やかに会話が弾み、「良い雰囲気だった」と感じたとしても、合格に直結するとは限りません。
特にIT業界の面接では、人当たりの良さや会話の楽しさよりも、物事を構造的に捉え、筋道を立てて説明する「ロジカルさ」が圧倒的に重視されます。
質問の意図を正確に汲み取り、結論から先に述べ、その理由を具体的な根拠と共に説明する「結論ファースト」のコミュニケーションができるか否かは、エンジニアとしての素養を判断する上で非常に重要な指標です。
このような記事ですら結論ファーストで語ることがある種マナーなのです。
あくまで、あなたの思考能力を評価されるビジネスの場であるということを、常に意識しておく必要があります。
雑談が盛り上がったとしても、肝心な質問に論理的に答えられていなければ、評価は決して高くないです。
面接で盛り上がったのに落とされたみたいなのは、ほぼこのパターンです。
\一貫した回答って難しい…/
6-5.回答が実は面接官の頭の中にある
面接における多くの質問、特に技術的な質問やケーススタディには、実は面接官の頭の中に「期待する回答の方向性」や「思考プロセスのモデル」が存在します。
あなたが正解そのものを知っているかよりも、正解に至るまでの思考プロセスが、自社のエンジニアとしてふさわしいレベルにあるかを見ています。
例えば「このサービスを改善するならどうしますか?」という質問に対して、ただ思いつきのアイデアを話すのではなく、現状の課題を分析し、仮説を立て、施策を提案し、効果測定の方法まで言及する、といった一連の思考プロセスを示せるかどうかです。
この「正解へのたどり着き方」を理解せずに面接に臨むのは、ゴールの場所を知らずにマラソンを走るようなものです。
プロの視点から、面接官が何を求めているのかを理解することが、内定への最短距離を走るための鍵となります。
また、採用担当者がどのレベルで求めているかもポイントになるため、面接官と直接やり取りをしているような企業のアドバイザーに聞くのが最も効果が高いです。
7.IT転職で失敗しないためには内部情報がカギ
ここまで、未経験からのIT転職に潜む多くの落とし穴や、乗り越えるべき壁についてお伝えしてきました。
これらの話にすべてに共通して言えるのは、「質の高い情報」を「内部のリアルな情報」で手に入れられるかにかかっているという事実です。
求人票に書かれた表面的な言葉だけを信じ、インターネット上の不確かな情報に惑わされ、自己流で突き進んだ結果、多くの人が後悔しています。
- 本当に働きやすい環境なのか
- 未経験者が育つ文化があるのか
- 面接では何が評価されるのか
こうした情報は、個人で収集するには限界があります。
IT転職で本当に失敗したくないと願うなら、独力で戦うという選択肢のほかにも、業界の内部に精通し、企業との太いパイプを持つプロの力を借りることです。
当社を使って欲しい気持ちはありますが、実際あなたの転職がうまく行くのであればどのエージェントを使ってもかまいません。
大事なことなので、念押しして伝えさせてもらいますが「内部情報」に強いというのがIT業界における転職エージェントを選ぶうえでの前提条件になります。
8.未経験からIT業界の転職でよくあるQ&A
未経験からのIT転職を決意したとき、誰もが同じような疑問や不安を抱えるものです。
「本当に自分でも大丈夫だろうか」「現実はどのくらい厳しいのだろうか」。その胸の内にある最後の不安を、ここで解消していきましょう。
8-1.未経験からIT業界に転職は可能ですか?
結論から述べると、未経験からIT業界への転職は十分に可能です。
実際に、毎年多くの方が異業種からIT業界へキャリアチェンジし、新しいキャリアを築いています。
市場の需要は高く、未経験者を採用し、自社で育てようという企業も数多く存在します。しかし、この「可能」という言葉を「簡単」と履き違えてはいけません。
本記事で解説してきたように、年齢の壁、職種選びのミスマッチ、質の低い求人との遭遇など、数多くの落とし穴があなたを待ち受けています。
未経験からの転職は可能ですが、「適切な準備があってこそ」という条件付きです。
8-2.未経験に転職した場合の年収は?
多くの方が気になる年収ですが、未経験からIT業界に転職した場合、初年度の年収は300万円から400万円程度が現実的な相場となります。
しかし、これはあくまでキャリアのスタート地点での話です。
IT業界の大きな魅力は、実力とスキル次第で、年収が飛躍的に伸びていく点です。
スキルを磨き、経験を積むことで、2〜3年後には前職の年収を超え、さらにその先には年収1000万円以上を目指せます。
重要なのは、目先の年収ダウンを受け入れ、数年後の大きなリターンを見据えた長期的な視点を持てるかどうかです。
その覚悟がある人にとって、IT業界は非常に夢のある世界だと言えます。
8-3.未経験でも挑戦しやすい職種は?
