

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- サーバーエンジニアに必要なスキルは?
- サーバーエンジニアがスキルアップする方法を教えて!
- スキルアップすると、キャリアの選択肢は広がるの?
サーバーエンジニアはスキルの向上が年収アップやキャリアアップに直結する職種です。
スキルアップの手段は多岐にわたり、自身のキャリア・関わっている工程・キャリア目標などによって、取るべき資格や習得すべきスキルが変わります。
そのため、「今磨くべきスキルは何?」「どの資格を取ればいいの?」と悩むサーバーエンジニアは少なくありません。
本記事では、現役サーバーエンジニアの方やサーバーエンジニアへの転職を目指す方に向けて、必要なスキルやスキルアップの方法について解説します。
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1.サーバーエンジニアの工程別で必要とされるスキル
サーバーエンジニアに必要なスキルを工程別に解説します。

1-1. 要件定義・設計に必要なスキル
「要件定義・設計業務」では、サーバーの知識に加え、コミュニケーションスキルやインフラ全般の知識も必要になります。
要件定義はシステムに必要な機能や仕様を明確にするプロセスです。
システムはクライアントのニーズを反映して設計する必要があります。そのため、要件定義ではクライアントの求めるものを正しく理解するスキルが欠かせません。
クライアントのニーズを把握した後は、システムのパフォーマンス最適化・必要な容量の確保・コスト効率性などを踏まえ、ハードウェア・ソフトウェアの要件定義を行います。
設計業務では、要件定義をもとに、サーバーの使用目的や環境に応じて、運用に必要なサーバーのスペック・処理能力・台数などの基本設計を行います。
その後に実施するのが詳細設計です。OSやミドルウェアの選定や、各パラメータの設定を行います。
要件定義と設計の作業を円滑に進めるためには、サーバーだけでなく、ネットワークやクラウドといった他領域の知識も必要です。
つまり、上流工程に携わるようになると、幅広いスキルセットを持つことが重要になります。
1-2. 構築・保守に必要なスキル
「構築・保守」業務に携わるサーバーエンジニアは、サーバーに関する知識を深める必要があります。
構築業務では、詳細設計で決定されたOSやミドルウェアのインストール、およびパラメータの設定を行います。
これらの作業にはサーバーのOSや設定に関する知識が欠かせません。
保守業務は、主にイレギュラーな問題に対応する工程です。
サーバー稼働中に何らかのエラーや障害が発生した際、速やかに問題の原因を特定し、業務に影響が出ないように修正・復旧作業を行います。
トラブルシューティングにおいてもサーバーの知識は不可欠です。
また、エラーや障害はネットワークが原因で発生する場合もあるので、ネットワークについての基礎知識も習得しておくのが望ましいです。
これらの工程で業務を行う場合は、サーバー全般の知識とスキルの習得に努めてください。
さらに、業務に関連する他領域の知識を習得することで、上流工程へのキャリアアップに繋がります。
1-3. 運用・監視に必要なスキル
下流工程にあたる「運用・監視業務」では、今後のキャリアを見据え、サーバーの基礎知識を習得することが重要です。
運用業務はシステムを安定稼働させることを目的に行います。具体的な作業は、
- 具体的にはデータのバックアップ・管理
- 外部からの攻撃や情報流出の監視
- システム不具合のチェック
- メモリの使用状況・空き容量の確認
- 容易に対処できるトラブルの対応
などです。
監視業務の目的は、システムが正常に稼働しているか見守ることです。サーバーに搭載されているアプリケーションやOSの稼働状況を定期的に確認する作業を担当します。
異常が発生した際に検知・通知を行い、原因特定の支援を行うのも監視業務に含まれます。
運用・監視業務は、基本的にはマニュアルに沿って作業を行うため、高度なスキルを必要とするわけではありません。
しかし、保守業務にステップアップすることを考えると、下流工程を担当している間にサーバーの基礎知識を習得しておく必要があります。
2.サーバーエンジニアに必要な専門スキルの学習ロードマップ
サーバーエンジニアが磨くべきスキルと、その習得順序を説明します。
2-1. 【順番①】業務に役立つ資格
サーバーエンジニア未経験の場合は、まず資格取得を目指してください。
