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IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- セキュリティエンジニアにPythonって必要?
- セキュリティエンジニアはPythonを何に使う?
- セキュリティエンジニアがPythonを学ぶと市場価値上がる?
セキュリティエンジニアにプログラミング言語の習得は必要なのでしょうか?
一見すると両者は関係がないように思えますが、実はPythonを習得しておくと業務領域の幅が広がり、年収UPにも役立ちます。
本記事では、プログラミングに興味がある方へ向けて、Pythonを学習するメリットや魅力について解説します。
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1.セキュリティエンジニア目指すならPythonは絶対やっとけ!
セキュリティエンジニアを目指すうえで、Pythonは必ず習得しておきたいプログラミング言語です。2つの魅力を解説します。
1-1.業務領域を広げられる
Pythonの習得で、セキュリティエンジニアとして業務の幅が大きく広がる点が魅力です。
例えば、セキュリティ監視の自動化から高度な脅威分析まで、様々なタスクを効率的に実行できるようになります。
さらに、近年注目を集めている「機械学習」や「AI」を活用したセキュリティ対策にも、Pythonは欠かせないツールです。
不正アクセスの検知や、サイバー攻撃の予測分析など、最新のセキュリティ技術を駆使した業務にも対応できます。
従来のセキュリティ対策にとどまらず、新しい領域での活躍が期待できます。
1-2.年収UPにも役立つ
セキュリティエンジニアとしてキャリアアップを目指すのであれば、Pythonの習得が適しています。
多くの企業が自動化やツール開発のできるセキュリティエンジニアを求めており、転職市場やフリーランス市場でのニーズは年々高まっています。
また、「セキュリティアーキテクト」や「プロジェクトマネージャー」といった上位職への昇進チャンスも広がり、長期的なキャリア形成においてアドバンテージとなるのです。
さらに、「フリーランス」として活動する場合も、Pythonスキルがあることで単価の高い案件を獲得しやすくなります。
プログラミング言語を学ぶなら、Pythonは最優先で学習しておくのがおすすめです。
2.セキュリティエンジニアにPythonがおすすめな3つの理由
ここでは、セキュリティエンジニアにPythonをおすすめする3つの理由を解説します。
2-1.トレンド性が高い
Pythonは、セキュリティ分野に限らず、IT業界全体のトレンドであるプログラミング言語です。
ブロックチェーンやAI、メタバースといった最新技術分野でもPythonの需要が高まっており、セキュリティ以外の分野にも応用できます。
エンジニアとしてのスキルの幅を広げるアドバンテージとなるのです。
世界中のエンジニアが利用していることから、コミュニティやリソースが充実しており、最新情報や問題に直面した際の解決方法を素早く見つけることができます。
2-2.動作環境が柔軟
Pythonの大きな特徴のひとつが、様々な動作環境に対応している柔軟性です。
WindowsやLinux、macOSといった主要なOSはもちろん、クラウド環境やIoTデバイスでも問題なく使用できます。
様々なシステムやネットワークのセキュリティを担当するセキュリティエンジニアにとって非常に重要な要素です。
セキュリティツールやスクリプトを多様な環境で動かすことができます。
例えば、Linuxサーバーでの不正アクセス検知スクリプトを作成し、それをWindowsサーバーでも実行できるなど、環境に依存しません。
Webアプリケーションやデスクトップアプリケーション、ゲームなど幅広い環境で動作するのがPythonの魅力です。
2-3.シンプルで初心者でも読みやすい
Pythonは直感的で分かりやすい構文を持ち、プログラミング初心者でも学びやすい言語です。
短いコードで目的の機能を実装しやすいため、バグの発見や修正が容易です。
そのため、プログラミングに不慣れなセキュリティエンジニアでもすぐに活用できるのがメリットです。
以上のことから、Pythonは理解が簡単な言語なうえに市場価値も高いのです。
3.【目的別】セキュリティエンジニアがPythonでできること
ここでは、セキュリティエンジニアがPythonを習得してできることを4つ解説します。
3-1.自動化スクリプトの作成
スクリプトを作成し、繰り返し行うセキュリティ作業を自動化することで、業務効率化を図れます。
例えば、大量のログファイルから不正アクセスのパターンを検出するスクリプトを作成し、24時間365日の監視の一部を自動化することが可能です。
また、定期的なネットワークスキャンやセキュリティパッチの適用状況チェックなども、Pythonスクリプトで自動化できます。
さらに、セキュリティインシデントを検知した際の通知システムも構築可能です。メールやチャットツールと連携して、即座にチーム全体にアラートを発することもできます。
3-2.脆弱性診断の効率化
Pythonを活用することで、手動では時間がかかる診断作業を大幅に効率化できます。
例えば、Webアプリケーションの脆弱性診断では、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)などを検証するスクリプトを作成可能です。
また、ネットワーク診断の方法として、サーバーやデバイスの脆弱性をスキャンするツールを開発できます。
APIセキュリティを検査するために、REST APIやSOAPの脆弱性を自動で診断するスクリプトも構築できます。
ただし、本格的な脆弱性診断には、専用のセキュリティツールと組み合わせたPythonの活用が必要で、Pythonはあくまで補助的な役割です。
初学者が独自の診断ツールを作成して、実運用環境で使用するのは危険です。
