

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリアの編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- インフラエンジニアが人気ない理由は?
- インフラエンジニアは不遇すぎない?
- インフラエンジニアの需要や将来性はある?
インフラの構築や運用に携わるインフラエンジニアは、IT社会を支える縁の下の力持ちです。
さらに、皆さんも利用しているSNSやIotなど、IT技術が発展している昨今、インフラエンジニアの需要は非常に高いです。
そんな重要な職業にもかかわらず、なぜ人気がないのでしょうか?
その答えを当社にお問い合わせいただく情報を踏まえて考察します。
記事の要約
本記事では、インフラエンジニアとして働くことに不安のある方を対象に、人気がない理由から、インフラエンジニアの将来性や平均年収まで詳しく紹介します。
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1.インフラエンジニアは人気がない理由
インフラエンジニアに人気がない理由を一言で言いうと「正しい情報が取得されていない」ということに尽きると思っています。具体的には、以下のようなことが原因です。
- 想起されないインフラエンジニア
- プログラミングスクールの悪影響
- インフラエンジニアが怪しそうに感じる
職種としての知名度と知名度が上がらない理由、知った後のハードルという3つの順序でお話します。
1-1.想起されないインフラエンジニア
インフラエンジニアは、エンジニア転職の候補として頭に浮かびづらいことが人気ない理由の1つです。
一般的に、ITサービスの稼働を支えているインフラエンジニアがすぐに思いつくという人は少ないのではないでしょうか?
エンジニアといえば、多くの方が「Webサービスやアプリを作っている人」を思い浮かべます。Webサービスやアプリは日常的に触れる機会が多いので、当然といえば当然のことです。
人に説明する時を想像してほしいのですが、エンジニアの仕事を説明する際、「あなたも使っている〇〇というアプリを作っているんだよ」といったほうが伝わります。
このような背景から、そもそも名前が出にくい構造にあることがわかります。
インフラエンジニアについて知ることができる人は、自らエンジニアについてしっかり調べた人か、エンジニアに詳しい人が教えた場合の2通りになる可能性が高いのです。
ちょうどあなたのように、自分でしっかり調べられる人だと考えれば想像に難しくないはずです。
1-2.プログラミングスクールの悪影響
エンジニアに興味を持ったとしても、多くの人がシステムエンジニアやプログラマーを想起するのにはもう一つ理由があります。
それが、「プログラミングスクールによる大量の広告」です。
コロナより少し前は、プログラミングをかじったことがある人は内定が取れるような、未経験の方にとっては天国のような状況が続いていました。そのときに、プログラミングスクールが大量に広告を打っていたのが、今でも続いています。
少しそれますが、当時のプログラミングスクールでは、HTMLやCSSといった比較的簡単なフロントエンドの言語を教えており、難易度が高いJavaやPHP、C#のようなバックエンドの言語は教えていませんでした。
理由はバックエンド言語だと挫折者が多くて、事業として成り立ちにくかったからです。
しかし、今は開発側はバックエンド言語を扱える人しか採用していないケースが多く、スクール生は内定が取れなくてもプログラミングスクール的にはお金が入っているので、さほど問題はないという状況になってしまっています。
このような構造は少しずつ改善されつつはありますが、いまだにプログラミングスクールの広告量は多いため、未経験からエンジニアを目指す人に刷り込まれているわけです。
1-3.インフラエンジニアが怪しそうに感じる
一部の転職エージェントが、理由を説明せずにインフラエンジニアへの転職をおすすめすることが挙げられます。実際に、当社でも「いろいろなエージェントのいうことが違って、何を信じたらいいのかわからない」というご相談を受けます。
このとき、開発職とインフラ職で比較されるのですが、未経験からはインフラエンジニアの方が転職しやすいというのが本質的な部分です。
しかし、理由を「知らない」あるいは「故意的に隠している」アドバイザーなどは、「未経験ならインフラエンジニアだね。」盲目的にいっているのです。
具体的に、何が転職の難しさを決めているのかという話は、以下の通りになります。
- コロナ禍では開発側の案件が激減し、採用側が人材の投資に弱腰になっている
- 社員を抱えるよりもスキルのあるフリーランスと提携すればリスクを下げられる
- プログラミングがAIでカバーできる範囲が広くなり、教育コストが無駄になりつつある
このような背景から、未経験の方で開発に行けるパターンは、「若くて高学歴で上流にすぐに行けそう」という判断をされた場合か、「自分で開発からリリースまでの経験があるほぼ未経験ではない人」に限られてしまっています。
もちろん、開発職でもベンチャーや中小企業では、未経験からの採用をしているケースがありますが、「労働環境があまりよくない場合」や「研修という名の別業務をさせるブラック企業の場合」が多いです。
インフラエンジニアが怪しいというよりは、インフラエンジニアをおすすめする語り手が怪しいというわけですね。
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2.インフラエンジニアは魅力的な職業
途中で開発は難しいけど、インフラは入りやすいのはインフラエンジニアの職種が微妙だからなんじゃない?と疑問符を抱いた方もいると思います。
実際は、待遇面の話ではなく、需要と供給のバランスによって入りやすくなっているだけで、職業的にはかなり魅力的であると自信を持ってお伝えできます。その理由は以下の通りです。
- インフラは開発と比較しても年収に遜色なし!
- 話題のSaaSもインフラ領域である
- ITサービスは結局インフラ側に回帰する
2-1.インフラは開発と比較しても年収に遜色なし!
インフラエンジニアの年収は、開発エンジニアと比べても遜色ありません。
厚生労働省の「jobtag」によると、インフラエンジニアの平均年収534.6万円に対し、開発エンジニアは550.2万円です。特に大企業やIT企業で比べると、インフラエンジニアの年収はより高い傾向にあります。
職種別に見ても、クラウドエンジニアの年収は660.4万円と開発エンジニアより高いです。
職種 | 平均年収 |
---|---|
クラウドエンジニア | 660.4万 |
アプリケーションエンジニア | 550.2万 |
組み込みエンジニア | 550.2万 |
Webエンジニア | 550.2万 |
システムエンジニア | 550.2万 |
プログラマー | 550.2万 |
ネットワークエンジニア | 534.6万 |
サーバーエンジニア | 534.6万 |
クラウドエンジニアは、ネットワークエンジニアやサーバーエンジニアの経験・スキルを身に付けることで目指せる職種です。
そのため、インフラエンジニアとして着実に経験を重ねていけば、クラウドエンジニアへの転職と年収アップが狙えます。また、インフラエンジニアは需要が高く、安定した高収入を見込めるのも魅力です。
2-2.話題のSaaSもインフラ領域である
近年、話題になっているSaaS(サースまたはサーズ)に関われることもインフラエンジニアの魅力に挙げられます。
SaaSは「Software as a Service」の略で、クラウド上で提供されるソフトウェアのことです。従来は、購入したソフトウェアをパソコンにインストールして使う形態でした。
しかし、SaaSはソフトウェアをインストールしなくても、インターネット環境があればどこからでもどの端末からでもサービスを利用できます。
SaaSに分類される代表的なサービスは、以下のとおりです。
- Gmail
- Dropbox
- Zoom
- Chatwork
- SNS
SaaSを運用・構築するには、サーバーやネットワーク、クラウドなどインフラに関する幅広い知識・スキルが不可欠です。そのため、インフラエンジニアが求められている分野でもあります。
このように、最新の技術やサービスに携われることはインフラエンジニアの魅力の1つです。
2-3.ITサービスは結局インフラ側に回帰する
インフラエンジニアは、ITサービスの根幹を支える重要な役割を果たしています。いくら優れたITサービスを作っても、インフラがダメだとトラブルだらけで安定して提供できません。
- サーバーが落ちて利用できなくなる
- ネットワークが不安定で処理に時間がかかる
- 外部からの攻撃でシステムが停止する
トラブルにより企業活動が止まったり、人々の生活に支障が出たりするなど社会に大きな影響を及ぼします。
結局のところ、強固なインフラなしではIT社会は成り立たないということです。
インフラエンジニアは、ITサービスの安定稼働を支えるためにインフラ基盤を構築し、性能の改善やトラブル対応を行います。私たちが安心してサービスを利用できているのは、彼らがいるからです。
このように企業や人々を支える責任感や安定稼働の実現で得られる充足感は、インフラエンジニアのやりがいに挙げられます。

