

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
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- クラウドエンジニアにプログラミングスキルは必要?
- プログラミングが必要になる場面は?
- プログラミングはどうやって習得するの?
プログラミングスキルは主に開発の現場で必要とされるため、クラウドエンジニアには関係がないと思う方もいるかと思います。
しかし、近年のクラウド環境では、インフラ構築にプログラミングを活用するケースが増えてきており、クラウドエンジニアにもプログラミングスキルが必要な時代です。
特にインフラ構築の自動化(IaC)の普及により、プログラミングスキルは今やクラウドエンジニアの必須スキルとなりつつあります。
本記事では、クラウドエンジニアに興味がある方に向けて、プログラミング言語が必要な理由と、おすすめのプログラミング言語、勉強方法などを体系的に解説します。
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1.クラウドエンジニアにプログラミングは必要
結論から言えば、クラウドエンジニアにプログラミングのスキルは必要です。なぜクラウドエンジニアにプログラミングスキルが必要なのか、3つの理由を解説します。
1-1.クラウド環境では自動化が主流に
クラウドエンジニアにプログラミングスキルが必要な理由として、IaC(Infrastructure as Code)によるインフラ構築の自動化が主流になってきたことが挙げられます。
「IaC」とは、インフラの構築・設定作業をコード化する手法のことで、プログラミング知識が求められます。
IaCで設定したコードは、バージョン管理によって、いつ誰がどのように修正したのかを明確にできるのが特徴です。
近年のIT技術は目まぐるしく発展しており、人の手で行っていたクラウド環境の設定をプログラミングで自動化するのが主流になっています。
自動化によって工数が減るのはもちろん、ヒューマンエラーの減少や再現性向上につながる点がメリットです。
1-2.キャリアアップにプログラミングは必須
キャリアアップを目指すのであればプログラミングスキルの習得は必須です。
あくまでインフラ構築に必要なのは、ネットワークやサーバー、データベース、クラウド等のスキルであり、プログラミングは必須スキルではありません。
しかし、プログラミングスキルを習得した方が参画できるプロジェクトの幅は広がります。
コーディングによる業務効率化で工数を削減しつつ、インフラ領域を広くカバーできる人材は貴重です。
インフラ領域のエキスパートであるクラウドエンジニアは、別領域のスキルを習得するとさらなるキャリアアップを望めます。
2.クラウドエンジニアがプログラミングを使う場面
クラウドエンジニアがプログラミングを使う場面を3つ紹介します。
2-1.AWSサービス内での活用
「AWS」は世界シェアトップのクラウドサービスで、実務での使用頻度が高いのが特徴です。
数あるAWSのサービスの中でも、Lambdaと呼ばれるサービスでプログラミングが必要になります。
AWS Lambdaとは、サーバーを使わずにプログラムを実行できるサービスです。
サーバーやOSといった実行環境を用意する必要はなく、実行したい内容をコーディングするだけでプログラムを実行できます。
Java、Go、PowerShell、Node.js、C#、Python、Rubyと幅広いプログラミング言語に対応しており、任意の言語でコーディングが可能です。
2-2.インフラ構築時のスクリプト作成
コマンドを自動実行するためのスクリプトを作成する際に、プログラミングが用いられます。
スクリプトとは、コンピュータに処理を自動的に実行させるための命令を記述したプログラムのことです。
スクリプトを作成することで、ネットワークなどのインフラ設定構築を自動化して、業務を効率化できます。
スクリプト作成に用いられる言語は、Python、Ruby、JavaScriptなどのインタプリタ型言語が一般的です。人間が読みやすい形式で書けるため、作成や修正が容易な特徴があります。
基本的なスクリプト作成スキルは、クラウドエンジニアに求められるスキルです。
2-3.Infrastructure as Code(IaC)の導入
クラウド環境の複雑化に伴い、手作業での運用管理は限界を迎えつつあります。
そのため、インフラ設定を自動化し、工数を削減できるIaCを導入する企業が増えています。
TerraformなどのIaCツールを使いこなすためのプログラミングスキルは、もはやクラウドエンジニアの必須スキルといっても過言ではありません。
時代の流れ的にもプログラミング言語がクラウドエンジニアにも必要なのは明白です。
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3.未経験からはじめるクラウド環境でのプログラミング実践
クラウドエンジニアがプログラミングスキルを習得する方法について2ステップで解説します。
3-1.AWSの基礎を習得
まずはクラウドサービスの主流であるAWSのスキルを身に付けるのが重要になります。
AWSのスキルを磨けば、AzureやGoogle Cloudなど、ほかのクラウドサービスにも活かせるためです。
AWSの勉強は、AWSの認定資格である「AWS Certified Cloud Practitioner」からはじめるのがおすすめです。
クラウドの基礎やAWSの基本的な仕組みを学べます。
入門レベルの資格なので勉強時間の目安は40〜80時間と短めで、転職活動の際にアピール材料にもなりえます。
その後は、「AWS Certified Solutions Architect – Associate」に挑戦するのがおすすめです。
