最終更新日:2025.10.27
20代のプログラマー転職!未経験者におすすめな理由や経験者のキャリアアップ戦略まで解説!
IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 20代のプログラマーの転職ではどんな準備が必要?
- 年齢別でプログラマーのなりやすさは変わる?
- プログラマーの転職ではどうやって企業を選べば良い?
プログラマーは「20代がラストチャンス」といわれるほど、20代のうちに転職するのがおすすめの職業です。
そのため、今プログラマーへの転職を考えているあなたは正しい選択をされています。
とはいっても、「じゃあ20代なら誰でもなれるの?」と聞かれると、そういうわけでもないのもまた事実。
30代や40代と比較すると内定率は高いものの、なにも準備せずに転職を成功できるほど甘いものではありません。
そこで、IT業界に長年関わってきた私が「20代のプログラマー転職・虎の巻」をこの記事に記しました。
記事の要約
本記事では「20代でプログラマーの転職を考えている方」を対象に、20代にプログラマーをおすすめする理由や転職方法、企業の選び方を解説します。

1.プログラマーを目指すなら20代で転職せよ!
20代でプログラマーへの転職を考えているあなたの決断は、キャリア構築において非常に良い選択です。
IT業界は成長を続けていて、プログラマーの需要も年々高まっており、将来性が高いためです。
特に未経験の方にとって、プログラマーの転職は20代の「今」が絶好の機会といえます。
プログラマーを採用する企業は、若いうちから人材を育てたいという意向が強く、20代はポテンシャルを評価してもらえる時期だからです。
一方、30代になると、未経験からプログラマーになる難易度は格段に上がってしまうのが現実です。
もし「今までプログラミングをしたことがないから、自分にできるか不安…」と感じていても、そこまで恐れる必要はありません。
プログラマーに必要とされるのは、学歴よりも論理的思考力や継続的な学習意欲です。そのため、今から勉強をはじめてプログラミングを学べば十分活躍できます。
このように、20代のうちにプログラマーを目指すことで、将来的に高い専門性と年収を手に入れる道が開けます。
2.20代がプログラマーに転職すべき理由5選

プログラマーは、企業が採用時に重視するポイントと、職業の特性から20代の方におすすめです。ここでは、20代の方がプログラマーに転職すべき理由5選を紹介します。
- プログラマーの採用は若さが重視される
- プログラマーはポテンシャル採用
- プログラマーは適性が重要視される
- プログラマーは体力が必要になる
- プログラマーは内定獲得に時間がかかる
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
2-1.プログラマーの採用は若さが重視される
未経験の方がプログラマーを目指す際は、あなたの若さが評価ポイントになります。
IT業界は技術の進歩が速く、新しい情報を素早く吸収し、変化に対応できる柔軟性が必要とされているためです。企業側は、現時点でのプログラミングスキル以上に、入社後の「伸びしろ」に期待して採用したいと考えています。
実際に、未経験の方の採用年齢上限を20代後半から30歳前後で設定している企業は多いです。
30代を超えると、即戦力としての高いスキルやマネジメント経験が必要とされるようになってしまいます。
このように、若さが重視されることから、未経験からプログラマーを目指すのであれば、20代のうちに行動するのがおすすめです。
\ご相談から内定まで完全無料!/
2-2.プログラマーはポテンシャル採用
未経験の方がプログラマーとして採用される場合、「ポテンシャル採用」が基本です。
ポテンシャル採用とは、現時点でのスキルよりも、入社後にどれだけ成長してくれるかという将来性を評価する採用方法です。
30代と比較して、ポテンシャル採用の枠が多いため、20代の方はプログラマーの転職が有利といえます。
なお、プログラマーは常に新しい言語やフレームワークを学び続ける必要があり、「学習意欲」や「素直さ」が重視されます。