3.インフラエンジニアの将来性はピカイチ
先の話で、開発職のニーズがコロナ禍で減った話は覚えていますか?じつは、インフラエンジニアはコロナ禍でも需要が伸びた職業のひとつなんです。
さらに開発は企業にとって攻めの投資であり、インフラは守りの投資になりやすいのです。不況に強く、将来的になくなったら困るインフラエンジニアの将来性について詳しく見ていきます。
3-1.インフラエンジニアの職業的安定性
サーバーやネットワークの構築・運用を行うインフラエンジニアは、職業的な安定性があります。
ITインフラは現代社会の中核的な役割を担っているからです。クラウドの普及により物理的なサーバーは減少していくことが考えられますが、インフラそのものがなくなることはありません。
インフラエンジニアの活躍場所がクラウド環境へ広がるだけで、クラウド環境においても、サーバーやネットワーク、セキュリティシステムの構築・運用は欠かせません。
IT環境に関する需要はこれからも拡大することが予想され、その数だけインフラは必要になります。そのため、求められる技術が変わっても、仕事がなくなる可能性は低いのです。
3-2.インフラエンジニアはAIとの相性も良い
「AIに仕事を奪われないか不安」という方もいますが、むしろインフラエンジニアはAIとの相性は抜群です。
AIを稼働させるには、大量のデータを管理・処理するための強固なインフラ基盤が欠かせません。さらに、データ通信量が増える中で処理の高速化・効率化は重要な課題となっています。
技術の発展に伴い、巨大なサーバーや優れたネットワーク環境が求められており、インフラエンジニアの腕の見せどころです。
AIが普及すればするほどインフラの重要性は高まるため、インフラエンジニアの価値も上がっていきます。AIが仕事をサポートするツールとして活用されることは考えられますが、取って代わられる可能性は低いです。
AI時代を生き残れるエンジニアを目指すなら、インフラエンジニアは最強な職業といえます。