実践的なインフラ・プログラミングスキルを身に付けてから業務に活かすのがベストです。
3-2.サイバーインシデントの対応
インシデント発生時の初動対応や調査もPythonで効率化できます。
例えば、不正アクセスやセキュリティ事故が起きた際の原因調査(フォレンジック分析)です。
ログファイルの解析や、メモリダンプの分析を自動化することで、サイバー攻撃の痕跡をより早く発見できます。
また、サイバー攻撃をPythonでシミュレーションし、防御策を検証することで、攻撃トラフィックの再現も可能です。
不正アクセスやマルウェアの兆候を特定するツールを作成することで、IOC(Indicators of Compromise|侵害の痕跡)の抽出にも役立ちます。
以上のことから、Pythonを活用することで、様々な側面からサイバーインシデントの対応が可能なのです。
3-3.セキュリティライブラリの活用
Pythonには豊富なセキュリティ関連ライブラリが用意されており、高度なセキュリティタスクを実現できます。
以下に主なものをまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
暗号化と復号化 | cryptographyやhashlibでデータを暗号化 |
トラフィック解析 | scapyやpysharkを使用して、ネットワークパケットを調査 |
Webスクレイピング | requestsやBeautifulSoupで脅威インテリジェンスデータを収集 |
例えば、cryptographyライブラリを使用して、強固な暗号化システムを構築できます。
また、scapyライブラリを使用してネットワークパケットを詳細に分析したり、Beautiful Soupを使用し、脅威となる情報を収集したりすることも可能です。
以上のことから、Pythonには多くのメリットがあります。
4.セキュリティエンジニアのためのPython勉強法
セキュリティエンジニアがPythonを学ぶ際におすすめの勉強方法を2つ解説します。
4-1.本で学ぶ
セキュリティエンジニアがPythonを学ぶ際、おすすめの書籍は「スッキリわかるPython入門」と「徹底攻略Python 3 エンジニア認定 問題集」です。
書籍 | スッキリわかるPython入門 | 徹底攻略Python 3 エンジニア認定 問題集 |
発売日 | 2023/11/6 | 2023/3/9 |
価格 | 2,750円 | 2,640円 |
情報が体系的にまとまっており、基礎から応用までしっかり学べます。
書籍は持ち運び可能でいつでも参照できるので、長期間の学習に適している勉強方法です。
「スッキリわかるPython入門」は、プログラミング未経験者でも理解しやすい説明と、セキュリティ分野で活用できる実践的な例題が豊富に含まれています。
基本文法から始まり、ファイル操作やプログラミングまで、体系的に学習可能です。
一方、「徹底攻略Python 3 エンジニア認定 問題集」は、徹底的な解説で理解度が深まる問題集です。
「スッキリわかるPython入門」を読んだ後に学ぶと、効率よく学べます。
4-2.学習サイトで学ぶ
オンラインの学習プラットフォームでは、実際にコンピューターでコーディングを行いながら、実践的なPythonプログラミングを学べます。
特におすすめなのが「paiza」と「Progate」です。
サービス | paiza | Progate |
---|---|---|
プラン(月額料金) | 一部無料 有料プラン 1ヶ月:1,490円 6ヶ月:7,200円 12ヶ月:11,760円 | 一部無料 有料プラン 1ヶ月:1,490円 6ヶ月:1,290円 (一括7,740円) 12ヶ月:990円 (一括11,760円) |
「paiza」では、Python入門編からPythonとAI・機械学習を組み合わせたコースまで、様々なコースがあります。レベル別問題集も用意されており、習熟度を測れます。
「Progate」は、初心者向けのスライド形式の解説と、段階的に難易度が上がっていく課題構成が特徴です。
視覚的に分かりやすい学習教材により、プログラミングの基本概念を直感的に理解できます。
5.セキュリティエンジニアの転職ならユニゾンキャリア
「セキュリティエンジニアとして年収を上げていきたい」「市場価値の高いITエンジニアを目指したい」という方は、ぜひ弊社ユニゾンキャリアにご相談ください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけはなんですか?
元々漁師をやってたんですけど腰を悪くしてしまって、漁師ができなくなってしまったんです。そこで、次は何をしようか?ってなったときにゲームを作りたいと思って転職活動をしたんですが、さすがにちょっと難しいか~ってなって…。でも、ゲームの魅力には劣るけど、IT業界で働くっていうのも第2の目標としてあったので、インフラエンジニアを目指してみようかなと思いました!
ー現職に決めた理由はなんですか?
キャリアアドバイザーの中川さんにおすすめしてもらったからっていうのが結構大きいです。本当に信頼しきっていたので(笑)あとは、実際に会社のHPを見て良いなって思ったのと、未経験でも構築などの上流工程の案件に関与できるところに魅力を感じて決めました。キャリアアドバイザーの中川さんから色々な説明を聞いて業界理解が深まるにつれて、漠然とスキルを身に付けたいな~と考えていたのが、こういうスキルを身に付けたい!っていう風に明確になっていきました。
ー選考を進めるうえで必要だと思ったものはありますか?
もちろんスキルとか資格はあるに越したことはないと思います。ただ、その知識とかスキルを身に付ける向上心みたいなのが1番大切だと思います。今どれぐらい学んでいてどれぐらい先にテストを受けるつもりかみたいな、学習に対する姿勢をしっかりと見せるべきです。全然違う業種からでも勉強とかやる気さえあれば、エンジニアを目指せるということは示せたのかなと思います。
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