そのため、面接では、なぜプログラマーになりたいのか、そのために現在どんな学習をしているのかを明確に示すことが重要です。
2-3.プログラマーは適性が重要視される
プログラマーという職業は、向き不向きがはっきり分かれる仕事です。そのため、採用時にはスキル以前に「プログラマーとしての適性」がチェックされます。
プログラマーの適性とは、論理的思考力や問題解決能力、地道な作業を継続できる忍耐力などを指します。20代の方の採用では、学歴や職歴よりも、こうした「プログラマーの素養」があるかどうかが基準です。
そのため、パズルを解くのが好きだったり、物事の仕組みを考えるのが得意だったりする方は面接で高く評価されます。
このように、適性さえ示せれば、未経験からでもプログラマーに転職できるチャンスは十分あります。
2-4.プログラマーは体力が必要になる
プログラマーとして成長していくためには「体力」が重要です。
ここでいう体力とは、単に健康であることだけでなく、継続的に学習を続けるための学習力や、納期前の集中力を維持するための精神力も含まれます。
「体力」が必要なのは、未経験からプログラマーに転職すると、早く業務に追いつくため、時間外にも学ばなければならないためです。このインプットとアウトプットを繰り返すサイクルは、思ったよりもエネルギーを消費します。
20代は、この定義における「体力」が充実している時期であり、集中的にスキルを習得するのに適しています。30代、40代になると、学習ペースを維持するのが難しくなるため、プログラマーは20代のうちに転職すべきといえるのです。
2-5.プログラマーは内定獲得に時間がかかる
プログラマー転職は、内定を獲得するまでに一定の時間がかかります。
まずプログラミングの基礎学習やポートフォリオ作成に数ヶ月を要します。さらに、応募後も書類選考や適性検査、複数回の面接と、選考プロセスが多いことが一般的です。
そのため、もし在職しながらの転職を考えるなら、半年前後の期間を見積もる必要があります。
20代であれば、学習と転職活動を並行して進める時間的・体力的な余裕を持ちやすく、長期化しやすいプログラマーの転職にも対応できます。
内定獲得に時間がかかることから、プログラマーは転職活動に時間をかけやすい20代におすすめです。
3.プログラマーの転職は20代の今しかチャンスはない
「プログラマーへの転職は20代がラストチャンスだ」とよくいわれますが、これは大げさな話ではありません。
プログラマーの転職で重要な「若さ」や「ポテンシャル」を武器にできるのが、まさに20代だからです。
30代になると、企業の採用基準は「未経験の方」から「即戦力」へと変わります。そのため、30代の未経験の方がプログラマーになるには、高い論理的思考力や前職での実績が必要とされ、ハードルは一気に跳ね上がります。
また、プログラマーとしてキャリアアップするには、実務経験を積み重ねることが重要です。
そのため、20代のうちにキャリアをスタートできれば、30代でチームリーダーやスペシャリストとして活躍できる可能性も見えてきます。
しかし、スタートが遅れれば、その分キャリアアップも遅れてしまいます。そのため、あなたがプログラマーという仕事に興味があるなら、「まだ大丈夫」と先延ばしにするのはここで終わりにしましょう。
動き出すのが早ければ早いほど、あなたのプログラマーとしてのキャリアを成功に近づけられます。
4.【年齢別】20代で未経験からプログラマー転職する方法

20代とひと口にいっても、20代前半と後半では、企業から必要とされるものや取るべき戦略が異なります。ここでは、年齢層別に未経験の方がプログラマー転職を成功させるための方法を解説します。
- 20歳~23歳は勉強を進めて学習意欲を示せ!
- 24歳~27歳はJavaSilverなどを取得せよ!
- 28歳~29歳はポートフォリオを準備せよ!
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
4-1.20歳~23歳は勉強を進めて学習意欲を示せ!