未経験者を対象としたIT関連の資格というと、ITパスポートが思い浮かぶかと思います。しかし、この資格で学べる内容はサーバーエンジニアの実務に直結しません。
おすすめの資格は、実務に役立つサーバーの基礎知識が学べる「LinuCレベル1」または「LPIC-1」です。
LinuCレベル1とLPIC-1は両方ともサーバーで利用されるOSであるLinuxのスキルを証明します。
グローバル志向の方には国際的に認知されているLPIC-1が適していますが、基本的には国内のIT企業向けであるLinuCレベル1の取得がおすすめです。
企業によっては、採用要件にLinuCレベル1またはLPIC-1の取得を組み込んでいることがあります。選考を有利に進めるためにも、資格取得に力をいれるべきです。
2-2. 【順番②】業務に役立つプログラミング言語
サーバーエンジニアに転職した後は、プログラミング言語を習得します。
言語は日常業務を自動化・効率化するのに有効です。作業スピードが飛躍的に向上するうえ、人為的ミスを最小限に抑えることができます。
言語には多くの種類がありますが、実務で使う頻度の高い言語を優先して習得するのがおすすめです。
サーバーエンジニアがキャリアの初期段階で活用する言語としては、「Shell(ShellScript)」・「PowerShell」・「Tera Termマクロ」の3つが挙げられます。
言語は独学で習得することも大切ですが、実務で積極的に活用することも重要です。実践により、学んだ内容がより一層定着します。
2-3.【順番③】スキルアップに役立つ資格
LinuCレベル1かLPIC-1を取得した微経験者は、これらの上位資格である「LinuCレベル2」や「LPIC-2」を取得すると、スキルアップが可能です。
高難易度の資格を取得することで、収入を増やせるだけでなく、保守以上の工程を目指すこともできます。
また、この段階でサーバー関連の資格に加え、キャリア目標に繋がる資格を取得することも重要です。
サーバーエンジニアのキャリアパスは幅広く、進路によって有効な資格が異なります。
- より上位の工程を目指すなら「応用情報技術者試験」
- クラウドエンジニアにキャリアチェンジするなら「AWS認定資格」
- プロジェクトマネージャーになるなら「プロジェクトマネージャ試験」
の取得がおすすめです。
目標達成に必要な資格を選び、取得するよう心がけてください。
2-4. 【順番④】スキルアップに役立つプログラミング言語
サーバーエンジニアとして一定の経験を積んだ後は、プログラミング言語の学習をさらに深めます。「Python」や「Ruby」、「Go」の習得がおすすめです。
現在はサーバーを含むインフラの管理をIaC(Infrastructure as Code)という手法で行うのが主流です。IaCとは、コードを使用してインフラ管理を行うことを意味します。
これまで人力で行っていた作業をコードで自動化するIaCは、作業時間や人為的ミスを大幅に減らすことができます。
コードを書く際には、Pythonなどの言語を使用するため、スキルの強化が必要になるというわけです。
また、近年サーバーエンジニアが担当する機会の多いクラウド移行でも言語のスキルが役立ちます。
担当している業務に役立つ言語や、将来携わりたいプロジェクトに関連した言語を学ぶようにしてください。
3.サーバーエンジニアのおすすめ勉強方法
サーバーエンジニアが資格取得やプログラミング学習に取り組む際の、おすすめの勉強方法を紹介します。
3-1. 最短で資格を取得するための勉強方法
資格取得の学習は、「参考書を読む」と「問題集を解く」の2ステップを実践するのが効果的です。
参考書を読むことで学習内容の全体像を把握し、問題集を解くことで知識を定着させます。
参考書は1冊に絞るのがおすすめです。参考書には情報が体系的かつ網羅的に整理されているため、複数購入する必要はありません。
問題集は、書籍のほか、学習サイトのPing-tを利用するのも有効です。
Ping-tはIT関連の資格の問題集が充実しており、間違えた問題だけを復習できる便利機能も搭載されています。
合格点を常に上回るようになるまで問題集を解き続けるようにしてください。
この勉強法を実践すれば、短期間での資格取得が叶うだけでなく、取得までにかかるコストを最小限に抑えることができます。
3-2. 未経験者・経験者別プログラミングの勉強方法
未経験者がプログラミングの学習をはじめる際は、Progateやドットインストールなどの学習サイトを利用するのがおすすめです。
