
最終更新日:2025.09.08
SESが底辺って本当?優良なIT企業に入社する方法とメリットを紹介

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- SESってやばいんじゃないの?
- SES、やめておいた方がいいの?
- 優良なSES会社を見分けるには?
ネットで「SESは底辺だからやめとけ」という噂を耳にして、IT業界への就職や転職に不安を感じていませんか?しかし、すべてのSES企業が「底辺」というわけでは決してありません。
実際には、優良なSES企業でスキルを磨き、活躍しているエンジニアも数多く存在します。それにもかかわらず「底辺」という評判がなくならないのは、残念ながら一部にエンジニアを大切にしない企業が存在するのも事実だからです。
そのため、SESでエンジニアとして活躍するためには、一部のブラック企業と、エンジニアの成長を支える優良企業を見極めることが重要となります。
記事の要約
本記事では、SES企業がインターネットで底辺と言われている理由とメリットや優良なSES企業の見分け方を具体的に解説します。

1.「SESは底辺」は本当?
SES企業が一部インターネットで「底辺」と言われている理由を具体的に解説します。
- 結論:「SES=底辺」は間違い!
- 「SESは底辺」と囁かれる理由
- SESに入社すると転職できないといううわさもある
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1-1.結論: 「SES=底辺」は間違い!
結論からいうと、SESが底辺という認識は間違いです。
インターネットの記事やSNSなどで、SESは底辺だからやめとけと言われるケースが多いですが、実際のところSESだから底辺と結論付けてはいけません。
例えば、優良なSES企業の場合は、社員ファーストで良好な職場環境に取り組んでたり、年収も比較的高く、元請け企業から仕事を受けることもできるため、キャリアアップの機会も多いです。
しかし、中には労働環境が悪く、エンジニアのキャリアを全く考慮しない企業も存在するため、「底辺」という評判が立ってしまっているのです。
そのため、SESが底辺であるかどうかは、働く企業(雇用元)によることを認識しておいてください。
1-2.「SESは底辺」と囁かれる理由
SESが底辺といわれる理由は、次のとおりです。
「SESが底辺」といわれる理由
- SES企業によってはITとは全く関係のない仕事をさせられる
- 多重請負構造が苦痛
- 給与が自社開発やSIerのエンジニアと比較して低い
- 教育が充実しておらずスキルを伸ばしづらい
- 一定数ブラック企業もある
●SES企業によってはITとはまったく関係のない仕事をさせられる
一部のSES企業では、エンジニアの仕事がしたくてSESに入社したにもかかわらず、ITと無縁の仕事をさせられるリスクがあります。たとえば、次のような仕事をさせられるケースが考えられます。
ITとまったく関係ない仕事の例
- 家電量販店
- 営業
- コールセンター
ITのスキルを高めたいのにもかかわらず、関係のない仕事をさせられると、時間の無駄と感じてしまいますよね。
貴重な時間が失われるだけでなく、本来身に付けたかったITスキルも習得できず、キャリアプランに深刻な悪影響を及ぼしかねません。
ITとまったく関係のない仕事をさせられる恐れがあるため、SESは底辺といわれてしまうのです。
●多重請負構造が苦痛
SESでは、多重請け負い構造をもとにプロジェクトが成り立っています。

多重請負構造のなかでも、下請けに位置する企業は、大変な仕事の割には給料が少ないという現状があります。
そのため、一部の人の中では「SESは底辺」と言われています。
●給与が自社開発・SIerのエンジニアと比較して低い
給与が自社開発やSIerのエンジニアと比較して低い点も底辺といわれる理由です。
SESの場合は、高年収が難しい傾向にありますが、SIerや自社開発で働くエンジニアの場合は、年収600万以上も目指せます。(プロジェクトマネージャーであれば1000万円も可能に)
ただ、SIerと自社開発の平均年収を具体的にデータとして出ているわけではありません。ですが、多重下請け構造の観点で見るとSIerは一次請けに位置し、自社開発企業はエンド企業に位置します。