20歳~23歳の20代前半は、社会人経験が浅い、あるいは新卒・第二新卒ということもあり、ポテンシャルが評価される時期です。
この時期は、完成されたスキルよりも「学習意欲」と「素直さ」をアピールすることが重要となります。
そのため、Progateやドットインストールなどの学習サイトでプログラミングの基礎を学び、現在進行形で勉強を続けている姿勢を見せることが有効です。
面接では「なぜプログラマーになりたいのか」という熱意をあなたの言葉で語ることが必要とされます。
資格取得も有効ですが、それ以上に「新しいことを学ぶのが好きだ」という知的好奇心を示すことが内定への近道といえます。
\ご相談から内定まで完全無料!/
4-2.24歳~27歳はJavaSilverなどを取得せよ!
24歳~27歳の20代中盤になると、ポテンシャルに加えて「学習の成果」が必要になります。
そのため、単に「勉強しています」という意欲を見せるだけでは、20代前半の応募者との差別化が難しくなってきます。
そこで有効なのが、客観的なスキルの証明となる資格の取得です。「JavaSilver」や「PHP技術者認定試験」などを取得すると、学習意欲と基礎知識を同時に証明できます。
企業側としても、こうした客観的な指標があることで、あなたの学習レベルを判断しやすくなります。
このように、資格という目に見える「成果」を提示することが、20代中盤の転職では重要です。
4-3.28歳~29歳はポートフォリオを準備せよ!
28~29歳の20代後半は、未経験の方が転職するうえで「最後のチャンス」ともいえる時期です。
この年齢になると、企業側は「本当にプログラマーとしてやっていけるのか」という点をシビアに判断します。そのため、学習意欲や資格だけでは不十分であり、「実際にモノを作れる」という証明となるポートフォリオが必須となります。
ポートフォリオは、あなたの技術力や学習の深さに加えて、「これだけ本気だ」という熱意を企業に伝える武器です。
完成度が低くても、自身で企画してプログラミングし、完成させたというプロセスが重視されます。
30代が目前に迫る28〜29歳の時期は、行動の「質」がなにより大切です。
5.20代経験者のプログラマー転職は業務内容で選べ!
すでにプログラマーとしての経験がある20代の方にとって、転職はキャリアアップの絶好の機会です。
しかし、経験者の方の転職は、未経験の方の転職とは異なる難しさがあります。それは、「何を目的として転職するか」を明確にしなければ、かえってキャリアダウンにつながるリスクがあることです。
よくある失敗が、給与や会社の知名度だけで転職先を決めてしまうケースです。企業のことをよく調べないまま転職すると、早期離職につながり、あなたのキャリアに傷が付いてしまいます。
このような事態を防ぐためには、「次にどのようなスキルを身に付けたいのか」を明確にしたうえで、次の職場の業務内容を確認することが大切です。
「開発から要件定義などの上流工程へステップアップしたい」「実装のスペシャリストになりたい」など、目的によって、選ぶべき企業は変わります。
20代のうちは、まだキャリアの方向性を柔軟に修正できる時期です。
目先の待遇改善だけでなく、将来的に活躍するための「武器」を身に付けられる環境かどうかを重視して転職先を選びましょう。
6.20代経験者の転職が業務内容で選ぶべき理由5選

20代のプログラマー経験者の方が転職先を「業務内容」で選ぶべきなのは、あなたの市場価値を左右する重要な岐路に立っているからです。
ここでは、経験者の方が業務内容で企業を選ぶべき5つの理由を解説します。
- 興味で選ぶとギャップが生まれやすい
- あなたの経験外の業務で年収ダウン
- 上流への道筋がない恐れがある
- 経験のある業務を再度やることになる
- スキルは短期投資より長期投資が重要
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
6-1.興味で選ぶとギャップが生まれやすい
「AI開発に興味がある」「ゲームが好きだからゲーム業界」といった興味だけで転職先を選ぶのはリスクがあります。
