

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- インフラエンジニアの上流工程と下流工程の違いは?
- インフラエンジニアが上流工程で働くために必要なスキルは?
- 上流工程を経験したインフラエンジニアのキャリアパスは?
インフラエンジニアとして市場価値を高めるためには、上流工程の経験があるとベストです。
しかし、上流工程の経験だけがあればいいというわけでもありません。加えて、転職市場においていきなり上流工程にいくのは至難の技です。
現場の経験があってはじめて上流工程で花開けるエンジニアになるのです。インフラエンジニアで上流工程を目指すのに必要な目安として実務経験が3年~5年と言われています。
記事の要約
本記事では、インフラエンジニアの上流工程について開発とインフラの下流との違いから必要なスキル、上流工程経験者が目指せるキャリアパスから、具体的なアクションまで解説します。
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1.インフラエンジニアの上流工程とは
インフラエンジニアの上流工程とは、システム開発の初期段階においてインフラの要件定義や基本設計を行う仕事のことです。

「要件定義」「設計」「構築」の3つの業務にわかれており、インフラ領域における高度な知識とスキルが必要な仕事です。
具体的には、顧客の業務内容や要望をヒアリングして、どのようなインフラ環境が必要かを明確化し、システムが安定的かつ効率的に運用できるように設計します。
また、システム構成や使用する機器、ネットワークやセキュリティ対策についても細かく検討します。
この段階での設計が不十分だと、後工程でのトラブルや運用コストの増大を招く可能性があるため、責任が重く、高度な専門性が必要です。
システムが安定的に稼働するためには、インフラ領域の上流工程は大きな役割を持ちます。
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2.インフラエンジニアの上流工程は何が違う?
では、インフラエンジニアの上流工程とは何が違うのか別の仕事と比較していきます。比較対象は「インフラエンジニアの下流工程」と「開発エンジニアの上流工程」です。
2-1.インフラエンジニアの下流工程との違い
インフラエンジニアの下流工程とは、設計書や仕様書をもとにインフラ機器の構築、設定、運用、保守を行う仕事です。
具体的には、サーバーの設置やネットワーク機器の設定変更、監視業務など実際の手を動かす作業が中心になります。

一方で上流工程は、顧客との折衝を通じてインフラの仕様や設計を決定し、プロジェクトの方向性を決めるという点で大きく異なります。
上流工程は「何をどのように作るか」という設計・計画フェーズであり、下流工程はその設計を実現するための実施フェーズです。
そのため、下流工程は技術的な実行力が重要ですが、上流工程はコミュニケーション力や課題解決能力が重要になります。
2-2.開発エンジニアの上流工程との違い
開発エンジニアの上流工程は、主にアプリケーションやソフトウェアの要件定義、設計を中心に行います。
これはユーザーの業務に対して「どのような機能が必要か」「どのような画面や操作性が求められるか」を明確にする作業です。
一方でインフラエンジニアの上流工程は、システムが安定して稼働するためのインフラ基盤(サーバーやネットワーク、セキュリティ)の設計に特化しています。
具体的には、アプリケーションが動作するための最適なインフラ環境の選定や設計、インフラ性能やセキュリティを考慮したシステム全体の設計を行います。
開発エンジニアがユーザーの利用性を中心に考えるのに対し、インフラエンジニアはシステム全体の安定性や信頼性を重視して設計する点が異なります。
3.インフラエンジニアの上流工程に必要なスキル
インフラエンジニアの上流工程には高度なスキルと知識が必要ですが、なかでも重要な5つのスキルをピックアップしています。
- インフラアーキテクチャーの知識
- セキュリティ対策の知識
- ネットワーク・サーバーの知識
- マネジメントスキル
- ドキュメント作成スキル
3-1.インフラアーキテクチャーの知識
インフラアーキテクチャーの知識とは、インフラシステム全体を効率的かつ安定的に運用するための基本的な設計や構造に関する専門知識です。