一方、SES企業は3次請けや4次請けに位置することも多く、エンド企業(自社開発)に近ければ近いほど、年収がアップする傾向になるため、SES企業はSIerや自社開発企業に比べて、年収が低いということになります。
●教育が充実しておらずスキルを伸ばしづらい
一部の優良企業を除くと、SES企業は社員が成長するための教育体制が整備されていないケースが多いです。とくに新入社員の場合、教育体制が整っていなければ、市場価値の高いスキルを伸ばしにくくなります。
実践的なスキルは客先常駐の現場任せになりがちで、会社として体系的な教育機会を提供することはほとんどありません。
SES企業で働く場合は、自己学習によるスキルアップが必要となる場面が多いため、底辺といわれることがあります。
●一定数ブラック企業もある
SESに限った話ではありませんが、一定数ブラック企業もあります。
ブラックSES企業では、ITが未経験にもかかわらず、過去にJavaの開発経験が3年あるなどと経歴を詐称し、案件にアサインされる場合もあります。
右も左もわからない状態で案件に参画させられると、大きなストレスを感じやすいため、SESに対して悪いイメージを抱いている方も多いです。
実際、当社にも経歴詐称をさせる企業に入社してしまい、辛い思いをしたという方からの相談が多く寄せられます。
スキルがないこと自体は本人の責任ではないため、このようにエンジニアを使い潰し、心身を壊しかねない企業は決して選ばないようにしてください。
1-3.SESに入社すると転職できないという噂もある
SESに入社すると転職できないという噂もありますが、実際のところはキャリアを1〜2年積めば転職可能です。
エンジニアとしての経験が積めれば、SIerや社内SEなどにキャリアアップすることができます。
実際、SES企業で働いている方で「スキルがあまりないから転職できない」等の悩みは多いです。ですが、ヘルプデスクやIT業界の経験が少しでもあれば、転職し年収をアップさせることは可能です。
あなたの経歴でどのような企業を目指せるのか、少しでも興味があれば、ぜひ一度ユニゾンキャリアの無料相談をご利用ください。
2.SESが底辺ではない!SESのメリットとは
優良なSES企業は底辺ではなく、働くことで次のようなメリットがあります。
- さまざまなスキルを習得できる
- 人脈を広げることができる
- さまざまな企業のシステムを学べる
- 優良なSES企業であればスキルが身に付く
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2-1. 様々なスキルを習得できる
SESは、案件が常に変動する働き方であるため、さまざまなスキルが身に付きます。案件により必要なスキルは異なり、スキルアップの機会が非常に多いです。SESとして働く中で、以下のようなスキルが身に付きます。
SESで身に付けられるスキルの例
- プログラミングスキル
- クラウドサービス
- 開発手法
- ビジネススキル
- 設計スキル
- テストスキル
システムの開発等は業界によっても開発手法が様々あるため、SESのエンジニアであれば幅広いスキルを身に付けることができます。なお、自社開発の場合は開発手法は大体決まっており、狭い技術領域を極めていくことになります。
また、技術スキル以外にもクライアント先に常駐して働くため、コミュニケーション能力などのビジネススキルも習得可能です。
多くのスキルを身に付けることで、市場価値の高い人材と評価されるため、転職を有利に進められるようになります。

2-2. 人脈を広げることができる
SESは、社内に常駐するSEと異なり、さまざまな案件先で多くのエンジニアとの交流の機会があります。人脈が広がれば、情報収集をすることができ、第三者の意見を聞くことでキャリアを高めることができます。
例えば、自分が知らない技術に詳しい人から最新のトレンドを教えてもらったり、他社の働き方や待遇についてリアルな情報を得られたりします。
エンジニアから得られるリアルな情報に触れることで、自身の市場価値を客観的に把握し、次のキャリアステップを描くきっかけにもなります。
また、案件を紹介してもらえたり、エンジニアチームを組んだりできるため、人脈を広げられる点はSESとして働く大きなメリットです。

2-3. 様々な企業のシステムを学べる
多くの案件に参画するSESは、さまざまな企業のシステムに携わることができます。例えば、次のような業界のシステムに携われます。
SESが関われる業界例
- 金融機関
- 外資系
- 自動車メーカー
- 官公庁
- 通信
また、就職や転職が難しいソフトバンクや楽天などの大企業で働くことも可能です。
多くの知見を得たエンジニアは評価されやすく、キャリアアップで転職をする際にも非常に役立ちます。そのため、さまざまな企業の文化やシステムに携わりたいと考えている方は、SESがおすすめです。