興味だけだと理解が浅く、抱いているイメージと、実際の業務内容がかけ離れている場合が多いためです。
例えば、華やかに見えるAI開発の裏側は、地道なデータ収集や前処理作業がほとんどを占めることもあります。
業務内容を確認せずに入社すると、「こんなはずではなかった」というミスマッチから、早期離職につながる恐れがあります。
入社後に長く活躍するためにも、業務への興味だけで企業を選ぶのはやめましょう。表面的なイメージではなく、実際にどのような業務を担当するのか確認するのが重要です。
\ご相談から内定まで完全無料!/
6-2.あなたの経験外の業務で年収ダウン
20代の経験者の方の転職であっても、これまでの経験と異なる分野に挑戦する場合、一時的に年収が下がることを覚悟しなければなりません。
例えば、プログラマーからインフラエンジニアへキャリアチェンジする場合、IT業界の経験がない未経験の方と同様に扱われることがあります。
企業側からすれば、新しい分野での実績がないため、ポテンシャル採用に近い評価をせざるを得ません。
そのため、これまでと異なる分野に挑戦しようと思ったら、あなたの経験が次の職場でどれだけ「即戦力」として評価されるのか、冷静に見極める必要があります。
正直にお伝えすると、年収を上げたいということであれば、今あるスキルを活かせる業務内容を選んだほうが良いです。
6-3.上流への道筋がない恐れがある
上流工程にいくためにSIerやシステムエンジニアに転職したいというプログラマー経験者の方も多いと思います。
ただ、SIerやシステムエンジニアであっても、上流工程へ携われないリスクがあることに注意です。
例えば、二次請け・三次請けがメインのSIerに転職してしまうと、担当できるのは下流工程のみというケースはよくあります。
このような状況では、どれだけその会社で頑張っても、上流工程の経験を積むことができません。
「転職して上流工程へキャリアアップできた!」と思ったのに、実際に担当する業務は転職前と同じ、なんてことはよくある話です。
こんな事態を防ぐため、面接の段階で、実際に上流工程に携わっている社員がどれくらいいるのか、キャリアパスのモデルケースを確認することが重要です。
6-4.経験のある業務を再度やることになる
転職の目的が「新しいスキルの習得」や「業務範囲の拡大」であったにもかかわらず、転職先でも結局、前職と同じ業務ばかり任されるケースは少なくありません。
企業側が、あなたを「即戦力」として評価した結果、手っ取り早く成果を出せる既存の業務に配置するためです。面接で「新しいことにも挑戦できます」といわれていても、実態は違ったという話もよくあります。
こうした事態を避けるためにも、入社後に「どのようなプロジェクトの、どの部分を任される予定なのか」を深く掘り下げて確認しましょう。
業務内容が明確でない求人は、あなたのキャリアにとってリスクとなる恐れがあります。スキルアップを目的とするなら、入社後の業務内容の確認はかなり重要です。

6-5.スキルは短期投資より長期投資が重要
20代のうちは、目先の年収アップよりも、30代以降で価値が上がるスキルを身に付けることを優先すべきです。
例えば、特定の古い技術で一時的に高い給与を得るよりも、多少年収が下がっても、クラウドやAIなどのモダンな技術を扱える環境に身をおくほうが、将来的な生涯年収は高くなることが多いです。
IT業界の技術トレンドは移り変わりが激しく、今稼げるスキルが5年後も稼げるとは限りません。つまり、業務内容を選ぶことは、あなたの未来の市場価値を選ぶことと同じなんです。
20代は、いわばキャリアの「土台作り」の時期です。将来的に需要が高まる分野を見据え、その業務に携われるかどうかを基準に転職先を選んでください。
7.20代のプログラマー経験者が準備すべき4つのポイント

20代のプログラマー経験者の方が転職を成功させるためには、あなたの価値を正確に企業へ伝える準備が不可欠です。ここでは、経験者の方が準備すべき4つのポイントを紹介します。
- スキルシートはなるべく詳細に記載せよ
- 技術質問に対応できるように準備せよ
- あなたのキャリアパスは明確にしておく
- 客観的な評価で面接対策をせよ!