3-3.未経験からでも目指せる需要の高さ
インフラエンジニアは、未経験からでも転職できるほど需要が高いです。
人気がないということは、目指す人が少ないということです。それに対して、企業が求める人員数に足りていないため、転職の難易度が下がっています。
実際に、経済産業省の「IT人材需給に関する調査(概要)」によると、日本のIT人材は2030年に最大で約79万人不足するとされています。 引用:経済産業省-「IT人材需給に関する調査(概要)」
このうち3割がインフラエンジニアに該当するといわれており、約24万人足りなくなる予測です。(おそらく、実際はもっと必要です。)
これに伴い、充実したIT研修制度を設けてポテンシャルのある未経験者を採用する動きが活発化しています。
人気な開発エンジニアは未経験からの転職難易度が上がっていますが、インフラエンジニアはまだまだ足りておらず穴場の職業です。やる気があれば、IT未経験でも目指せます。

4.インフラエンジニアの選択肢は無知からの脱却
インフラエンジニアが人気ない背景は、「知らないから」という理由が大半を占めます。
未経験者は、「エンジニアといえばプログラミング」といった思い込みや「カッコイイ」というイメージから、安易に開発エンジニアを選びがちです。
しかし、後悔のない転職をするには、正しい情報をもとに職業を選択する必要があります。何も知らずにイメージだけで決めてしまうと転職の前後でギャップが生じ、退職につながる危険性が高いです。
幅広い選択肢を持つことであなたの希望や適性、価値観に合った職業を見つけられ、理想のキャリアが描けるようになります。
- 高年収が期待できる
- 努力すれば着実にスキル・キャリアアップできる
- 社会貢献性が高い
- 安定性と将来性が高い
その選択肢の1つとして、インフラエンジニアはおすすめの職業です。
あなたがインフラエンジニアを転職の候補に入れたのなら、無知からの脱却に成功したといえます。

5.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
インフラエンジニアは需要が高いとはいえ、転職するには入念な準備・対策が不可欠です。
あなたの年齢が若いのであれば、はやめの動き出しが重要になり、30代が近いのであれば、資格の取得を目指す必要があります。そのためのサポートとして当社サービスをご利用ください。
5-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
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5-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
ーエンジニアに転職しようと思ったきっかけはなんですか?
PCを使って動画を作ったりなど何かしらを創作する機会が多くて、もともとITにすごく興味があったんです!
転職を考え始めた時の年齢が27歳で、未経験からIT業界を目指すのであれば、今のうちに挑戦した方が数多くの選択肢の中から選べるんじゃないか、って思ったのでこのタイミングでエンジニアに転職することを決めました。
ーなぜインフラエンジニアを選んだんですか?
インフラエンジニアはネットワークの基盤を支えるというところで、直接的に人の役に立てるお仕事だなと感じたからです。
私自身、人の役に立ちたいっていう思いがすごく強かったので、自分の仕事に対する思いとすごく合っているなと思って、インフラエンジニアになることを決めました。
ただ、最初は簡単な気持ちでとにかくIT業界に行きたいな~という感じだったので、担当のキャリアアドバイザーの橋本さんと面談して初めてインフラエンジニアという職種を知ったんです(笑)
ー転職活動時に不安だったことはありましたか?
正社員経験が無かったことと、そもそもIT業界で働いた経験がないので、未経験を受け入れてくれる会社がどれくらいあるのか、未経験として入社できたとしてもどこまでサポートしてもらえるのか、といったことが不安でした。
他にも、今回の選考はアルバイトとかの簡単な面接ではない、っていうのは理解していたので、どういったことを聞かれるのか、どういった振る舞いをすればいいのか、といった初歩的なところも分からなくて不安だったのを覚えています。
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