2-4. 優良なSES企業であればスキルが身につく
優良なSES企業で働くと、幅広いスキルや上流工程などを経験できる可能性もあります。優良なSES企業の特徴は、次のとおりです。
- 上流工程の案件が多い
- 評価制度やキャリアパスが明確
- 研修や教育体制が整備されている
- 社員の定着率が高い
- スキルを高めれれば、案件を柔軟に選択できる
- 幅広い年齢のエンジニアが活躍している
優良なSES企業であれば、研修や教育の体制を適切に整えているほか、評価制度やキャリアパスが明確な場合が多いです。案件を柔軟に選択できるSES企業も存在しており、自身が希望するスキルが身に付きやすい点も魅力といえます。
SES企業でのキャリア形成を考える場合は、優良なSES企業への転職をおすすめします。
しかし、反対に優良なSES企業の見分け方がわからないという意見が多く当社に寄せられているのも事実です。早期にキャリアを高めていくためには、優良なSES企業を見分ける必要があります。
当社では、優良SESの求人を多数保有しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
3.SES底辺企業(ブラック企業)の特徴
SES企業で働く場合は、底辺と呼ばれるブラック企業を避ける必要があります。SES底辺企業(ブラック企業)の特徴は、次のとおりです。
- 研修が充実していない
- 元請けから離れた案件が多い
- 評価基準があいまいである
- ITとは関係のない業務の仕事をさせる
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3-1. 研修が充実していない
SES底辺企業(ブラック企業)の特徴として、研修が充実していないことが挙げられます。優良企業であれば、IT未経験の方や新人が成長するためのオンライン講座や勉強会など、研修制度が確立されています。
しかし、SES底辺企業(ブラック企業)の場合は、研修制度がなく新人がいきなり案件に参画させられる可能性があります。
研修がなければ、必要な知識やスキルが身に付かないため、案件に参画した際に困ることが多いです。

3-2. 元請けから離れた案件が多い
SES底辺企業(ブラック企業)は、多重請け負い構造のなかでも、元請けから離れた案件が多い特徴があります。多重請け負い構造では、下の階層になるほど、給料が低くなったり、仕事内容が限られたりしています。

そのため給料が低くなるほか、自身が取り組みたい仕事ができずに、スキルが身に付かない恐れがあります。SESで働く場合は、応募する企業が多重請け負い構造のなかで、元請け企業に近いか確認するとよいです。
3-3. 評価基準が曖昧である
評価基準があいまいである点は、SES底辺企業(ブラック企業)の特徴のひとつです。
人事評価の基準があいまいな場合、社員が正当な評価が受けられず、企業に貢献したい気持ちである目的意識や、モチベーションの低下につながります。
SESで働く場合は、次の質問をし、明確な回答が得られない場合は避けた方がよいです。
ブラック企業か見極める質問
- 昇給や賞与を決める基準
- 評価面談の方法
- 昇進の条件
モチベーションが下がった状態で仕事を続けてしまい、キャリアアップの機会を失うことがないように、人事評価の基準が明確な企業で働くことが重要になります。

3-4.ITとは関係のない業務をさせる
SES企業の中にITとはまったくかけ離れた業務をさせる企業があります。以下のような業務をさせる企業は危険です。
ITと関係のない業務の例
- 家電量販店
- 携帯販売ショップ
- コールセンター
- 施工管理
上記の仕事のようにITとは全く関係のない仕事をさせ、利益を得ようとするSES企業は多く存在します。
このようなSES企業に入社しないためにはどうすればいいと悩む方も多くいらっしゃいます。SES底辺企業(ブラック企業)への入社を避けるため、当社にご相談ください。
4.底辺ではないSES企業(ホワイト企業)の特徴5選
底辺から脱却するためには、次のSES企業(ホワイト企業)の特徴を理解する必要があります。
- SES以外の事業も展開している
- 福利厚生が充実している
- 社員の年齢層が広い
- 元請けや二次請けの案件が多い
- 口コミの評価が高い
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4-1. SES以外の事業も展開している
SES以外の事業も展開しているSES企業は、ホワイト企業である可能性が高いです。
自社開発や受託開発など、ホワイト企業はさまざまな事業を取り入れている場合が多いです。
多くの事業がある企業では、SES以外のキャリアパスが描けるうえ、エンジニアひとりひとりが希望する働き方が実現できます。
自身に適したキャリアパスや働き方ができる企業は、将来性も見込まれるため、ぜひ入社したい企業の特徴になります。

