未経験のエンジニア転職に年齢は関係ある？年齢別の転職成功のコツを解説！

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。

未経験からエンジニアに転職する場合、「年齢」が転職難易度に大きく影響します。

当然ですが、エンジニアのみならず、ほかの職種でも未経験からチャレンジする際には年齢が影響を与えるのは言うまでもありません。

新しいチャレンジをするというのは、年齢を重ねてからのほうが大変なのです。

だからといって、エンジニアを諦める理由にはなりません。

1.年齢でエンジニアの転職を諦める必要なし

未経験からエンジニアへ転職する場合、年齢で転職を諦める必要がない理由について解説します。

1-1.IT業界は人材不足で需要高騰

現在、IT業界は人材不足が深刻であり、需要は高い状態です。

経済産業省が公表した「IT人材需給に関する調査」によると、人材の供給が市場の成長に追いついていないことから2030年には最大79万人のIT人材不足が予想されています。

また、慢性的な人材不足が今後も続くと予想されることから、多くの企業は年齢を若い人に限定してしまうと人材を確保できないのです。

そのため、若い人材に限定せず幅広い年齢層で多くの企業が採用を行っています。

これまでIT業界では専門性の高い仕事であるため教育コストがかかることを考慮し、即戦力の人材を求める傾向にありました。

しかし、IT業界の人材不足によりポテンシャルのある人材を採用する企業が増えているため、未経験でも参入しやすい業界になっています。

1-2.未経験でも市場価値を上げられる

エンジニア未経験であっても、自身の市場価値を上げることで転職の成功は十分可能です。

未経験の場合、多くの企業は35歳以下の年齢制限を設けており、35歳を過ぎたらエンジニアの転職は一気に難化します。

年齢が高くなればなるほど企業側は、ポテンシャルではなく即戦力としてのスキルや知識があるかを見極めており、未経験の転職難易度は高くなります。

しかし、未経験で年齢が高い人が転職を諦めなければいけないわけではありません。年齢が少し高めな人は付加価値を付けて面接に挑めば採用される可能性は高くなります。

そのため、自己学習を行い資格を取得し、エンジニアとして市場価値を上げることが転職成功に近づく一歩です。

2.エンジニア転職で年齢が若い方の優位性

エンジニア転職において年齢が若い方が採用されやすいのか理由について解説します。

2-1.技術や知識の吸収が早い

若い人はスキル習得や知識の吸収が早く、新しい職場環境でも柔軟に対応できる傾向にあります。

IT業界は短期間で新たな技術が開発され、今使用されている技術がすぐに過去のものとなるほどトレンドの移り変わりが早いため、日々学習を行いスキルアップをする意識や意欲が必要なのです。

しかし、年齢が上がるほど学ぶ意欲や吸収速度が薄れていくため、エンジニア市場に取り残されてしまう可能性があります。

また、若い人は技術や知識の吸収が早いだけでなく、社会人としての経験が浅いため自社で育成しやすいといった点も企業側が若い人材を採用する理由です。

2-2.企業文化の浸透しやすさ

若い人材は社会人としての経験も浅いため、他人の意見を素直に受け入れる人が多い傾向にあります。

ある程度、年齢を重ねていると前職の企業文化が染み付いているため、新しい職場での企業文化に慣れにくいのです。

また、エンジニアはチームでプロジェクトを行うこともあり、社風に馴染めない人がいると輪を乱し、プロジェクトの成功確率が下がるリスクもあります。

一方で、若い人材は既存の概念に捕らわれていないため、企業の文化に浸透しやすいことから積極的に採用する企業が多いのです。

2-3.活力とチャレンジ精神

若い人材は活力とチャレンジ精神を持つ人が多い傾向にあります。

そのため、何事にも挑戦していく若い人材を採用することで企業側は新しい風を吹き込んでくれることを期待しているのです。

企業が若い人を採用しなくなればミドル層やシニア層の年齢が高くなり、長年の経験や価値観から考え方が偏るリスクもあります。

しかし、トレンドの移り変わりが激しいIT業界は常に新しい考えをしなければ取り残されてしまうのです。

若い人材を採用し、既存社員の刺激になれば新しい考えや行動で企業の活性化や新規事業の期待ができるため、若い年齢を採用したいと考えています。

3.第二新卒は早めにエンジニアへ転職を！

年齢が若いほど、エンジニアならびにIT業界への転職は有利になります。そんな、有利な時期にいる第二新卒は早めの決断がおすすめです。

3-1.25歳は転職最適年齢！早めの決断を

エンジニアへ転職する最適年齢は25歳±2歳です。

大学を卒業し社会人として3年目となる年齢であり、社会人としてのマナーやモラルが身についている年齢であると言えます。

つまり、企業側としては社会人としての基礎知識を教える手間がかからないため、教育コストを抑えることができ採用しやすいのです。

また、転職によって年収が大幅に増加する「年収バグ」があることから、なるべく早くエンジニアに転職しスキルや資格を取得した上で市場価値を高めれば、高年収を狙うことができます。

しかし、大学卒業後新卒で入社した会社に数ヶ月勤務し辞めてしまった場合、「自社に入社してもすぐに辞めてしまうのでは？」と面接官にマイナスな印象を抱かれてしまいます。