一般的に、未経験からでも挑戦しやすい職種としては、マニュアルが整備されていることが多い「インフラエンジニア」や「テストエンジニア」、顧客対応がメインとなる「ヘルプデスク」「テクニカルサポート」などが挙げられます。
これらの職種は、未経験者向けの求人数も比較的多く、キャリアの入り口として考えやすいのは事実です。
しかし、ここで一つ、非常に重要なことをお伝えしなければなりません。それは、「挑戦しやすい職種」と「あなたに合った、長く続けられる職種」は、全くの別物であるということです。
ヘルプデスクやテクニカルサポートはどちらかというとエンジニアのような技術職ではないので、年収の上がり幅がかなり低くなります。
挑戦のしやすさだけで仕事を選んでしまい、入社後に「やりたいことと違った」とミスマッチに苦しみ、早期離職に至るケースは後を絶ちません。
本当に大切なのは、あなたの適性や興味、将来のキャリアプランを深く見つめ、それに合致した職種を選ぶことです。
8-4.IT系で1番稼げる職業は?
IT業界の中で特に高収入が期待できる職種としては、企業の経営課題をITで解決する「ITコンサルタント」、大規模プロジェクトを率いる「プロジェクトマネージャー」、最先端技術を扱う「AIエンジニア」や「データサイエンティスト」「クラウドエンジニア」などが挙げられます。
これらの職種は、年収2000万円を超えることも珍しくなく、非常に魅力的です。
しかし、これらの職種は、極めて高い専門性と豊富な実務経験があって初めてたどり着ける職種です。未経験からいきなりこれらの職種を目指すのは、残念ながら現実的ではありません。
大切なのは、これらの職種をキャリアの最終的なゴールとして見据えつつ、そこに至るまでにどのようなスキルと経験を積むべきか、逆算してキャリアプランを設計することです。
焦らず、まずは土台となる技術力を身につけることが、高収入への一番の近道です。
8-5.文系でもIT業界に転職できますか?
「文系出身だからIT業界は無理だろう」という相談を非常に多く受けますが、全く問題ありません。実際に就活でも最も文系に人気があるのがIT業界です。
むしろ、文系出身であることは、時として大きな強みになります。なぜなら、ITの仕事は、ただ黙々とプログラムを書くだけではないからです。
- 顧客が本当に求めていることを引き出すヒアリング能力
- 複雑なシステムの仕様を分かりやすくまとめるドキュメント作成能力
- チームメンバーと円滑に意思疎通を図るコミュニケーション能力
これらはIT業界で高く評価される重要なスキルであり、文系出身者が得意とするところです。
もちろん、技術の学習は必須ですが、理系・文系問わず誰もがゼロからスタートするものです。
出身学部という過去のラベルで自分の可能性を狭める必要は一切ありません。重要なのは、論理的に物事を考える力と、新しいことを学び続ける意欲です。
9.IT業界の転職はユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアでは、IT業界専門の転職支援サービスです。
現在、あなたがどのように転職活動を進めていけばいいのかわからないという場合は、ぜひ、当社までご相談ください。
9-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事をここまで読んでいただきありがとうございます。
IT業界への転職のイメージをふくらませることはできましたでしょうか?
実際、IT業界の転職で最も多いのが、調べてもよくわからないというケースです。我々も頑張って記事を作っていますが、まだまだ網羅できないのが心苦しいところではあります。
そのため、「正直、まだ不安で…。」という方は、IT業界について0からでも詳しく説明いたします。
口コミ評価
ユニゾンキャリアでは、IT業界に精通した専任のアドバイザーがあなたのご要望からキャリアプランをご提案いたします。
「将来的にリモートをしたい」「とにかく年収を上げていきたい」「まずは、情報収集からしたい」など、お気軽にお問い合わせください。
\ご相談から内定まで完全無料!…/
9-2.ユニゾンキャリアのIT転職体験談

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけは何ですか?
手に職をつけたいと思ったのがきっかけです。新卒でホテルの営業をしていたんですが、基本給が変わらずインセンティブ中心の給料体系だったので、給与が安定しなかったんです…。将来を考えた時に、専門性を身に付けて長く働きたいと思うようになりました。「手に職がつく仕事に何があるのか」を考えていた時に、IT業界の働き方を知ってエンジニアに転職しようと思いました。
ー転職活動で不安だったことは何ですか?
未経験からエンジニアとして受け入れてくれる企業があるのか不安でした。正直「未経験」という言葉の定義がわからなかったんです…!どの求人も「未経験歓迎」とあっても、企業が求めている「未経験」はIT知識がある人で、プログラミング経験が少しある人なんじゃないかと思うと、自信が持てなくて…。自分が未経験として、内定がもらえるかどうか分からなくて不安でした。
ー選考を進めるうえで役立ったことは何ですか?
Javaの入門書を読んでいたのが良かったんだと思います。開発エンジニアを目指すなら、佐瀬さんから「Javaを少しでも勉強していると評価される」と教えてもらいました。Javaの入門書を読んで知ったことを面接で話したら、面接官からすごく評価されました…!
ユニゾンキャリアでは、あなたのご要望からぴったりの求人をご紹介いたします。
企業ごとに詳しく説明させていただいて、ご納得いただけた中から内定が取れるようにサポートいたします。
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