
最終更新日:2025.04.25
データベースエンジニアがやめとけといわれる理由は?転職が向いている人の特徴も解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- データベースエンジニアがやめとけといわれる理由は?
- 実際、データベースエンジニアはやめたほうがいいの?
- データベースエンジニアに向いているかを知りたい
データベースエンジニアがやめとけといわれる理由は5つあります。
データベースエンジニアは、仕事の性質上、ひとりでコツコツと作業をするのが苦手な方や、長時間労働を絶対に避けたい方には向いていません。
一方、キャリアパスが豊富で高年収を期待できたり将来性が高かったりする点を魅力に思う方には向いています。
SQLの実務経験が1年以上ある方や地道な作業が大好きな方は、データベースエンジニアを目指すのがおすすめです。
本記事では「データベースエンジニアがやめとけといわれる理由を知りたい方」を対象に、データベースエンジニアについて解説します。
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1. データベースエンジニアがやめとけといわれる5つの理由
データベースエンジニアがやめとけといわれる理由は5つです。
1-1. 責任が重くてきつい
業務の性質上、データベースエンジニアは責任が重くきついと感じる方がいます。
データベースは、企業情報や顧客情報などの機密情報を扱うため、情報漏洩やウイルス感染などのインシデントが発生した場合に責任を問われやすいです。
個人情報の流出や不正利用、データの不整合や損失などのほかに、マルウェアへの感染や不正アクセスなどの様々なリスクがあります。
企業の信頼性にかかわるため、情報の管理やセキュリティ対策は欠かせません。
データベースを扱うデータベースエンジニアは、正確に業務をこなす必要があるため、プレッシャーがかかります。
1-2. チームにひとりで激務
データベースエンジニアは、ひとりで作業をすることがあり、激務になる傾向があります。
ほかのエンジニアはチームで仕事をする機会が多いですが、データベースエンジニアはひとりで作業を担当しがちです。
データベースの設計や運用など、自分の裁量でこなせる仕事がある一方、作業量やスケジュールをコントロールできない業務もあります。
例えば、他部署やクライアントからの問い合わせの場合、迅速な対応が必要です。
ほかのメンバーがおらず、作業を割り振れなければ、残業が増えて激務になります。
また「データベースのことだから、あとはお願い」と作業を丸投げされると、負荷が高くなります。

1-3. レガシーシステム対応がつらい
レガシーシステムを扱う案件に参画すると、負担が重くなりやすいです。
レガシーシステムでは、複数のサービスでひとつのデータベースを共有して使っている場合があります。
データベースを共有すると、ひとつがシステムダウンした際に、関連するすべてのサービスが停止するため、対処が大変です。
ひとりで作業を担当している場合「自分が対処しなければ、サービスが復旧しない」という状況に陥り、つらいと感じる恐れがあります。
レガシーシステムの刷新対応は、2025年問題としても挙げられており、今後レガシーシステムに関与する機会が増えることも考えられます。
レガシーシステムを担当できる人材の少なさも影響し、データベースのプロとして希望しない案件に携わらなければならず、つらいと思いかねません。

1-4. トラブル発生で長時間×深夜残業
システムのトラブルが発生し、長時間×深夜残業で激務に感じます。
担当するサービスやトラブルの内容によっては、システムが停止すると顧客に影響をおよぼす恐れがあるため、迅速な対応が必要です。
システムが復旧するまで自宅に帰れないため、深夜まで残業した結果、長時間労働になります。
また、トラブルが発生すると復旧作業にあたる必要があり、通常業務をこなせません。
そのため、トラブルが起きやすいシステムを担当していると通常業務が進まず、残業が続く恐れがあります。
データベースは専門性が高いため、有識者が少ない職場であれば、すべてをひとりで対応しなければなりません。
結果的に、心身ともに疲弊するリスクがあります。

1-5. 未経験からの転職は難しい
未経験からデータベースエンジニアに挑戦するのは難しいため、目指したい場合は、開発エンジニアの経験が欠かせません。
データベースエンジニアを目指すには、基本的にSQLの実務経験が1年以上必要です。
例えば、インフラエンジニアからデータベースエンジニアを目指す場合、SQL資格を取得しても実務経験がなければ、データベースに関連する案件を振られる可能性は低いです。
一方、開発エンジニアであればSQLに触れる機会が多く、将来的にデータベースエンジニアを目指せる確率が高まります。
私の先輩は開発エンジニアですが、SQLを扱う案件の経験が豊富で、データベースのプロとして同僚から信頼されていました。
データベースエンジニアを目指したい場合、開発エンジニアを経由し、SQLやデータベースの経験を積むためのキャリアパスの検討が重要です。
2. こんな人はデータベースエンジニアをやめとけ
データベースエンジニアを目指すのは難しいため、向いていない方は、別のエンジニアを目指すほうが賢明です。
例えば、データベースエンジニアはひとりで仕事をする機会もあるため、自分で考えたり調べたりするのが苦手な方には向いていません。
また、企業情報や顧客情報を扱う機密性の高さから、責任が重い仕事が嫌な方はプレッシャーを感じるため、長続きしない恐れがあります。
トラブル対応で深夜残業や長時間労働が発生する場合もあり、データベースエンジニアに向いていない方であれば、やりがいもなく仕事がしんどいだけになりかねません。
自分の性格や仕事の特徴などを踏まえて判断する必要があります。