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
7-1.スキルシートはなるべく詳細に記載せよ
企業にあなたの実務経験をアピールするため、スキルシートはなるべく詳細に記載するのが重要です。
スキルシートには、担当したプロジェクトごとに以下のような項目を記載します。
スキルシートに記載する項目
- プロジェクトの内容・期間・規模
- プロジェクトで工夫した点
- 実際に担当した業務内容
- 使用した言語・フレームワーク・OS
- 使用した開発手法
これらの項目を具体的に記載し、あなたの実務経験を企業に明確に伝えるようにしてください。
例えば、単に「開発担当」と書くだけでなく、「Java を用いた会員認証機能の詳細設計、API実装、JUnitでの単体テストまでを担当」まで詳細に記載します。
スキルシートをどれだけ詳細に記載するかで、書類選考の通過率や提示される年収に直結するといっても過言ではありません。
スキルシートを記載するのが面倒という方もいると思いますが、未来への投資と考え、できるだけ詳細に書くようにしましょう。
\ご相談から内定まで完全無料!/
7-2.技術質問に対応できるように準備せよ
経験者の方の面接では、技術質問が行われることがほとんどです。これは、スキルシートに記載された内容が本物であるか、技術に対する理解度はどれくらいかを確認するためです。
例えば、「オブジェクト指向の3大要素を説明してください」「RESTAPIについて説明してください」といった基礎的な知識を質問されることがあります。
また、スキルシートに記載した使用言語について、「なぜその技術を選定したのか」「プロジェクトで直面した技術的な課題とその解決策」などを掘り下げられることも多いです。
これらの質問に詰まってしまうと、「経験が浅い」「理解せずに使っていただけ」と判断されてしまいます。
そのため、あなたが使ってきた技術について詳しく説明できるように、準備しておくことが重要です。
7-3.あなたのキャリアパスは明確にしておく
20代の経験者の方の採用では、「将来どうなりたいのか」というキャリアパスの明確さも評価対象です。
単に「年収を上げたい」というだけでは、採用担当者には響きません。「現職では〇〇の経験しか積めないため、貴社で〇〇の経験を積み、3年後にはプロジェクトリーダーとして貢献したい」といったビジョンを伝える必要があります。
このキャリアパスが明確であれば、学習意欲の高さや自己分析能力をアピールできます。
逆に、キャリアパスが曖昧だと「またすぐに辞めてしまうのではないか」と判断されかねません。
つまり、企業側は「自社で長く活躍し、成長してくれる人材か」をシビアに判断しており、その判断材料としてキャリアパスの具体性が必要とされます。
7-4.客観的な評価で面接対策をせよ!
あなたのスキルや経験を、市場がどう評価するのかを客観的に知ることは難しいです。
自分では「これだけやった」と思っていても、市場全体で見れば平均以下ということもあり得ます。
客観的な評価を得るためにおすすめなのが、転職エージェントを活用することです。
特にIT業界に特化したエージェントであれば、あなたのスキルシートを見て「この経験なら、このレベルの企業が狙える」「面接ではこの点を強くアピールすべきだ」とアドバイスしてくれます。
厳しいことをいうようですが、独りよがりな自己評価で転職活動を進めるのは、リスクが高いのが現実です。
プロの視点を取り入れることで、あなたの市場価値が明確になり、経験に合った企業への転職を実現できます。
8.プログラマー転職で注意すべきキャリアの落とし穴

20代のプログラマー転職には可能性がありますが、同時にキャリアを停滞させてしまう「落とし穴」も存在します。
一見良さそうに見える求人でも、実態を知らないまま入社すると、スキルが身に付かない環境に陥ることがあります。
- 研修制度が長すぎると危険である
- フロントエンドはバックエンドもできる前提
- テスター経験1年以上は長すぎる
- プログラマーといっても千差万別
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
8-1.研修制度が長すぎると危険である
