
最終更新日:2025.07.07
独学でWebエンジニアになる方法3選!未経験からの転職ロードマップを解説

IT業界を本音で語る「ユニゾンキャリア編集部」の真心です。
本記事のトピックスはこちら!
- 独学でWebエンジニアになれるの?
- Webエンジニアになるには何を学んだら良い?
- 独学するとなると勉強時間はどのぐらい?
Webエンジニアを目指すうえで、「独学で目指すか?スクールに通うか?」というのは、まず多くの方が考える課題です。
独学でプログラミングスキルを習得できれば、プログラミングスクールよりも費用を抑えられてお得ではあるものの、「本当に独学でWebエンジニアになれるのか?」と不安になりますよね。
実際に、学習の全体像や正しい手順が分からないまま挑戦し、途中で挫折してしまう方が多いのも事実です。
しかし、結論から言えば、正しい学習ロードマップに沿って進めることで、独学でもWebエンジニアになることは十分に可能です。
記事の要約
本記事では「Webエンジニアへの転職を考えている方」を対象に、独学でWebエンジニアになれるのか、自力でプログラミングを習得するためのロードマップについて、解説します。

1.独学でWebエンジニアになれる理由
Webエンジニアへの転職は、プログラミングスキルがあれば未経験でも可能です。ポートフォリオや学習サイトのスキル判定を通じて、スキルを証明できるからです。
プログラミングスキルは独学で習得でき、ポートフォリオ作成や資格取得でスキルを証明できます。かかる時間の目安は、以下のとおりです。
- ポートフォリオ作成:1,000時間程度
- 資格取得:200時間程度
資格勉強には、ドットインストールなどの学習サイトや参考書、問題集がおすすめです。
ポートフォリオを作成するにはHTML/CSSやJavaScriptを学んだのち、Webサイトやアプリケーションを作成しながら学習を進めます。
未経験からの転職難易度は高いですが、実務に役立つレベルのプログラミングスキルがあれば、内定を獲得可能です。
資格取得などでスキルを身に付けた後、転職する際にどのようにアピールすればよいか分からないという方は、ぜひIT特化のエージェントであるユニゾンキャリアまでご相談ください。
2.独学でWebエンジニアになる方法3選
独学でWebエンジニアになるための方法は、以下の3つです。
- ポートフォリオで技術力を証明
- paizaスキルチェックCランク以上
- 企業から評価の高い資格を取得
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2-1.ポートフォリオで技術力を証明
簡単なポートフォリオではなく、技術力を示すものを作成することが大切です。以下のような工夫を加えると、技術面での強みを具体的に伝えられます。
- 複数の言語やフレームワークを使用する
- GitHubにソースコードを公開する
- デプロイして、実際に動作を確認できる形にする
- 技術選定の理由や、複数の技術をどう組み合わせたかを明記する
- アルゴリズムや非同期処理を取り入れる
コードや機能だけでなく、設計の考え方や書き方の丁寧さがチェックされるポイントです。技術力を証明できるポートフォリオがあると、未経験の方でもエンジニア転職に近づきます。
2-2.paizaスキルチェックCランク以上
paizaのスキルチェックは、プログラミングスキルを客観的に示すものとして企業が活用しています。
多くの企業が選考の参考にしており、Cランクはコードを書けるスキルがあると判断されるレベルです。Cランクを目指すために取り組むポイントは、次のとおりです。
- Javaの基本構文を理解する
- 条件分岐やループなど、基礎的な処理を使いこなす
- 問題の意図を読み取り、必要な実装に落とし込む
Cランク獲得までの過程でJavaのスキルを習得できるので、Webエンジニアを目指すならCランクを最低ラインに設定するのがおすすめです。

2-3.企業から評価の高い資格を取得
基本情報技術者試験とJava Silverは、企業が選考で評価する資格です。どちらもプログラミングの基礎からシステム開発の基礎知識まで学べる内容です。
未経験からエンジニアを目指す方が取得すると、選考でアピールしやすくなります。資格の取得によって得られるメリットは、次のとおりです。
- プログラミングの基礎知識が身に付く
- システム開発で必要なスキルが身に付く
特にJava Silverは、Javaを扱う企業が多いことから評価されやすい資格です。独学でも取得可能なので、学習意欲を示したい方には有効な選択肢です。