オンプレミス型やクラウド型、またはハイブリッド環境など、さまざまなインフラ構造について理解し、それぞれの利点と課題を分析して最適なアーキテクチャを提案できる能力が求められます。
システムの拡張性、可用性、コスト効率、災害対策など幅広い視点から検討を行い、将来的な運用やメンテナンスまで考慮した総合的な設計ができることが重要です。
3-2.セキュリティ対策の知識
セキュリティ対策の知識は、サイバー攻撃や情報漏洩などのリスクからインフラを保護するために必要なスキルです。
ファイアウォールや侵入検知システム(IDS/IPS)の設置、アクセス管理、データの暗号化など、具体的なセキュリティ対策手法を熟知していることが重要です。
また、最新の脅威情報やセキュリティ規格、ガイドラインを常にキャッチアップし、脅威に対して迅速に対応できる知識と対応力も求められます。
顧客に対して明確な説明と説得力のある提案を行う能力も必要です。
現在では、CCNAの科目の中にも含まれており、インフラエンジニアにとってセキュリティは切っても切り離せない関係です。
3-3.ネットワーク・サーバーの知識
ネットワークとサーバーに関する深い知識がなければ、適切なインフラ設計は不可能です。
例えば、ルーティングやスイッチング、仮想化技術、ストレージ設計、冗長化やロードバランシング技術などの詳細な理解が求められます。
サーバー構成では物理サーバーから仮想環境、コンテナ技術まで幅広い選択肢を把握し、それぞれの利点と欠点を踏まえた上で最適な設計を行います。
さらに、障害時の迅速な復旧方法やバックアップ手法についても熟知していることが重要です。
3-4.マネジメントスキル
インフラエンジニアの上流工程では、プロジェクトの進捗管理、予算管理、人員管理などを行うマネジメントスキルが必要になります。
具体的には、スケジュールの作成・管理、リスクの予測と対応、関係各所との調整など、多岐にわたる業務を的確に処理する能力が求められます。
さらに、円滑なコミュニケーション力や問題解決力を駆使してチームを牽引し、プロジェクトを成功へと導くリーダーシップを発揮できることが非常に重要です。
日本ではリーダーシップとマネジメントの両方が求められることが多いので、現場指導と現場管理の2つの軸でマネジメントと考えておくと良いです。
3-5.ドキュメント作成スキル
設計書や要件定義書などの文書を作成する能力は、インフラエンジニアの上流工程において不可欠です。
明確で誤解のない文章で設計意図を伝えることが重要であり、読み手に分かりやすく整理された情報提供が必要です。
また、視覚的な表現力や簡潔な記述方法を身に付けることで、複雑な情報もスムーズに伝えられるようになります。
ドキュメント作成力が高いと、プロジェクトの品質向上と効率化に貢献できます。

4.インフラエンジニアの上流工程の市場価値
上流工程の業務が難しく、一定以上の経験が必要という話は何度か出てきましたが、具体的にどのくらいの市場価値になるのか見ていきます。
4-1.年収における市場価値の判断
インフラエンジニアの上流工程を担当できる人材は市場価値が高く、年収面でも比較的高い水準となっています。
一般的に、要件定義や設計などの上流工程に携わるエンジニアは、経験を積むほど年収が上昇しやすい傾向があります。
平均的なインフラエンジニアの年収は500〜600万円前後ですが、上流工程経験者の場合は600〜800万円以上、特に大規模プロジェクトやマネジメント経験を持つ方は1000万円以上を得ることも珍しくありません。
これは、技術だけでなくビジネス面のスキルや高度な専門性が求められることによる評価の高さを示しています。
4-2.ポジションにおける市場価値の判断
インフラエンジニアの上流工程を経験した人材は、企業内で重要なポジションを任されるケースが多くあります。
具体的にはプロジェクトマネージャー、ITコンサルタント、インフラアーキテクトなど、専門性とリーダーシップが求められる役職に就くことが可能です。
これらのポジションでは、組織のIT戦略の策定や大規模プロジェクトの指揮など、企業の中枢を担う業務が中心となります。
そのため、上流工程の経験を持つエンジニアは市場価値が非常に高く、企業側からも積極的に採用される傾向が強くなっています。
特にDX推進が進む昨今では、このようなポジションへの需要が高まりつつあります。