3. データベースエンジニアのメリット・魅力
データベースエンジニアのメリット・魅力は4つです。
3-1. 経営に影響を与える責任重大な職種
データベースエンジニアには、企業の経営戦略に関わる仕事もあり、やりがいを感じられます。
仕事によっては、顧客情報や調査で収集したデータなどを使って企業戦略を立案するため、経営に関わるチャンスもあります。
また、データベースの効率化や活用により、会社の業績アップにも貢献可能です。
重要なデータを扱うため責任が重いと感じることもありますが、成果が出せれば大きな達成感を得られます。
データベースエンジニアは華やかで目立つ仕事ではありませんが、縁の下の力持ちとして企業の経営を支えたい方はやりがいをもって働けます。

3-2. キャリアパスが多様で年収が上がりやすい
データベースエンジニアには、データベースのプロ以外にも様々なキャリアがあり、年収アップが可能です。
データベースエンジニアのキャリアパスには、インフラエンジニアやクラウドエンジニア、データベースコンサルタントなどの職種が挙げられます。
データベースのプロとしての専門性を高めるほか、プロジェクトマネージャーやITコンサルタントなどの職種で上流工程に携わるというキャリアも選択できます。
求人ボックスによると、プロジェクトマネージャーの年収は659万円、ITコンサルタントは658万円と高年収です。
多様なキャリアパスがあれば、合わないと思う仕事があっても別のキャリアへの方向転換が可能です。
例えば、技術的なスキルよりもマネジメントが得意であれば、プロジェクトマネージャーを目指すというキャリアチェンジができます。
3-3. ほかのエンジニア職種に比べて高年収
データベースエンジニアは、ほかのエンジニア職種よりも高年収のため、年収アップを目指したい方にぴったりの職種です。
求人ボックスによると、データベースエンジニアとシステムエンジニアの平均年収は以下のとおりです。
- データベースエンジニア:597万円
- システムエンジニア:494万円
- クラウドエンジニア:516万円
- インフラエンジニア:490万円
- フロントエンドエンジニア:402万円
データベースエンジニアは、一定の経験をもとにした高度な知識やスキルが必要であり、高年収に期待できます。
より高年収を実現するには、クラウドやAIなどの知識も身に付けるのがおすすめです。
また、年収アップにより仕事へのモチベーションが高まれば、メリハリのある働き方ができ、プライベートの充実にも繋がります。

出典:求人ボックス
3-4. 近年データ活用の重要性が増し将来性が高い
データベースエンジニアは将来性が高く、仕事に困る心配がありません。
近年のビッグデータやAIの発展にともない、積極的に最新技術を活用する企業が増えており、データを扱う仕事ができる方は強いです。
360iResearch社の調査によると、データベース管理システム市場の2023年の市場規模は462億6,000万米ドルでした。2030年には950億9,000万米ドルに達すると予測されています。
そのため、データを管理するデータベースエンジニアの需要が高まります。
さらに、クラウドやセキュリティなどの知識があると、高単価な案件に参画できるチャンスが増えます。
社会全体でIT人材が不足している背景もあり、データベースエンジニアの需要が期待できるため、様々な仕事に挑戦可能です。
より将来性の高いデータベースエンジニアになるには、最新技術やトレンドを学ぶ姿勢が重要です。