3.独学でプログラミングを習得する完全ロードマップ
独学でプログラミングを習得するロードマップは、以下のとおりです。
- どんなWebエンジニアになるか決める
- 未経験からの転職で必要な武器を決める
- プログラミングの基礎知識を身に付ける
- 複数の言語を習得して技術力を高める
- 模写でWebサイトやWebアプリを作成
- 武器ができたら求人応募で成果を確認
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3-1.どんなWebエンジニアになるか決める
エンジニアと一口に言っても種類は様々です。仕事内容や使う言語も異なるため、まず目指す方向を決めておくと学習を進めやすくなります。
Webエンジニアには、主に以下の2つがあります。
Webエンジニアの種類 | 業務内容 |
---|---|
フロントエンド | HTML、CSS、JavaScriptなどを使い、ユーザーが触れる画面を作る |
バックエンド | Java、Python、PHPなどを使い、サーバー側の処理やデータ管理を行う |
自分がどんな開発に興味があるかを明確にすることで、習得が必要な言語やスキルが絞られるため方向性が定まります。

3-2.未経験からの転職で必要な武器を決める
未経験からエンジニアへの転職には、次の3つが役立ちます。
- 資格取得
- paizaスキルチェックでCランク以上を取得
- ポートフォリオ作成
この中でも、資格取得は時間がかかりにくいです。第二新卒であればポテンシャルも重視されるので、早めに転職するのがおすすめです。
20代後半からは転職の難易度が上がるので、以下のような実績があると選考を有利に進められます。
- ポートフォリオで成果を見せる
- paizaでCランク以上を獲得し、技術を示す
自分に必要な武器が分からない場合は、転職支援サービスを使って確認するのも手段のひとつです。
ユニゾンキャリアでは、ITエンジニア専門の転職支援サービスを行っています。未経験からの転職を希望の方も、まずはお気軽にキャリアのお悩みをお聞かせいただけませんか?
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3-3.プログラミングの基礎知識を身に付ける
プログラミングを学ぶ際は、フロントエンドとバックエンドに分けて学ぶ必要があります。それぞれ以下のような言語を学ぶことになります。
- フロントエンド:HTML/CSS、JavaScript
- バックエンド:Java、Python
プログラミングは最初から完璧を求めると挫折しやすいため、まずはコードを書くことに慣れることが重要です。
以下のような方法でも、プログラミングの基礎知識を学べます。
- 基本情報技術者試験やJava Silverの資格取得に向けた学習
- Udemyやドットインストールなどの動画学習サービス
すべての内容を一度に理解するのは難しいので、何度も見直すことを前提に学習を進めます。
特に1周目は、専門用語が理解できなくても気にせず視聴を続けるのがコツです。2周目以降で理解を深め、手を動かすことで知識が定着します。
プログラミングの学習では、いきなり完璧に理解する必要はありません。動画学習などを活用しながら、繰り返して手を動かして知識を定着させることが重要です。

3-4.複数の言語を習得して技術力を高める
ポートフォリオを作成するには、複数の言語を扱える必要があります。
Webサイトやアプリケーションは、ユーザーの目に触れる「フロントエンド」と、裏側でデータを処理する「バックエンド」といった、異なる役割を持つ技術を組み合わせて開発されるからです。
目指す職種によって習得する必要のある言語が違います。例えば、以下のような言語の組み合わせがおすすめです。
- フロントエンド:HTML/CSS+JavaScript
- バックエンド:Java+SQL
加えて、以下の知識もあると企業からの評価が高くなります。
- API開発
- データベース構築
- AWSなどのクラウドに関する基礎知識
これらは現代のWeb開発において必須ともいえる需要の高いスキルであり、「サービスを安定して動かす仕組み」まで理解していることを証明できます。
このように、未経験からWebエンジニアになるためには、ひとつの技術に絞りすぎず、幅広い種類の技術を身に付けることが大切です。
3-5.模写でWebサイトやWebアプリを作成
知識をインプットしたら、アウトプットに移行しますが、アウトプットの方法として最も効果的なのが模写です。模写をすることで、プログラミングの基礎知識を定着させることができます。
- プログラミングの基礎知識の定着
- 他の方が書いたコードを読む力
- 自分の理解度の確認
既存のWebサイトやWebアプリを真似してコーディングすることで、他人のコードを読む力が身に付き、プログラミングの習熟度を確認できます。
例えば、以下のような題材が模写に向いています。
- 静的なコーポレートサイト
- 会員登録制のSNS
- 予約サイトなど、動的な動きがあるサービス
模写を重ねることで、コードの読み書き速度が上がり、自然とバグ修正力も身に付きます。徐々に難易度を上げて、ポートフォリオに必要なスキルを身に付けることが重要です。