4-2. 福利厚生が充実している
ホワイトなSES企業は、福利厚生が充実している場合が多いです。
雇用保険や健康保険などの法定福利厚生に加えて、次のような福利厚生が提供されている場合はホワイト企業の可能性が高いです。
- 残業手当100%支給
- 育児、介護支援
- 財形形成
- 研修、教育制度、自己啓発
- 慶弔、災害手当
- 健康、医療制度
福利厚生は、社員が快適に働くために重要なので、法定福利厚生以外に企業独自の福利厚生を導入している企業を選ぶようにしてください。
目先の給与だけでなく、福利厚生を含めた待遇で判断することが、長く安心して働ける優良企業選びのカギとなります。
4-3. 社員の年齢層が広い
ホワイトなSES企業は、在職する社員の年齢層の幅が広い傾向にあります。
例えば、設立から15年経過している企業であれば、平均年齢27歳より、平均年齢34歳の企業の方がホワイト企業の可能性が高いです。
なぜなら、平均年齢が高いということは、社員の勤続年数が長い裏付けとなり、働きやすい環境だからこそ離職率が低くなっていると判断できるからです。
逆に、20代のみの比較的年齢層が若い企業では、離職率が高い可能性があるほか、30代〜40代のベテラン社員がいないため、若手がスキルアップしにくい場合があります。
そのため、幅広い年齢層が定着している企業は、ホワイト企業であると結論付けられます。仮に、30代〜40代のエンジニアが50%程度在職していれば、優良企業の可能性が高いため、参考にしてみてください。

4-4. 元請け・二次請けの案件が多い
ホワイトなSES企業は、元請け・二次請けの案件が多いです。
四次請けや五次請けなど、多重請け負い構造のSES業界では、下の階層になるほど、給料が低く、案件の自由度が低くなります。
実際、リクナビNEXTの調査によると、客先常駐の給与格差が30代前半では元請けと三次請けでは、138万円あると報告されています。

一方元請けや二次請けの案件が多い企業は、給与が比較的高いほか、システム開発の上流工程に携われるなど、良好な経験を積める可能性が高いです。
そのため、スキルアップのできるSES企業にいきたいのであれば、元請けや二次請けの案件が多い企業をへ行くことをおすすめします。