5.上流経験者のインフラエンジニアのキャリアパス
上流工程を経験したインフラエンジニアのキャリアパスとしては以下のようなものが挙げられます。
- ITコンサルタント
- プロジェクトマネージャー
- 社内SE
- クラウドエンジニア
- セキュリティエンジニア
5-1.ITコンサルタント
インフラエンジニアの上流工程を経験したエンジニアは、ITコンサルタントとしてキャリアアップする道があります。
ITコンサルタントは、企業の課題解決に向けてIT戦略を立案し、具体的なソリューションを提案します。
経営視点での課題把握と分析、費用対効果の高いインフラ設計の提案、顧客企業との円滑なコミュニケーション能力が求められます。
インフラエンジニアとして培った設計や要件定義の経験を活かして、技術的な観点から具体的かつ効果的な改善案を示すことが可能になるため、非常に相性の良いキャリアパスとなります。
5-2.プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、プロジェクト全体の進捗・品質・予算などを管理し、成功に導く役割を担います。
インフラエンジニアの上流工程で培った要件定義、基本設計、マネジメント能力が活かされ、プロジェクトの規模や内容に応じたリソース管理やリスク管理を行うことが求められます。
コミュニケーション能力やリーダーシップも重要で、顧客との折衝からチームメンバーの統率まで幅広い役割をこなします。
上流工程の経験が豊富なほど、プロジェクトマネージャーとしての活躍が期待されます。
5-3.社内SE
社内SEは、企業内のIT環境の整備・運用・保守を中心に担当します。
インフラエンジニアの上流工程経験者は、システム全体を俯瞰した視点を持ち、長期的なIT戦略やインフラ環境の改善提案が可能になります。
具体的には、組織全体のITインフラ設計や最適化、外部ベンダーとの調整などを担当します。
社内SEは企業のIT資産を管理し、安定的なシステム運用を維持するため、上流工程の経験がある人材にとって、安定したキャリアを形成する魅力的なポジションです。
また、ライフワークバランスも整っていることが多く、「お子さんが生まれた」「結婚をする」などライフステージが変わるタイミングで転職する人が多くなっています。
5-4.クラウドエンジニア
クラウドエンジニアは、AWSやAzure、GCPなどクラウドサービスを活用したインフラ環境の設計・構築・運用を専門とします。
インフラエンジニアの上流経験者は、システム全体を設計するスキルや知識を持っているため、クラウド環境でのインフラ構築や移行プロジェクトにおいて高い能力を発揮できます。
インフラエンジニアとして経験を積んだ人の中でも目指す方が多いです。
特に近年のDX推進に伴い、オンプレミスからクラウドへの移行ニーズが高まっており、クラウドエンジニアは需要の高いキャリアパスとして注目されています。
5-5.セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは、情報漏洩やサイバー攻撃から企業のIT資産を守るための専門的な役割を担います。
インフラエンジニアの上流工程経験者は、システム設計段階からセキュリティを考慮した設計が可能であり、より安全性の高いシステム構築が実現できます。
また、最新の脅威情報を収集し、それらに適した対策を立案・実施する能力も必要です。
近年の企業リスク管理の重要性の高まりとともに、セキュリティエンジニアの需要も増加しており、将来性のあるキャリアパスと言えます。
6.インフラエンジニアの下流から上流にいくには?
インフラエンジニアの下流工程から上流にいくためにはいくつか条件があります。ここでは、下流から上流にいくのに比較的クリアしやすい内容を紹介します。
6-1.1年以上の保守経験
インフラエンジニアが上流工程に進むためには、まず下流工程での経験を積むことが非常に重要です。
特に、1年以上の保守経験を積むことで、インフラシステムの運用や障害対応、性能改善など実務的なスキルが身につきます。
これによりインフラ環境の具体的な課題や改善ポイントを的確に把握できるようになります。
また、保守業務でトラブルシューティングの能力が養われることで、上流工程での設計や要件定義において実務的な視点を持つことが可能となり、より現実的かつ効果的な提案や設計が可能です。
運用・保守とセットで言われますが、実際には、保守・構築の業務がセットで重要になります。
6-2.CCNA・CCNPの取得
インフラエンジニアが上流工程へ進む際、資格取得は大きなアドバンテージとなります。
特にネットワーク関連の資格として知られるCCNA(Cisco Certified Network Associate)やCCNP(Cisco Certified Network Professional)は、実務経験を裏付ける資格として企業から高く評価されています。
CCNAでは基礎的なネットワーク知識や技術を身につけることができ、CCNPではより高度で専門的なネットワーク設計やトラブルシューティングのスキルが習得可能です。
これらの資格を取得することで、知識面での説得力を持ち、上流工程へのステップアップがより容易になります。
6-3.営業力の強い企業の入社
営業力が強い企業に入社することも、インフラエンジニアが上流工程に進むための効果的な方法の一つです。
営業力が強い企業は、顧客から直接案件を受注し、要件定義や基本設計などの上流工程を任される機会が多いためです。顧客折衝の機会も多く、自然とコミュニケーション能力や課題解決力を高めることができます。
さらに、早期からプロジェクトマネージメントの経験を積むこともできるため、キャリアの早い段階で上流工程を担当できる環境が整っていると言えます。
スキルの方向性が明らかに違ったり、案件が3か月程度で終了するような企業の場合、上流工程にいくのに必要な経験を積むことができないため、早めに転職してください。