Progateのプログラミングレッスンはスライド形式で提供されており、自身の理解度に合わせて進められるのがメリットです。
ドットインストールは3分程度の短いレッスン動画で効率良くプログラミングの基礎が学べます。
経験者の場合は、専門的なプログラミング知識を学ぶ必要があるため、Udemyなどの分野別の講座が充実したサイトを活用することをおすすめします。
また、分からないことがあればエンジニア向けの情報共有サイトであるQiitaで質問するのも有効です。
このように、プログラミング学習を支援するサービスは多数ありますが、自分の学びたい内容と完全に合致するわけではありません。
そのため、必要な情報を調べて試行錯誤し、目標に到達するスキルも重要です。
4.高年収サーバーエンジニアを目指すためのキャリアパス
高収入が期待できるサーバーエンジニアのキャリアパスを紹介します。
4-1. スペシャリスト向けのキャリアパス
サーバー関連の知識と技術を追求し、サーバーエンジニアのスペシャリストとして活躍することで、高収入を得ることができます。
スペシャリストとは、卓越した技術力をもとに、社内や常駐先で発生するあらゆるサーバーのトラブルを解決する人材です。
そのような人材になるには、サーバーに関する高度な資格を取得しながら専門知識を深め、実務経験を積んでいく必要があります。
技術力や問題解決能力が評価されることで、長期的なキャリアの安定と成長を実現できるキャリアパスです。
4-2. ゼネラリスト向けのキャリアパス
幅広い知識で多様な業務に対応できるゼネラリストも高収入が期待できます。
ゼネラリストを目指す場合は、サーバー関連の知識だけでなく、クラウドやセキュリティ、ネットワークに関する知識も習得する必要があります。
サーバーエンジニアというよりも、インフラエンジニアとしての活躍を目指すイメージです。
また、ゼネラリストにはプロジェクトを成功に導くマネジメントスキルも欠かせません。
マネジメントスキルを磨く手段としては、「プロジェクトマネージャ試験」に挑戦するのがおすすめです。
プロジェクト管理能力やリーダーシップに優れたゼネラリストは、様々な場面で活躍できるため、スペシャリストと同様、高年収や安定したキャリアが見込めます。
5.エンジニアの転職はユニゾンキャリア
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5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功インタビュー

成功者インタビューより
ー転職しようと思ったきっかけを教えてください。
やっぱり給与面ですね。未経験からエンジニアになったので、最初のうちは給与が低いことは覚悟していたんですが…ただ、何の考えや準備もなく「年収上げたいから転職しよう!」となったわけではなくて、キャリアアドバイザーの佐瀬さんから、エンジニアのキャリアアップの流れと、年収の上げ方について詳しく説明を受けました。それを踏まえて、まずはエンジニアとしてしっかりスキルと経験を積むことを優先して、もう大丈夫かな、というタイミングで転職活動をスタートした形です。
ー他に転職のきっかけになったことはありますか?
早く上流工程の業務に携わりたかったのも理由の一つです。下流工程の業務って今後どんどんオート化されていって需要も少なくなってくるので、早めに上流の仕事を覚えておかないと、っていうのがあって…将来的なことを考えて、ずっとここにいてはいけないなと思ったのも転職するきっかけになりました。
ーキャリアアップ転職の結果はいかがでしたか?
選考は4社受けて、全ての企業から内定を頂きました。正直たまたまなんじゃないかなと思います(笑)4社受けたのですが、すべて上流工程の案件がほとんどで、確実に年収の上がる企業ばかりだったので、内定が出た時は素直に嬉しかったですし、自分の市場価値って思ったより高いんだ…と感じました。また、年収が100万円以上アップしたのは本当に嬉しかったですね。選考は4社受けて、全ての企業から内定を頂きました。正直たまたまなんじゃないかなと思います(笑)4社受けたのですが、すべて上流工程の案件がほとんどで、確実に年収の上がる企業ばかりだったので、内定が出た時は素直に嬉しかったですし、自分の市場価値って思ったより高いんだ…と感じました。また、年収が100万円以上アップしたのは本当に嬉しかったですね。
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