4-5. 口コミの評価が高い
ホワイトなSES企業を探すためには、企業の口コミについて確認してください。
口コミサイトで企業の悪評が少ない場合は、実際に勤務しているエンジニアからの評価が高く、ホワイト企業の可能性が高いといえます。
また、社風の実態が確認できるため、自身が企業で働くイメージがしやすくなる点も口コミを確認するメリットです。企業の口コミを探すためには、次のようなサイトがおすすめになります。
口コミサイト
- OpenWork
- 転職会議
真実と相違していることはありますので、口コミサイトはすべての意見を鵜呑みにはせず、参考程度に考えるようにするのがおすすめです。
ユニゾンキャリアは、IT業界に精通したアドバイザーが、SES企業と密に連携を取っており、企業風土や実際の働き方を把握したうえで、ホワイトなSES企業の求人を紹介しております。
5.底辺なSES企業に入社しないため方法
底辺SES企業に入社しないためには、次の方法がおすすめです。
- 自社開発企業に転職、就職する
- 社内SEの企業に入社する
- SIerに転職する
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5-1.自社開発企業に転職・就職する
底辺SES企業に入社しないためには、自社開発企業に転職・就職がおすすめです。
自社開発企業とは、クライアントが存在せず、自社でサービスやシステムの開発をおこない、運営する企業のことを指します。
SES企業のように、クライアント先で常駐して働いたり、人材の入れ替わりが少ないため、同じ環境で長く働き続けられる点が大きな特徴です。優良なSES企業と比べて、自社開発企業のメリットは以下となります。
- 同じ環境で働くことができる
- 企画にも携われる
- 上流工程の仕事を経験しやすい
- マネジメント・管理の仕事ができる
優良なSES企業に比べて、自社開発企業もメリットが多いですが、同じ環境で固定になる、技術の幅が狭くなるなどのデメリットもあります。
そのため、自分が目指している方向性をしっかり決めて、SES企業か自社開発企業に進むか決めるようにしてください。
5-2.社内SEの企業に入社する
自社開発とは異なり、社内SEは所属する企業や部署が抱える課題をITで解決する職種になります。
システム開発では、社内のシステムを構築するために企画段階からテスト、運用・保守と上流工程から下流工程まで幅広くスキルを身につけることが可能です。
優良なSES企業と比べて、社内SEのメリットは以下となります。
- 同じ環境で働くことができる
- システム導入のスキルが身に付く
- 企業によっては上流工程に携われる
- セキュリティを意識した構築スキルが身に付く
- 企画やITの戦略から携われる
企画段階から携われるため、企業の経営戦略に取り組める点も社内SEの特徴です。
SES企業と比べてメリットも多いですが、デメリットもあります。社内SEは入社する企業によって技術的な部分に携わることができず、問い合わせやヘルプデスクのような仕事もあります。
社内SEは、上流工程に携われるという魅力がある一方で、キャリアが停滞するリスクも併せ持つため、入社後のミスマッチを防ぐには事前の企業研究が欠かせません。
5-3.SIerに転職する
SIerは、システム開発や運用にかかわる業務を請け負う企業です。システムを開発したいと考えている他社からの依頼を受け、希望の要件を実現するシステム開発が主な業務内容になります。
優良なSES企業と比べて、SIerのメリットは以下となります。
SIerのメリット
・基本的には上流工程がメイン
・SESと比べて年収が高い
・企業によってはITのスキルだけでなくコンサルのスキルも身に付く
Slerの企業は、プロジェクトの元請けとして上流工程に携わる機会が多く、給料や職場環境が良好なケースが多いです。また、クライアント企業へのコンサルティングのように、IT以外のビジネス必要なスキルが身につく点もメリットといえます。
メリットが多いSIerですが、優良なSES企業と比べてデメリットもあります。
SIerのデメリット
- 責任の負担が大きくなる
- 残業が多くなる
- 必要となるスキルが高い
納期が必ずあるため、納期までにシステムを納品する必要があるため、SESに比べて責任の負担が大きくなります。
このように、SIerは、大きな裁量権と高い報酬が期待できる一方で、それに見合うだけの高いスキルと責任が必要な職種です。
5-4. 優良なSES企業を見分ける
優良なSES企業を見分ける場合は、以下を意識して転職・就職活動を行ってください。
優良なSES企業を見分けるポイント
- 研修、教育制度がしっかりしている
- 評価制度が明確
- 幅広い年代が活躍している
- 仕事内容がある程度明確
優良なSES企業に入社することができれば、しっかりとしてキャリアを歩んでいくことが可能なので、上記の項目は抑えておいてください。
特に、未経験からの就職やキャリアチェンジを目指す場合は、入社後の成長をサポートしてくれる教育制度の有無が極めて重要になります。
目先の案件や給与だけで判断するのではなく、こうした「社員の成長を支える仕組み」が整っているかで、その企業が本当に優良であるかを見極めることができます。
6.まとめ:「SES=底辺」は嘘!優良なIT企業に入社しよう
「SESは底辺」とインターネット上で見かけることがありますが、まったくそんなことはありません。
確かに、SES企業の中には、ITとは関係のない業務をさせられたり、給与が低かったりする、いわゆる「ブラック企業」も一部存在します。そういった企業で働いた経験から「SESは底辺」というイメージが広まってしまったのが実情です。
しかし、SESという働き方自体が悪いのではなく、問題があるのはあくまで一部の企業です。実際には、優良なSES企業は数多く存在し、そうした企業で働くことには大きなメリットがあります。
エンジニアにとって最も大切なのは、多様な現場で通用するスキルを身につけることです。
優良なSES企業は、元請けや二次請けといった上流工程の案件を多く抱えており、福利厚生や教育制度も充実しています。そのため、様々なプロジェクトに参加しながら、実践的なスキルを効率的に高めることができるのです。
幅広い経験を積むことで、市場価値の高いエンジニアへと成長し、将来的に自社開発企業や大手SIerへ転職することも十分に可能です。
つまり、大切なのは「SESだから」と一括りにするのではなく、優良な企業かどうかを見極めることです。
もし、あなたが企業選びに不安を感じていたり、自分のキャリアパスに悩んでいたりするのであれば、ぜひ一度、ユニゾンキャリアまでご相談ください。
7.SES企業の転職はユニゾンキャリア
SES企業への転職を考えている方は、ぜひ一度ユニゾンキャリアへご相談ください。
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7-1.ユニゾンキャリアの転職成功事例①