3-6.武器ができたら求人応募で成果を確認
ポートフォリオ、資格、スキルチェックなどの準備ができたら、いよいよ求人応募に進みますが、未経験からの応募は失敗を恐れないことが重要です。
最初は書類通過しなくて当然という気持ちで、期待を上げすぎないようにしてください。応募の結果から改善点を見つけ、ポートフォリオのブラッシュアップや、ほかの資格取得にも取り組みます。
最初は書類選考が通らなくても、プログラミングスキルを学んでポートフォリオのクオリティを上げていけば、いずれ内定を獲得できます。

4.独学でWebエンジニアになるのに役立つ資格
独学でWebエンジニアへの転職を目指すのに役立つ資格を紹介します。
- ITパスポート
- 基本情報技術者試験
- Java Silver
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4-1.ITパスポート
ITパスポートは、ネットワーク、セキュリティ、開発プロセスなどITの基礎知識が身に付く資格です。
情報処理技術者試験の中で最も難易度が低い資格で、未経験の方の勉強時間の目安は100時間程度です。
この資格は、非エンジニアも対象で、プログラミングを扱う内容は含まれていません。ITを活用する全ての社会人や学生資格です。
資格保有によって多少評価されるものの、内定をもらえるほどの資格ではない点には注意が必要です。
4-2.基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、Webエンジニアを目指す方の登竜門的な位置付けの資格です。
ITパスポートよりも技術的な内容が含まれるため、よりWebエンジニアに必要なスキルが身に付きます。基本情報技術者試験に合格できる能力がないと、研修でプログラミングスキルの習得は厳しいです。
システム開発に関する基礎知識が学べるため、業務に必要な知識の習得が早くなります。Webエンジニアを目指す求職者にとって、評価される最低ラインの資格です。
4-3.Java Silver
Java Silverは、Oracle社が提供するJavaについて学べる資格で、プログラミングに関する基礎知識が問われます。
実装経験がある方と近いレベルの理解度が必要となるため、未経験の方には難易度が高い内容です。
この資格を取得できると、次のようなメリットがあります。
- 転職活動でのアピール材料になる
- 研修を短縮できる可能性がある
- 早い段階で現場に出て経験を積みやすくなる
企業も早く現場に出られるスキルを持つ人材を歓迎するため、選考が有利になります。
5.独学でWebエンジニアになるのに限界を感じた場合の対処法
独学でのプログラミング習得に限界を感じた場合は、以下の対処法をとることが重要です。
- プログラミングスクールを利用する
- プログラミング学習より資格取得が簡単
- 転職エージェントに最低限必要なスキルを聞く
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5-1.プログラミングスクールを利用する
独学でのプログラミング学習に限界を感じたら、プログラミングスクールを活用するのも有効な選択肢です。
プロからサポートを受けることで、独学で理解できなかった点や疑問を解消できます。
ただし、スクールを選ぶときには以下のような点に注意してください。
- 転職活動で通用するポートフォリオを制作できるかを確認する
- 転職市場の動向を理解しているスクールかどうか確認する
簡単なポートフォリオでは十分なスキルを証明できず、転職で役立たないためです。スクールはあくまで手段のひとつなので、必要なスキルが身に付けられるかどうかで判断してください。
5-2.プログラミング学習より資格取得が簡単
プログラミングスキルを習得するよりも、先に資格を取得したほうが早くWebエンジニアになれます。
というのもポートフォリオ作成は1000時間近くかかり、paizaランクCは個人の学習能力によって、学習時間が変わるためです。
一方で、資格には以下のような特徴があります。
- 学習範囲が決まっている
- 問題集が充実している
- 取り組む順序が明確で、学習を進めやすい
資格は学習範囲が明確に決まっており、問題集もあるので、効率的に学習を進められます。
Java Silverと基本情報技術者試験は、未経験でも200時間程度の学習で合格できるとされています。まずは資格取得に取り組み、スキルを身に付けてからポートフォリオの作成に進むのもおすすめです。
プログラミングの学習に壁を感じたら、資格の取得から目指すようにしてください。

