

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本日のトピックはこちら!
- セキュリティエンジニアは何がきつい?
- セキュリティエンジニアは激務って本当?
- セキュリティエンジニアは結局やめたほうが良い?
セキュリティエンジニアはサイバー攻撃から企業の資産を守る重要な役割を担うため、責任を伴う仕事です。
日々移り変わる様々な攻撃手法に対処するために、継続的な勉強が必要なセキュリティエンジニアだからこその「つらさ」があるのも事実です。
しかし、社会や個人の安全を守ることの達成感など、セキュリティエンジニアでしか味わえないやりがいもあります。
近年はセキュリティ対策の需要が高まり、高年収を狙えるのも魅力です。
本記事では「セキュリティエンジニアを目指す方」に向けて、セキュリティエンジニアがきついといわれる理由と業務のやりがいを紹介します。
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1.セキュリティエンジニアが「きつい」といわれる理由5選
セキュリティエンジニアがきついといわれる理由を紹介します。
1-1.専門性の高い知識をつけるのがきつい
ネットワークやOS、暗号化技術など幅広いIT知識を学び続ける必要があるところも「きつい」といわれる理由です。
セキュリティ分野では一部の知識だけでは攻撃経路の全容を把握できず、効果的な対策が打てない可能性があるため、ITに関するあらゆる知識が必要です。
近年ではクラウドや仮想化技術など新しい技術も多くのシステムで採用されているため、時代に合わせて知識をアップデートしなければなりません。
これらの分野はどれも奥が深く、一朝一夕で習得できるものではないため、未経験者にとって高いハードルとなります。
1-2.サイバー攻撃の緊急対応が激務
セキュリティエンジニアが「きつい」といわれる理由のひとつに、サイバー攻撃への緊急対応があります。
サイバー攻撃は予測不能なタイミングで発生するため、24時間体制で備えることが必要です。
特に深刻な障害や攻撃を放置すると被害が拡大し、企業の信用や売上に影響を与えるため、早急に対応しなければなりません。
夜間や休日でもアラートが発生し、緊急対応が必要となるケースもあるため、体力的な厳しさを感じることも多いです。
1-3.攻撃方法が絶えず進化してつらい
サイバー攻撃の手口が日々進化し続けている点もセキュリティエンジニアの業務をつらくしています。
近年は、新たな脆弱性や攻撃ツールが次々と発見され、ゼロデイ攻撃やランサムウェアといった高度な攻撃が頻発しています。
セキュリティエンジニアは新しい攻撃手法に対応するため、常に最新の情報を追いかけ、効果的な防御策を講じることが必要です。
変化のスピードに対応できないと、すぐに適切な対策が取れなくなる危険性も高いため、継続的な学習や調査が欠かせません。
1-4.信用を左右する責任の重さがつらい
セキュリティエンジニアのつらい点として、企業の信用に対する責任を背負っていることも挙げられます。
サイバー攻撃やセキュリティ事故が発生すると、企業や組織の信用が一瞬で失墜するリスクが高いです。
重大なインシデントとしてニュースで取り上げられれば、企業の社会的信頼を失うこともあります。
セキュリティエンジニアは常に「問題を起こしてはいけない」というプレッシャーと隣り合わせなので、精神的な負担も大きいです。
1-5.SOCの監視業務が夜勤でつらい
「SOC」(Security Operation Center)での監視業務は、夜勤が発生するので夜型でない方にとってはつらい働き方です。
そもそもSOCでは膨大なログやアラートを24時間365日体制で監視し、不審な動きをいち早く察知することが必要です。
攻撃の兆候を見逃すと被害が拡大するリスクがあるため、常に高い集中力をもって監視業務に当たらなければなりません。
業務はシフト制で行われることが多く、夜勤が発生したり、緊急のアラート対応で休日や深夜に呼び出されたりすることもあります。

2.未経験でセキュリティエンジニアになるとつらい
未経験でセキュリティエンジニアになるとつらい理由を解説します。
2-1.未経験からキャリアアップしにくい構造
セキュリティエンジニアは専門性が高いため、未経験から転職するのが難しい職種です。
多くの求人では「3年以上の実務経験」や「特定資格必須」の条件が設定されており、未経験者向けの求人は限られます。
少ないながらも運よく未経験採用を勝ち取れたとしても、その多くはSOC(Security Operation Center)の監視業務となるのが現実です。
SOCでは不審なアラートを検知して上位担当者に報告するエスカレーション業務がメインとなるため、専門的なスキルを身に付けにくい傾向があります。
業務経験だけではスキルアップが難しいため、未経験からセキュリティエンジニアを目指すのはおすすめできません。
未経験でセキュリティエンジニアを目指す場合は、まずインフラエンジニアとしてネットワークやサーバーの知識を深め、実務経験を積むことが最善です。
インフラエンジニアとしてITインフラ全般の知識が身に付いていれば、セキュリティへの理解もスムーズに進み、上流工程を任されるチャンスにも恵まれやすくなります。
2-2.重い責任と膨大な勉強量
セキュリティ領域では、トラブルが発生した際に企業や組織全体へ影響が及ぶため、担当者にかかる責任が大きいです。