未経験からエンジニア職を目指して転職するのであれば、なるべく若い年齢の方が良いため、早めの決断をおすすめします。

3-2.エンジニア転職の年収バグの実態

エンジニア職は最初の入社以降、転職回数が増えるほど年収が高くなる傾向にあります。

エンジニアの経験者は、同じスキルレベルでも企業によって給与の差が大きくなるため積極的に転職をします。

引用：https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2205/11/news170.html

上記のデータから分かるように生涯1回も転職をしない20代前半の平均年収は453万円、20代後半で463万円、40代後半で680万円となります。

一方で、生涯4回以上転職するエンジニアの場合、20代前半で425万円と下回るものの、20代後半の時点では631万、40代後半で729万円となります。

データから分かるように20代後半の時点で約170万円ほどと年収の差が大きいため、できるだけ若いうちにスキルを身につけて転職するべきなのです。

このような背景からエンジニアに転職するなら早いほうが良いと言えます。

4.【年齢別】エンジニア未経験の転職の秘訣

エンジニア未経験者が転職に成功する秘訣を年齢別に紹介します。

4-1.未経験20代のエンジニア転職は意欲を示せ

エンジニア未経験の20代では、事前学習とIT業界の理解、PCスキルを身につけ入社意欲をアピールすることが転職成功のコツです。

20代は若いため、ポテンシャル採用される傾向にありますが自己学習を怠り、入社意欲が低い人は採用されません。

また、入社意欲は単に「やる気がある」と伝えるのではなく、スキルアップのために取り組んでいることや取得した資格を用いて具体性を持たせてください。

つまり、自己学習で業界理解を深め、面接官にアピールすることが重要です。

また、企業研究を行い企業が求める人物像とマッチすることをアピールできれば、入社意欲が高いと判断されます。

4-2.未経験30代のエンジニア転職は資格必須

30代はこれまでの社会人経験で培ってきた実績やスキルをアピールして、資格取得することが成功のコツです。

企業側が30代を採用する場合に求めるのは即戦力としてのスキルや資格です。年齢が高くなるほど求められるスキルや資格の水準が上がるうえに20代とは違い、ポテンシャルだけで採用されることはありません。

しかし、これだけではエンジニアとしての市場価値は低いため、就きたい職種に必要な資格を取得することで自身の市場価値を高める必要があります。

未経験でも年齢関係なくエンジニアに転職することは可能ですが、30代になると入社意欲だけではなく、市場価値が高い人材であることをアピールしなければいけません。

そのため、資格を取得し市場価値を高めることが転職成功のコツです。

5.エンジニア未経験の転職注意事項

未経験OKと記載されたエンジニアの求人は数多くありますが、なかには求人票に書かれている職種と全く別の職種に派遣されたり、何年務めてもスキルが身につかない企業もあるため、注意が必要です。

5-1.IT特有のブラック企業に要注意

エンジニア職の求人に応募して内定をもらったのに、入社したらコールセンターや販売業に派遣する企業だったという事例は数多くあります。

未経験からエンジニアへ転職する場合、SES企業で始まることがほとんどです。

しかし、右も左もわからない未経験者を逆手に取り「応募した職種はコミュニケーション能力が必要だから、コールセンターや販売員としてコミュニケーション能力を身につけよう」と言われ、エンジニアとは関係ない業務をさせる悪徳企業が存在します。

このような悪徳企業に入社してしまうと、自分のやりたい業務を行えず、スキルが身につかない事態に陥ります。

もちろん、エンジニアとしての市場価値が上がることはなく自身の経歴に傷をつけるだけになるため、ブラック企業への入社は避けてください。

5-2.スキルがつかない企業に要注意

SES企業の中には、客先常駐でシステムのトラブル対応や問い合わせ対応をさせられる企業が存在します。しかし、ヘルプデスク業務をさせるSES企業には注意が必要です。

ヘルプデスクをさせられる場合、クライアントの代わりに幅広い事務作業をこなすことが多く、エンジニアとしてのスキルに直結しない業務がほとんどです。

また、ヘルプデスクを続けてしまうとエンジニアとしてのスキルが身につかないため、自身の市場価値が上がることはありません。

その結果、年齢を重ねた後にエンジニアとして他の職種に転職するのは難しくなります。

IT業界ではエンジニアとしてのスキルが身につかない業務をさせられる企業は数多くあります。悪徳企業に入社しないために転職先を探すのには転職のプロを利用するのがおすすめです。

6.未経験エンジニアの転職はユニゾンキャリア

ユニゾンキャリアはIT専門の就活・転職支援サービスです。ここからは弊社の特徴・転職成功事例について紹介します。

6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴

ユニゾンキャリアはIT・Web業界特化型の転職支援サービスです。

キャリアアドバイザー全員がIT業界について知り尽くしているため、未経験の方にIT業界の詳細を説明し、選考対策まで徹底的にサポートいたします。

自身の年齢でエンジニアの転職ができるか不安という方も、Web面談を通して転職活動の不安や疑問を丁寧にヒアリングし、ご希望に合わせた優良求人をご紹介します。

また、他社様とは違い「ブラックな会社の紹介」「転職の強制」「職種違い・採用要件違いの求人紹介」「勝手な応募・大量応募」などすることは一切ありません。

ご年齢関係なく一人ひとりのご意向に合わせて転職活動を進めていきます。

ご相談から内定まで「完全無料」ですので、自身の年齢でエンジニアに転職できないと悩まずお気軽にお問い合わせください。

6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の転職支援を行っています。

ご相談から内定まで、「完全無料」で利用できますので、お気軽にお問い合わせください。