出典:360iResearch「データベース管理システム市場」
4. データベースエンジニアへの転職に向いている人の特徴
データベースエンジニアへの転職に向いている方の特徴は3つあります。
4-1. SQL実務経験1年以上
実際にSQLの案件に参画し、データベースを極めたいと思った方は、データベースエンジニアへの転職を考えるのも一案です。
開発エンジニアで1年以上のSQLの経験があれば、データベースエンジニアに転職できます。
SQLはデータベース言語で、構文を覚えれば使えるようになるため「経験が浅く、自分にはハードルが高い」と心配する必要はありません。
構文が分からない場合は、インターネットや参考書で調べると、SQLを作成する際のヒントを得られます。
また、SQLを扱えるJava開発もあるため、データベースに興味がある方は、案件への参画を希望するのも転職に向けた効果的な方法です。
ユニゾンキャリアではIT専門の就活・転職支援サービスを行っています。
「将来的にはデータベースエンジニアを目指したい」「SQLを使える案件に参画したい」という希望がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
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4-2. 地道な作業が大好き
地道な作業が大好きな方は、データベースエンジニアとしてやりがいをもって働けます。
データベースの設計や運用では、地道な仕事をひとりでこなす機会が多い傾向にあります。
また、データベースは安定して動くのが当たり前のため、ログの確認やメンテナンスなどの目立たない仕事を割り振られる可能性が高いです。
目立たない定例業務やマニュアル作業でも、確実にこなす必要があります。
「手を抜いてもバレないだろう」という気持ちで仕事に取り組むと、重大なトラブルを引き起こしかねません。
そのため、データベースエンジニアは、コツコツと地道にがんばれる方に向いています。

4-3. 緻密な設計が行える几帳面な性格
几帳面な性格な方であれば、緻密な設計が行える可能性が高く、データベースエンジニアは適職です。
データベースは、企業情報や顧客情報などの機密情報を扱うため、ミスが許されません。
「なぜそうなるのか?」を論理的に突き詰めて考えられる方は、正確な仕事ができるため、高いパフォーマンスの発揮に期待できます。
また、データベースはもちろん、システム開発の知識もあるとなお良いです。
私の職場には、データベースに詳しい先輩がいましたが、システム開発の知識も持ち合わせており、誰からも頼りにされていました。
データベースエンジニアを目指す際に開発エンジニアの経験があれば、システム開発の知識にも問題ありません。
5. データベースエンジニアの転職はユニゾンキャリア
「データベースエンジニアを目指したい」とお考えの方は、ぜひユニゾンキャリアにご相談ください。
5-1. ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
「データベースエンジニアの魅力は分かったけれど、やっぱり不安」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
目指したい気持ちや変わりたい思いがあるものの、勇気が出ないからと現状を放置するのは非常にもったいないです。
「このままじゃいけない」と分かっていながら、何も行動しなければ、1年後も3年後も同じような悩みを抱えつづけます。
少しでも一歩を踏み出したいという気持ちがあれば、ぜひ行動を起こしましょう。
とはいえ「データベースエンジニアを目指すための具体的な方法が分からず困っている」という方は、ユニゾンキャリアをご活用ください。
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5-2. エンジニアの転職成功事例

成功者インタビューより
ーエンジニアに転職しようと思ったきっかけを教えてください!
最初に考え始めたのは、転職しようって思いはじめた際に、別のエージェントに相談した時ですね。「給料を上げるなら営業かエンジニアです」って言われたんですけど、営業は性格的に無理かなと思ったので、じゃあエンジニアなのかなぁと思いました。ただ元々ITには興味がなかったうえに、文系の自分からは別世界のイメージがあったので、いまいち踏ん切りがつかなかったんですよね。そんな時に、幼馴染が文系出身でエンジニアとして活躍しているって知って。「あれ?私にもできるのかも?」って、初めてエンジニアを現実的な選択肢として考え始めました。
ー転職活動をはじめた時に不安だったことは何ですか?
もう、漠然と全部不安でした(笑)そもそも自分が何をやりたいのかも分からなかったんです。面接も苦手で新卒の時からできるだけ避けてきたタイプだったんです。志望動機も上手く言葉にできなくて…あと、前職の年収が割と良かったので、その面でも不安がありました。「仕事は変えたいけど、できれば年収は維持したい。土日祝日も休みたい」みたいな。条件面で折り合いがつかなかったらどうしようって。考え出すときりがないくらい不安でいっぱいでした。
ー転職活動にかかった期間はどれくらいでしたか?
全部で9か月くらいかかりました。ただ、ユニゾンキャリアさんを利用した期間でいうと、2ヶ月ちょっとになりますね。最初は他のエージェントを利用していたんですけど、そこでは応募を急かされて「とりあえず20社くらい応募して!」みたいな感じで。やりたいことも分からないままに求人を探していたので、どこに応募したのかも分からないような状態でした…結局他のエージェント経由で営業職の内定をもらっていたんですけど、なんか違うなっていうモヤモヤは残り続けて。エンジニアに方向転換し、ユニゾンキャリアさんに相談してからはスムーズに進めることができましたね。シフト勤務だったので、キャリアアドバイザーの石橋さんとの面談の日程調整が大変でしたが、柔軟に対応してくれて本当にありがたかったです!
未経験からインフラエンジニアへのキャリアチェンジに成功し、長期的なキャリアプランまで描けるようになった湯原さん。
未経験の領域への挑戦は誰でも不安ですが、一歩踏み出した先には、より良い未来が待っています。
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