未経験の方にとって「研修制度の充実」は魅力的に聞こえますが、その期間が長すぎる場合は注意が必要です。
例えば、半年以上の長期間の研修は、一見手厚いようですが、実態は実務からかけ離れた座学ばかりであったり、単なる待機期間であったりする場合があります。
プログラマーとしてスキルを磨くには、実務経験を積むことが重要です。研修が長すぎて、なかなか現場に配属されないと、スキルが身に付かないままになってしまいます。
理想的なのは、3ヶ月程度の基礎研修の後、すぐにOJTとしてプロジェクトに参加できる環境です。
そのため、研修期間の長さだけでなく、その「中身」と「研修後のキャリア」を確認してください。
\ご相談から内定まで完全無料!/
8-2.フロントエンドはバックエンドもできる前提
近年、ReactやVue.jsなどを使ったフロントエンド開発の需要が高まっています。しかし、「フロントエンド専門」としてキャリアを築こうとする際には注意点があります。
フロントエンドを担当するには、バックエンドの知識も一定レベルで持っていることを前提とされるケースが多いためです。
例えば、APIの仕組みを理解していなければ、効率的なデータ連携は設計できません。
フロントエンドの技術だけを追求すると、UI/UXのコーディングしか担当できず、キャリアが頭打ちになる恐れがあります。
そのため、「フロントエンド専門」のキャリアを考えるなら、データベースやサーバーサイドの基礎知識は並行して学習したほうが良いです。
8-3.テスター経験1年以上は長すぎる
未経験の方がプログラマーを目指す際、キャリアの入り口としてテスター業務からスタートすることは多いです。品質担保の重要性を学ぶうえで、テスター経験は無駄にはなりませんが、1年以上は長すぎです。
転職市場では「テスター」と「プログラマー」は明確に区別されるため、テスター業務に1年以上従事してしまうと、その後のキャリアチェンジが難しくなります。
テスターとしての経験が長くなるほど、「開発には向いていない」というレッテルを貼られてしまう恐れがあるのです。
そのため、テスターとして入社した場合でも、どのタイミングで開発業務に移れるのか、採用サイトや面接で確認する必要があります。
8-4.プログラマーといっても千差万別
「プログラマー」とひと口にいっても、その業務内容は企業によって異なります。
例えば、Webサービスを自社開発する企業のプログラマーと、顧客先に常駐してシステム開発を行うSIerのプログラマーでは、必要とされるスキルもキャリアパスも違います。
中でも避けたいのは、「プログラマー」という職種名だけで応募し、入社してみたらExcelでのデータ入力や、PCのキッティングばかりだったというケースです。
このケースに陥ると、いつまでもプログラマーとしてのキャリアをスタートすることができません。
そのため、あなたがイメージする「プログラマー」の仕事ができる環境なのか、求人票の「業務内容」を詳しく確認することが重要です。
職種名だけでなく、担当する業務まで確認することで、入社後のミスマッチを防げます。
9.20代のプログラマー転職はユニゾンキャリア
20代でプログラマーへの転職を考えている方はユニゾンキャリアにご相談ください。
こちらをクリック▶【エンジニア転職のプロに無料相談】
9-1.ユニゾンキャリアの転職成功事例①

成功者インタビューより
まずはこれまでのご経歴を教えてください!
まず新卒では、Webメディアを運営している会社に入りました。自分は家電が好きだったので、白物家電チームに配属されて。そこからずっと記事の作成をしてました。
ほぼほぼベンチャーだったので、何でもやる感じでしたね。商品の購入から検証、執筆まで一気通貫で担当していました。
その次に、広告代理店に転職して、ここでは新規の開拓営業をやっていました。テレアポして、商談して、メディアさんと広告主さんをつなげて、広告を掲載するところまで全部担当して。
Webメディアの会社から転職したのは、正直給料が低かったのもあるんですが、それ以外にも、目に見えるスキルが欲しいなと思ったからです。
最初の会社では企業外の交渉経験みたいなものが全くなかったので。それで、営業の中でも一番難易度高そうだなと思ったところにチャレンジしました。
未経験からエンジニアに転職するのって不安じゃありませんでした?