未経験からセキュリティエンジニアになった場合は、ITの基礎も分からない状態で大きな責任を負うことになります。
セキュリティ分野では新たな脆弱性や攻撃手法が次々と出現するため、最新の情報も常に学び続けなければなりません。
IT未経験の場合は、IT全般に関する基礎知識を学習しながら、セキュリティの専門スキルを身に付ける必要があります。
経験者よりも膨大な勉強量が必要になるため、プライベートのほとんどを勉強に充てる覚悟がなければ働き続けるのが難しいです。
2-3.定型業務で年収が上がらない
未経験からセキュリティエンジニアとしてスタートすると、定型業務やルーチンワークが中心となり、年収アップが難しいケースが多いです。
特にSOCでの監視業務では、マニュアル通りにアラート対応や報告を行うことが主な業務内容です。
このような仕事は高度な実務経験とは見なされにくく、市場価値を高めるスキルの習得には繋がりません。
セキュリティエンジニアはスキルに応じて年収が変動するため、スキルが伸びない環境では年収も上がらないのが特徴です。
未経験からセキュリティエンジニアへの転職はキャリアアップを考えるなら、まずインフラエンジニアとして経験を積んでからにしてください。

3.セキュリティエンジニアはインフラ経験者向けの職種
結論、セキュリティエンジニアは、インフラ全般の知識とスキルを持つことが前提となるため、ITエンジニア経験者向けの職種です。
サーバーやネットワーク構成などシステムの基盤を理解していないと、どこに脆弱性が潜んでいるか判断できず対策を講じられません。
セキュリティエンジニアの特に重要なスキルとして、以下の3つが挙げられます。
スキル | スキルの詳細 |
---|---|
ログ分析の知識 | サーバーやネットワーク機器のログに精通していることで、攻撃の兆候を早期に察知できる。 |
障害対応の経験 | 緊急時の原因追及や復旧プロセスを熟知し、サイバー攻撃への緊急対応に転用できる。 |
システム全体像の把握 | どの部分が攻撃されやすいか、優先的に防御すべき箇所を見極める力がある。 |
上記のスキルを身に付けるためには、インフラエンジニアとして3年程度の実務経験を積むことがおすすめです。
インフラエンジニアでは実務や資格取得の勉強をしながら、セキュリティエンジニアに必要なスキルを身に付けられます。
セキュリティエンジニアはインフラエンジニアを経験した先の選択肢であると考えたほうが、スムーズにキャリアの目標を叶えられます。
4.セキュリティエンジニア経験者が語るやりがい5選
セキュリティエンジニアの経験者が語るやりがいを紹介します。
4-1.年収が安定している
企業は重大なセキュリティインシデントが起きると信用を失う可能性が高いため、セキュリティ対策には投資を惜しまず、報酬を上げてでも優秀なセキュリティエンジニアを確保しようとします。
近年はスマホの普及やITサービスの伸長により、個人情報を狙ったサイバー攻撃も増加傾向です。
総務省が発表した「令和6年版 情報通信白書」によると、サイバー攻撃関連の通信は右肩上がりに増加していることが分かります。
ITセキュリティの重要性が増す中でセキュリティエンジニアの長期的な需要も期待されるため、収入面でも安定した増加が期待できます。
4-2.幅広いキャリアパスを選べる
セキュリティエンジニアは、経験を積むことで幅広いキャリアパスを選べるのも魅力です。例えば、以下のようなキャリアパスがあります。
- プロジェクトマネージャー
- セキュリティコンサルタント
- フリーランス
キャリアの選択肢があるため、自分の興味やライフスタイルに合わせたキャリア構築が可能です。
一度スキルを習得できれば、その専門性を活かして次のステージにステップアップできるのがセキュリティエンジニアの魅力です。
4-3.新しい技術に触れられるのが楽しい
サイバー攻撃や防御策は日々進化を続けており、次のような最先端技術に触れる機会が豊富です。
- ゼロトラストセキュリティ
- AIを活用した防御技術
- クラウドネイティブ環境を守るソリューション
例えば、攻撃検知の仕組みを自動化したり新しい防御ツールを導入して効果を検証したりなど、現場で学ぶことは尽きません。
こうした環境は技術が好きで好奇心を持って学び続けられる方にとって魅力的な職種です。
進化する技術を追いかけながら働けるため、「学び続けたい」という意欲をを持っている方におすすめです。
4-4.安全な社会をつくるやりがい
セキュリティエンジニアは企業や公共サービスを守ることで、人々の生活を支える役割を担っています。
情報漏洩やインフラ停止を防いで、被害者や混乱を最小限に留め、安心してITサービス利用できる環境を提供する仕事です。
例えば、病院のシステムを防御することで患者の命を守ったり、金融機関を防衛して利用者の資産を守ったりするなど、成果が直接的に人々の生活を支えます。
セキュリティエンジニアは社会インフラと直結する職種であり、公共性の高い仕事にやりがいを感じる方には最適です。
4-5.成果が目に見えやすい
セキュリティエンジニアの仕事は成果が目に見えやすく、達成感を得やすいです。
サイバー攻撃を未然に防いだりペネトレーションテストで発見した脆弱性を修正したりすることで、システムの安全性向上を実感できます。
自分の取り組みが直接的な成果として反映されるので、モチベ-ションが高く働けます。