成功者インタビューより
ー転職活動時に不安だったことはありますか?
不安なことだらけでした。まずIT業界が幅広すぎて全くわかりませんでした。面接も知識がないため何を話せばいいのか分からなかったですし「今までの仕事の経験を活かせるのか?」「自分をどう売り出そうか…」など転職活動していた時は色々悩んでいましたね。あと、スキルを身に付けられる企業に入社できるかも不安でした。
ー不安だった部分はどのように拭いましたか?
ユニゾンキャリアさんに相談してから不安だった部分はほとんど解消されて、転職活動もかなり楽になりました。業界理解や仕事の理解を知ることで、自分でもやっていけそうと感じることができました。
ーユニゾンキャリアを利用してどう思いましたか?
自分が無知だったので、本当にめちゃくちゃ助かりました(笑)わからないことがあればすぐに相談できましたし、開発エンジニアとインフラエンジニアの違いや、キャリアプランの説明も丁寧にしていただいて、転職活動中にかなりの知識が付きました。また、無料のスクールも利用させていただき、資格取得できるところまでサポートしていただけたのも本当によかったです。正直、お金取った方がいいんじゃないかなって思いました(笑)
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7-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例②

成功者インタビューより
ー転職で叶えたかったことはなんですか?
実は、年収を上げたい以外に特に無くて…。やりたい業務もまだ全然定まっていないですし、働き方も絶対こういうのが良い!というのは無いんですよね。前職で色々エンジニアの人と知り合ったことで、エンジニアって思っていたより色んなキャリアの選択肢があることに気付いたので、これから決めていけたらいいなと思ってます!
ー選考を進めるうえで役に立った業務経験やスキルはありますか?
ネットワークの資格CCNAとサーバの資格LPICを取得したことはやっぱり評価されましたね。不器用ながら勉強した証なので。資格を勉強したときの知識も割と残っていて、そのおかげで自分が携わっていた案件の説明もスラスラできました。あと、小規模ではあるんですがリーダー経験があるので、そこも評価されました。ただ、マネジメント経験が大きく評価された訳ではなくて、業務理解度が高いからリーダーに任命された、ということを話したらそれが評価に繋がったみたいです。自分の携わっている案件や業務の内容を理解していることが、なによりも重要視されるんだなと思いました。キャリアアドバイザーの酒井さんにも業務のアウトプットは重要だと言われて、実際にその通りでした。
ー転職にかかった期間はどれくらいですか
ほんとに一瞬で終わりましたね。選考に進んで面接を受けたりしたのが5日間くらいです。選考に入る前の週に、転職相談や面接対策などをしてもらって、翌週から早速面接みたいな感じでした。なので、全部をあわせても2週間もかかってないですね。ぶっちゃけこんなに早く決まるとは思っていなかったです。でも、なるべく早く転職活動を終わらせたかったので良かったです!インタビュー中の博多屋さん
ユニゾンキャリアは求人を紹介するだけではなく、丁寧にヒアリングをしたうえでキャリアプランの構築や必要なスキルのアドバイスなども行っています。
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