5-3.転職エージェントに最低限必要なスキルを聞く
転職エージェントに相談すると、自分の市場評価を知ることができます。
転職に必要なものは、求職者の学歴や職歴、年齢によって変わります。自分には何が必要かを転職エージェントに確認しておくことで、次に取るべき行動を明確にすることが大切です。
例えば、25歳で短期離職もなく、大企業に勤務している高学歴出身の方の場合は、資格の学習が途中でも内定を獲得できることもあります。
一方、20代後半になると転職の難易度が上がるため、早めの行動が重要です。
だからこそ、あなたの状況に応じて「今、何をすべきか」を的確に判断してくれる、専門家のサポートが重要になるのです。
当社はIT業界に精通したアドバイザーが多数在籍しておりますので、Webエンジニアを目指すあなたに今何が必要なのか具体的にお答えできます。
Webエンジニアを目指すうえで、自分が取るべき行動を明確にしたい方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
6.Webエンジニアの転職はユニゾンキャリア
Webエンジニアへの転職を考えているけど、転職活動の進め方がわからないという方は、ユニゾンキャリアをご利用ください。
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6-1.ユニゾンキャリアのサービス特徴
ここまで本記事を読んでいただき、ありがとうございます。
Webエンジニアは、独学でも十分目指せる職業です。ポートフォリオや資格によって、プログラミングスキルを証明できれば、未経験からでもキャリアチェンジを狙えます。
ただ、未経験からの転職では、スキル以上に学習意欲が重視されるのも事実です。
今は業務でプログラミングができるレベルではなくても、「Java Silverを勉強中」など、自ら学習を進めている姿勢をしっかりアピールできれば、Webエンジニアへの道は開けるのです。
つまり、未経験の方がWebエンジニアになるためには、「学習意欲がある人材として、どうアピールするか?」という点が重要になります。
企業に学習意欲をアピールするためには、しっかり伝わる職務経歴書の作成や面接対策が欠かせません。これらをひとりで進めるのが不安な方は、ぜひユニゾンキャリアまでご相談ください。
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6-2.ユニゾンキャリアの転職成功事例

成功者インタビューより
転職しようと思ったきっかけを教えて下さい!
僕は少し特殊で、大学を半年ほど留年してしまったので、新卒の枠がなかったんですよね。
卒業後はたまたま見つけた某大手企業の子会社に契約社員として入ったんですが、そこであまりうまくいかなくて…精神的にしんどくなってしまったのが転職を決めた理由です。
というのも、面接でITエンジニアの仕事ができますよと言われて採用されたはずなのに、実際に業務が始まると事務作業しかさせてもらえなかったんです。
一向にエンジニアの仕事をさせてもらえなくて騙された気持ちになりましたし、そもそも自分のやりたい仕事じゃないことをやり続けるのはとても苦痛で…時間が過ぎるのが遅く感じてきつかったです。
それでも、いつかエンジニアの業務ができるかも…と思って頑張っていたんですが、僕のOJT担当だった先輩が4年間ずっと事務作業しかさせてもらえていなくて、もう無理だなと思い転職を決断しました。
なぜWebエンジニアになろうと思ったんですか?
ものづくりが好きというのが1番です!あとは色々なスキルを身につけられる仕事に就きたかったという理由もあります。
やはり同じ作業しかできないと市場価値が下がるという風に考えているので、頭を使い日々成長できる職につきたかったという気持ちがあったんです。
IT業界はどんどん新しい技術や環境になるので、常に勉強が必要で自分にはぴったりだと思います。
転職活動時に不安はありましたか?
あまり綺麗な経歴では無かったので不安は常にありました。
書類が通ったとしても面接にほとんど受からなくて、働きたいなと思っている企業の面接にやる気を持って挑んでも、不採用通知しかもらえず苦労した時期があったので…。
あとは、前職と同じようにエンジニアとは無関係の業務をさせられたらどうしよう…という思いはありましたね。
ただ、キャリアアドバイザーの和田さんが、メリットだけでなくデメリットも含めてとても丁寧に企業の紹介をしてくださったので、以前よりかなり安心して選考に臨めました。
未経験でも、ユニゾンキャリアを利用してエンジニアへ転職できた方がたくさんいます。
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