クラウド上でどのようにITインフラ(サーバー、ストレージ、ネットワーク、データベースなど)を設定するのかを学べるため、実務に役立ちやすい資格です。
後々IaCについて学習を進める際に、どの工程を自動化できるのか理解しやすくなるメリットがあります。
3-2.IaCでAWSの環境構築を行う
AWSの基礎を押さえたら、IaCツールを用いて実際に環境構築を行います。
代表的なIaCツールはTerraformやAnsibleなどが挙げられますが、ここではTerraformを例に環境構築の練習について解説します。
TerraformでAWSの環境構築をするためには、以下3つの事前準備が必要です。
- AWSアカウントを取得(無料利用枠あり)
- Terraformをインストール
- AWS CLIをインストール
Terraformの公式サイトで、AWS上でインフラを構築・変更・破棄するチュートリアルが見られます。
チュートリアル動画を見ながら、実施にコーディング・環境構築の練習が可能です。
4.クラウドエンジニアにおすすめのプログラミング言語
クラウドエンジニアにおすすめのプログラミング言語を難易度順に5つまとめました。
プログラミング言語(難易度) | 特徴 |
---|---|
Python(★☆☆) | ・最もおすすめなプログラミング言語 ・機械学習、AI分野に強い ・コードの記述方法がシンプルで分かりやすく、未経験者でも勉強しやすい |
Ruby(★☆☆) | ・サーバーサイドのプログラミングに使われる ・インフラ業務効率化のためのツール開発に活用される |
JavaScript(★☆☆) | ・人気が高くドキュメントが豊富 ・Node.js(サーバー上でJavaScriptを動作させるプラットフォーム)をクラウドで活用する |
Go(★★☆) | ・データの高速処理が得意 ・安全性の高いコーディング |
Java(★★★) | ・セキュリティ性が高い ・障害発生時にほかのプログラムへ影響が出ないよう、隔離領域で処理を実行できる |
どのプログラミング言語から習得するか迷った場合は、Python(パイソン)から学習するのがおすすめです。
現在トレンドとなっているプログラミング言語であり、ドキュメントの量も豊富です。
需要が高まってきている機械学習・AI分野に強いので、クラウド領域に関連があり、学んで損はありません。
5.クラウドエンジニアがプログラミングを勉強する方法
クラウドエンジニアがプログラミングを勉強する方法について解説します。
5-1.参考書を用いる
定番の勉強方法は参考書を用いた学習です。
言語や分野ごとに専門的な書籍が出版されているので、自分のレベル、勉強したい内容に応じて必要なスキルを体系的に取得できます。
1冊1,000円〜3,000円と費用を抑えられるので、低予算・買い切り型のコンテンツを重視する方におすすめです。
Pythonを学ぶうえでおすすめの参考書は『Python[完全]入門』です。プログラミングの基礎からPythonの知識まで、幅広く学習できます。
Pythonによる仕事の自動化や、トレンドのAI技術の活用など、クラウド環境でのインフラ構築に役立つ内容も含まれているのでおすすめの一冊です。
5-2.動画教材で学ぶ
スマホやパソコンで好きなタイミングに勉強できる動画教材もおすすめです。
視覚と聴覚から情報が入ってくるので、文字だけの書籍よりも内容を理解しやすくなります。
また、情報が適宜アップデートされ、最新の情報を入手可能です。
初心者がつまずいてしまいがちな複雑なポイントを、分かりやすく解説してもらえるので、理解が深まります。
動画教材は買い切り型とサブスクリプション型の2種類があり、それぞれメリットデメリットが分かれているので、自分にあった教材を選ぶのが重要です。
種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
買い切り型 | 一度買ったら永久的に使える | 情報がアップデートされない |
サブスクリプション | 適宜情報が最新化される | 継続的な支払いが必要 |
6.クラウドエンジニアの転職はユニゾンキャリア
クラウドスキルを磨いてキャリアアップを考えている方は、IT業界特化の転職支援サービス「ユニゾンキャリア」をご利用ください。
6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけを教えてください。
やっぱり給与面ですね。未経験からエンジニアになったので、最初のうちは給与が低いことは覚悟していたんですが…
とはいえ、自分の年齢を考えるとあまりにも低かったので、生活のこともありますし、モチベーションにも関わってくるので、一番のきっかけはそこですね。
ただ、何の考えや準備もなく「年収上げたいから転職しよう!」となったわけではなくて、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから、エンジニアのキャリアアップの流れと、年収の上げ方について詳しく説明を受けました。
それを踏まえて、まずはエンジニアとしてしっかりスキルと経験を積むことを優先して、もう大丈夫かな、というタイミングで転職活動をスタートした形です。
ーキャリアアップ転職の結果はいかがでしたか?
選考は4社受けて、全ての企業から内定を頂きました。正直たまたまなんじゃないかなと思います(笑)
4社受けたのですが、すべて上流工程の案件がほとんどで、確実に年収の上がる企業ばかりだったので、内定が出た時は素直に嬉しかったですし、自分の市場価値って思ったより高いんだ…と感じました。
また、年収が100万円以上アップしたのは本当に嬉しかったですね。
ー転職理由に年収を上げたいとありましたが、年収は上がりましたか?
かなり上がりましたね。いくらくらいだろう…100万以上は上がりました。あとは決算賞与が多く出ればその分さらに上がると思います。そこは僕の頑張り次第ですね!
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