7.インフラエンジニアの転職はユニゾンキャリア
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。
インフラエンジニアの下流工程から上流工程にキャリアアップする事例なども多く、ぜひ当社までご相談ください。
7-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
本記事をここまで読んでいただきありがとうございした。
上流工程へキャリアアップするためには計画的なキャリアプランが重要です。
いつまで監視・運用から抜け出せないであったり、資格もあまり取れていないといった状態だと、なかなか上流工程に進むのは難しいです。
また、インフラエンジニアの上流工程に行くのは3年~5年程度かかると冒頭で述べましたが、1年でいける人もいますし、5年以上かかる人もいます。この差を生んでいるのがキャリアプランというわけです。
ユニゾンキャリアでは、キャリアプランから現在あなたが入って成長できる企業をピックアップして紹介します。
口コミ評価
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7-2.インフラエンジニアのキャリアアップ成功例

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけを教えてください!
インフラエンジニアとして、上流の仕事にキャリアアップしたいという思いがあったからです。
実際、キャリアアップのために、業務の空き時間などを使って資格の勉強を進めていました。
ただ、上流工程に携われる現場の空きがなかなか出なかったこともあり、キャリアアップ出来ない状況が続いていて…
このまま足踏みし続けるのも違うかな、と思ったので転職に踏み切ることにしました!
今回の転職で叶えたかったことは何ですか?
キャリアアップしたかったので、運用保守以上の案件に携わることですね。それを軸に企業選びを行いました。
あとは、年収アップも大きな目標でしたね。IT業界に入る前の年収がそこそこ良かったこともあり、できるだけ早く年収を上げたいと考えていたので。
今回の転職で両方とも叶えることができたので、担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんには本当に頭が上がりません!
ユニゾンキャリアのサポートで特に良かった点は何ですか?
特に、資格取得のサポートが本当に心強かったです。
実は、勤務先のプロジェクトでは、周りに真面目に資格の勉強に取り組んでいる人はほとんどいなくて…
そんな環境の中でもめげずに勉強を続けられたのは、間違いなく担当キャリアアドバイザーの佐瀬さんの励ましがあったからです。
あとは面接対策もしていただき、とても助かりました。「こういう質問があるから、ここは準備しておいた方がいいですよ」と具体的なアドバイスをいただけて。
おかげで自信を持って面接に臨むことができました。本当に感謝しています!
ユニゾンキャリアでは、IT業界に精通したアドバイザーがあなたにぴったりの企業を紹介します。
面接対策をしてくれない、企業の詳しい情報を教えてもらえないといった方は、応募をする前に早めにユニゾンキャリアまでご相談ください。