特に攻撃を防いでシステムが正常に稼働し続けている状況や、脆弱性を修正して安心できる環境を提供できたときの喜びはひとしおです。
セキュリティエンジニアは、自分の働きが結果に結びつくため、目標を達成したときの喜びを感じられます。

5.セキュリティエンジニアになるためのキャリアパス
未経験からセキュリティエンジニアになるためのキャリアパスを解説します。
5-1.インフラエンジニア実務経験3年を積む
未経験からセキュリティエンジニアを目指すには、まずインフラエンジニアとして3年程度の実務経験を積むのがおすすめです。
インフラエンジニアは、ネットワークやサーバーなどシステムの基盤となる分野に関わり、セキュリティエンジニアの土台となる知識やスキルを習得できます。
インフラ全般の仕組みを理解していることで、どこに脆弱性が潜んでいるか判断しやすくなり、効果的な対策を講じる力も養われます。
セキュリティエンジニアとして活躍するには、インフラ領域での経験が貴重な基盤となるため、まずはインフラエンジニアとしてスキルを磨くことが必要です。
5-2.セキュリティ資格を取得する
セキュリティエンジニアを目指すには資格を取得して知識を体系的に学び、転職時のアピールポイントにするのも効果的です。
資格取得を通じて多角的なセキュリティ知識を習得できるだけでなく、自身の学習レベルを客観的に証明できます。
特におすすめの資格には、次のようなものが挙げられます。
- CISSP
- 情報処理安全確保支援士
- CompTIA Security+
上記の資格はセキュリティ全般の基礎から応用までを網羅しており、実務にも直結するスキルも磨けます。
取得できれば、単なるSOC監視業務を回避し、より高度なポジションで活躍するチャンスを広げることも可能です。
例えるなら、「魔王に効果的な武器を手に入れる」ようなもので、キャリアのステップアップを確実に後押しする強力なツールとなります。
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6:セキュリティエンジニアの転職はユニゾンキャリア
セキュリティエンジニアへの転職を考える際には、IT専門の転職支援サービス「ユニゾンキャリア」をご利用ください。
6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただきありがとうございます。
現在、あなたは「セキュリティエンジニアの仕事についていけるかな?」「前段階のインフラエンジニアはどう目指せばいいのかな?」と思っていませんか?
セキュリティエンジニアを目指すのであれば、悩んでいる時間はもったいないです。IT業界は年齢を重ねるほど、転職のハードルが高くなります。
30代以上には即戦力となる実力を必要にしているので、なるべく早めに転職したほうがセキュリティエンジニアになりやすいです。
とはいえ、セキュリティエンジニアになるために何をすべきか分からないですよね。そんなときは、ユニゾンキャリアにぜひご相談ください。
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけはなんですか?
元々漁師をやってたんですけど腰を悪くしてしまって、漁師ができなくなってしまったんです。そこで、次は何をしようか?ってなった時にゲームを作りたいと思って転職活動をしたんですが、さすがにちょっと難しいか~ってなって…。でも、ゲームの魅力には劣るけど、IT業界で働くっていうのも第2の目標としてあったので、インフラエンジニアを目指してみようかなと思いました!
ー転職活動時に不安や疑問はありましたか?
めちゃめちゃありました。まずパソコンがすごい苦手で…。漁師だとまったくパソコン使わないじゃないですか。職業訓練校に入る前は、ファイルの作り方とかドラッグアンドドロップのやり方とかも分かってないレベルでした。職業訓練校でちょっとずつ学んでいったとはいえ、実際に自分がIT業界に入れるのかっていうのは1番不安でした。あとは、入社してもスキルが身につくのかっていうのは気にしていましたね。その会社でいいのかなっていう不安は常にありました。プログラミングが難しくて挫折しそうになったことはあったんですけども、それ以外は特になかったです。興味があるので楽しく学べていたのが大きかったのかもしれないです。他にはパソコンがそもそもあんまり使えないのに面接がリモートだったんで、リモートでちゃんとできるかなっていうのは心配でした。会社によって面接で使うアプリが違ったので、どうすればいいか混乱した時はキャリアアドバイザーの中川さんに相談していました。いつもすぐに対応してくださるので、本当に心強かったです!
ー選考を進める上で必要だと思ったものはありますか?
もちろんスキルとか資格はあるに越したことはないと思います。ただ、その知識とかスキルを身につける向上心みたいなのが1番大切だと思います。今どれぐらい学んでいてどれぐらい先にテストを受けるつもりかみたいな、学習に対する姿勢をしっかりと見せるべきです。全然違う業種からでも勉強とかやる気さえあれば、エンジニアを目指せるということは示せたのかなと思います。
- 実質セキュリティエンジニアに転職
- パソコン初心者からSlerに内定
- 未経験からでも上流工程に!
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