プログラミングの勉強は性に合ってるなと思っていたので、エンジニアに転職すること自体はあまり不安ではありませんでした。AIを使うと勉強がかなりスムーズに進められたので、「あ、これならいけるかな」と。
未経験から転職するから年収は下がってしまうかなとも思ったんですけど、2社経験してお金よりも働き方とか人間関係とかのほうが大事だなと感じたので。年収が下がることもあまり気にしていませんでした。
ただ、2社目の勤務期間が半年だけで短期離職になってしまうので、そこがどう見られるかな、という不安はありましたね。
あと、会社を辞めてから転職活動することにしたので、早く次を決めないといけないなっていう焦りもありました。
最後にユニゾンキャリアはどんな人におすすめか教えてください!
これからIT業界を目指していくぞっていう人には、もう万人におすすめできるかなと思います。
佐瀬さんみたいに支援経験が豊富な方が担当についてくださったのは、すごくありがたくて。
「未経験だったら、エンジニアはこのキャリアしかないです」みたいな感じになるんじゃなくて、本当に自分のキャリアのことを考えたうえで提案してくださってるなっていうのを、すごく節々から感じてました。
転職エージェントを利用すると急かされることもあると思うんですけど、そういったこともなくて。
もう本当に、佐瀬さんのおかげで、安心して転職活動を進められたなって思います。
だから、未経験からエンジニアになりたいけどちょっと不安だな、みたいに思ってる方なら、誰にでもおすすめできるんじゃないかなと思いますね。
\ご相談から内定まで完全無料!/
9-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例②

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけは何ですか?
直近で入った案件が炎上続きで、しかも今後も炎上案件とまでは言わなくても大変な案件ばかり振られそうだったので、これ以上働くのは限界だなと思って転職するしかないなと思いました。
特に、直近で関わった案件は、要件定義で作る予定がなかった機能を追加したり、後輩のフォローをしたりとやることが多く、周りに頼れる人もいなかったので、精神的に辛い状況が続いてて・・・。
だから、働いているときは「まだ経験も浅いのに、こんなにやらなくちゃいけないの?」と思っていました。
しかもこんな大変な案件が一回だけなら良かったんですけど、今後も同じような案件が続きそうだったんです。
勤務先の規模が小さくて、案件を選択できる余地がほぼなく、改善する見込みがありませんでした。
こういう背景があって、もっとエンジニアのことを考えてくれる会社に入りたいと思い、転職を決意しました。
ユニゾンキャリアを利用した結果、どうなりましたか?
ユニゾンキャリアから紹介してもらった会社のうち、5社の面接を受け、4社から内定をもらえました!
すべて自分の条件に合った企業だったので、評価してもらって嬉しかったです!
内定をもらった会社の中でも、体調不良のときの休みやすさやフルフレックスなど、多様な働き方を認めてくれる会社に入ることを決めました。
この先、結婚や出産だったりでライフステージが変わっていくこともあると思うので、そのうえで長く働ける会社だと思ったんです。
ユニゾンキャリアを使ってみてどう思いましたか?
前職の経験を活かせるだけじゃなくて、より働きやすい会社を紹介してもらって、助かりました。
他の転職エージェントでは良い企業を紹介してくれたんですけど、どういった働き方をする会社なのかは説明してくれなくて、自分が入りたいと思える転職先が見つかりませんでした。
そんな中で、佐瀬さんが私の希望に合う求人を紹介してくれて、ありがたかったです。
ユニゾンキャリアでは、あなたの希望と異なる求人に応募させる、転職を急かすといったことは一切ありません。自身のペースで、納得のいく転職ができるように、企業を厳選して紹介します。
ご相談から内定まで「完全無料」で利用できますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。